肛門手術を外来通院で

日本人の10人に4人までは肛門に何等かの異常があると言われます。従来入院手術が必要であった肛門手術を出来るだけ患者さんに時間的、経済的負担をかけなくて済む外来通院手術で治療するように心がけています。もちろん原則は手術なしでの治療です。また、どうしても入院手術が必要で当院で対応出来ない場合には適切な専門医を紹介させていただきます。

 

肛門疾患の予防は便秘や下痢を防いで「おなかの調子をよくすること」につきます。肛門に坐薬や軟膏を使用するだけでは十分ではありません。局所治療と同時に当院独自の整腸剤の服用など内科的治療も肝要です。

 「痔」だと思っていたら「大腸(直腸)癌」だったということが時々あります。最近日本人に増えている大腸癌では肛門部からの出血でない下血(血便)が必ず起こってきます。大腸癌が心配だが診察はどうもと仰る方はまず潜血検査(眼に見えない下血があるかないかを調べる検便)を受けて下さい。診察(直腸診)はそのあとから必要があれば受けられるとよいでしょう。