歎異抄に聞く会(第9回)
平成31年2月23日(土)開催

(参加者7名+坊守+住職)

こんなプランでお話いたしました

● 念仏、『正信偈』(同朋奉讃式) 唱和

● 音読: 序文 〜 第10章 (毎回ご一緒に音読します)
                音読は、ゆっくりと散歩する気分で

● 第4章

 この章では「慈悲」について説かれています。これまでの各章で説かれていたことも合わせて、一言で申しますと、次のようになります。

        序: 「真信」(真の信心)
      第1章: 弥陀の本願(誓願)
      第2章: ただ念仏のみ
      第3章: 悪人(凡夫)の救い
      第4章: 真の慈悲

 『歎異抄』は、(序)「真の信心」を説いています。「真の信心」は、(第1章)「弥陀の本願」を信じること。具体的には、(第2章)「ただ念仏のみ」です。その眼目は、(第3章)「悪人(凡夫)の救い」にあります。
 生きとし生けるものへの「真の慈悲」のこころも、念仏を称えて、自ら救われ、仏に成ることでしか、実現されない。そのことを説いているのが、この第4章です。
 仏教は、仏の説かれた「成仏」の教えです。つまりは、此岸から彼岸に向かう教えです。このことをはずしては、仏法の言葉は聞こえてきません。

● 座談会: (お気楽に、なんでもお話しください)

● 次回のご案内: 第10回 4月27日(土)午後2時〜4時
     (3月は休みます。3月21日の彼岸会にお詣りください。)

● 念仏 唱和