高木茂のホームページ アルコール依存症について02
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4月6日

昨日の新聞に世界自然保護基金(WWF)が商業捕鯨再開を容認する見解を明らかにしたという記事が出ていました。
鯨といえば、私の子供の頃には「牛肉」に代わるタンパク源として豊富に出回っていましたが、いやな食べ物の代名詞みたいで「えー!またクジラ?」と顔をしかめるくらい庶民の食卓には鯨の肉がよく登場しました。(給食は毎日のように)だから、私達食糧難の時代に育った者は鯨のおかげで今日あるといっても過言でないくらいお世話になりました。
その後、日本などの捕鯨国による鯨の乱獲による絶滅の危機を回避するため1982年の国際捕鯨委員会(IWC)で一時捕鯨禁止が採択され、庶民の口には鯨が乗ることは皆無、一部で「通の味」としてお目にかかる程度の、絶品で貴重品となってしまいました。
鯨の保護については、お国柄による動物観の違いから始まり、自然保護や生態系のバランスの問題へと発展し、賛否両論の中我々の知らないところで捕鯨禁止という最も安易な選択がなされ現在に至っています。
アメリカをはじめとする反捕鯨国は鯨を聖獣視し、「人道的捕殺がなされていない」「捕鯨は倫理に反する」ということを主張しています。
その反捕鯨国もかつては、大規模に捕鯨をしていましたが、食用ではなく鯨油の採取が目的でした。だから、石油や他の食用油が出回り、産業として成り立たなくなったため、自然に捕鯨を止めたというのがほんとのところかも知れません。
一方、日本では肉を主体に丸ごと利用し、また、鯨肉に対する強い嗜好があるため、現代でも立派な産業として成り立つといわれています。
日本の乱獲が鯨を絶滅させ、海洋の生態系を変えてしまうという考え方と、適度に捕獲しないと、繁殖した鯨が大量の魚を食べてこちらの方が問題だととする意見がまっこうから対立して、結論が出ないままでしたが、このほど世界自然保護基金が商業捕鯨再開を容認する見解を出したものです。
折から4月25日に下関で開幕される第54回国際捕鯨委員会(IWC)年次会合にも大きな影響を与えると注目されています。
伝統的な捕鯨国である、アイスランドとノルウェーではすでに1993年から捕鯨を再開していますが、日本のように欧米諸国からの反発は全くないということです。
ひょっとして、近い将来に私達庶民にも再び鯨の肉が食べられる日がかるのかも?
でも、豊富に出回ったら、またまた「いやな食べ物の代名詞」にされるのでしょうか。
何事もほどほどがおよろしいようですね。
なぜか、ときどきくそまじめなことを書くこのメルマガですが、傾向的に忙しいとき、そして疲れているときにその度合いが強いようです。そうです、私はとてもお疲れです。
でも、元気です。週末をゆっくりと充電期間にと思うのですが・・・・・・・・?

 

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4月13日

桜の花が例年になく早く開花した今年の春ですが、また少しひんやりとした日が続いていますね。
最近の空はなんだかどんよりしていて、周りの山の緑もなんとなくかすんでるみたいですが、霞ではなく「黄砂」なんですね。
これは中国の文化と密接な関係のある大陸黄土地帯で発生した砂塵嵐によって巻き上げられた黄砂が西風に乗って飛来するもので、その経路や速さはその時の象条件などによって多少異なりますが、発生地から日本まで3,000〜4,000キロの距離を3〜4日で到達するそうです。
今年は日本全国で連日のように黄砂が観測されていますが、京都ではこの前の水曜日、10日の砂塵はすごかったみたいですね。
野外に止めた車には黄土色の砂がいっぱい、洗濯物もなんとなく黄ばんだような、そして、ざらついた感じ、屋根瓦には土埃がいっぱい積もっていました。
今年の京都の黄砂は2月7日に初めて観測され、10日で9回目になるそうですが気象台によると「偏西風がちょうど日本の真上を通っていて、ここ何日かはとくに黄砂が目立つ」ようです。
史上最悪の黄砂が日本を覆っているといわれており、全国で、小学校の休校をはじめ、航空会社、産業現場、農家での被害が相次いでいます。
中国の産業化が進み、最近の黄砂には酸化窒素、二酸化いおうのような汚染物質も混ざっているという専門家の指摘もあるみたいで、空が黄色い日は「なるべく屋外活動の自制を」という呼びかけている学者もいるくらいです。
近い将来には、「黄砂情報」や「黄砂警報」なんていうのが発表されるかもしれませんね。
冬の光化学スモッグが終わったと思ったら、花粉の季節、そして春から夏にかけては黄砂・・・・・雨、雪、雹、あられなどの自然現象に加えて空から降ってくるものも時代とともに様変わりです。そのうちの砂金が降ってくるかも?乞ご期待!
 

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4月20日

いつものように私のホームページを見た人からメール が届きました。
ろくに更新も出来てないし、ちょっと暗くてくそまじめなコンテンツですが、結構、相談や質問のメールが寄せられています。
私も可能な限り、その人の立場に立ってお返事を書くようにしています。
昨日来たメールは、大学の福祉学科の学生さんからです。
「あなたのホームページの内容を研究論文で使いたいが、そのまま引用すると著作権の問題もあるので転載や引用について同意がほしい。」という内容で、更にアンケート形式の質問の空白を埋めてほしいということで、かなりつっこんだ内容です。その答えをつなげれば小論文が出来そうな・・・・・
いつものように、気安くOKをして、質問にも答えようと思ったのですが、「研究論文」という用途を考えて答えるのを止めました。
代わりに送ったお返事は「ご自分でお調べください」という内容です。
ホームページ公開の趣旨からも、寄せられる質問には出来る限り答えるようにしていますが、自分の研究論文に使う文献まで「ちょっと教えて」というのはあまりにお手軽な態度だと思ったからです。
とびきりむづかしい内容で文献がなく、情報もないという分野でもないし、ちょっと専門書を読んで勉強すれば、質問にある内容ぐらいなら書けるはずそれをゴーストライターのように人に書かせるのはどうかと感じたのです。
最近は「無料で出来るホームページ」といった本や雑誌の特集をよく見かます。そのためかなんでも「無料」が当たり前と言う変な風潮が蔓延しているように思えます。
素材やコンテンツそしてノウハウを提供する方々にしても、それを作るまでには手間も時間もかかっているはずです。それを提供するのは一種のボランティア行動であると思います。
提供されること自体「有り難いことのはずなのに、どうも「提供するのが当たり前」という前提で連絡をしてくる方が多いのには驚かされます。
少しお手軽過ぎないかなとも思います。ものが見つからないと言うわけではないし、図書館にでも足を運べばすぐに解決する様な内容まで、調べる前に「教えて」と言うのはどんなものだろうかと考えます。
真面目に取り組むならどんなことにだって当然それ相応のコストがかかります。それはお金であることも労力、時間である場合も・・・・・
労なくして成果を上げること、それは一見効率的と見えますが、苦労して得たものには、代え難い喜びと感じられるとともに、その人を高める強い力となるのではないかと思います。
なんて柄になく偉そうなことを言っている休日の朝です。ちょっとお疲れ模様のおじさんです。すみませんm(_ _)m
 

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4月27日

さわやかな初夏となりました。あと4日で薫風かおる5月です。
むせぶような新緑のかおり、そして抜けるように碧い空、鯉のぼりが、おなかをいっぱいにふくらませて誇らしげに大空を泳ぎます。
でも、最近の京都はいらかの屋根がほとんどなくなってビルの谷間に、形見が狭そうに、そしてちょっぴり寂しげに空を見上げている鯉が多いようですね。
中には高層マンションから見下ろされているかわいそうな鯉も・・・・・・でも、鯉は淡水魚の王、腐っても鯉(?)、別名出世魚です。
鯉が滝をのぼると龍になるという中国の故事から「登龍門」の言葉と共にめでたい魚とされてきました。
鯉のぼりは、もともと、庶民の家の玄関前に幟(のぼり)や吹流しを立てて祝ったことにはじまります。
やがて厚紙で作った兜や人形、紙や布にかいた武者絵などを飾るようになりました。そして、江戸の中ごろには、武士の幟に対抗して、町人の間で紙や木綿などの鯉幟が盛大に飾られ、以来、男子の無事成育を祈る初夏の風習として現代にいたるまで連綿と続けられてきたのです。
いくつになっても、四季折々、節目ごとの昔ながらの行事やしきたりは改めて京都に住んで良かったなと実感させることが多いようですね。
おひな様と同様に、時代は変わってもせめて年に一度は武者人形を飾り、鯉のぼり達を大空に放ってあげたいものですね。これって、昔人間の郷愁なんでしょうか。
「目に青葉、山ホトトギス初がつお」目にするもののすべてが萌葱色に映えて、何となくこころ新たな気分になる初夏。やがて来るジメジメした梅雨を元気で乗り切れるように、GWをたのしく過ごして明日への鋭気を蓄えておきましょう。
屋根より高い鯉のぼり大きな真鯉はお父さん小さい緋鯉は子供達おもしろそうに泳いでる
 

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