書と人 小林秀雄
なぜだかわからないが、小林秀雄に凝ったことがある。
文章は難解であるし、何を言っているのか理解できないことも多かったが、読み込んでしまった。
小林秀雄との出会いは、学生時代の後半からサラリーマンをやっていた時代だから20歳前後だろ
うと思う。
今でも本棚には小林秀雄の本がずらりと並んでいるが、手に取ることは少なくなった。
昔は、会社帰りの焼き鳥屋で一杯やりながらこんな本を読んでいたんだなあ。
少なくとも純真多感であった私が、これらの本に人格形成されたのは間違いない。
だから、少し理屈っぽくなったのかな・・・。
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考えるヒント 著者:小林秀雄 文藝春秋
常識の働きが貴いのは、刻々新たにまるで行動するように考えているところにある。
しかし、事が公になって、一たび社会を批判し政治を論じ文化を語るとなると、同じ
人間の人相が一変し、計算機に酷似してくるのは、どうしたことであろうか。
※本文「常識」より
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私の本棚
常識について 小林秀雄著 角川文庫★★
無常ということ 小林秀雄著 角川文庫★★
人生について 小林秀雄著 角川文庫★★
私の人生観 小林秀雄著 角川文庫★★
本居宣長 小林秀雄著 新潮社★
小林秀雄講演 新潮カセット文庫★★
小林秀雄 江藤淳 角川文庫★
論考 小林秀雄 中村光夫著 筑摩書房
小林秀雄の流儀 山本七平著 新潮社
小林秀雄必携 吉田ひろ生編 学燈社
文芸読本 小林秀雄 河出書房新社
新潮日本文学アルバム 小林秀雄 新潮社
現代の随想 小林秀雄 井伏鱒二編 弥生書房
悲劇の解読 吉本隆明 ちくま文庫★
小林秀雄全集別巻U 新潮社
小林秀雄 日本文学研究資料 有精堂
生きること生かされること 兄小林秀雄の心情 高見澤潤子著 海竜社★
兄小林秀雄との対話 高見澤潤子 講談社現代新書
兄小林秀雄 高見澤潤子 新潮社
レクイエム小林秀雄 吉田ひろ生編 講談社
諸君!1983.5号
中央公論1983.4号
文学界昭和58年5月号
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