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6月1日

今日から6月。うっとおしい梅雨が近づいてきましたね。
梅雨というのは、もともと季節を表す言葉で、今日からが梅雨で、明日から真夏という境目はないのですが、マスコミが梅雨入りの日と梅雨明けの日にこだわってきたため、いつしか、気象用語として「梅雨入り宣言」なんてけったいな言葉が生まれました。
「五月雨(さみだれ)をあつめて早し最上川」これは松尾芭蕉の有名な一句ですが、この五月雨こそが毎年、夏が近づくと必ずやってくる、梅雨のことです。
梅雨という言葉は、元々、中国から来たと言われている。一説によれば、東シナ海へ注ぐ中国でも第一の大河「長江」の流域で、梅の実が熟す頃、大雨になることから「梅雨」と呼ばれるようになったそうです。
梅雨とは、広辞苑(講談社)によると「6月上旬〜7月中旬にかけて日本・朝鮮半島南部・長江流域地方(中国東部)に起る雨季」とされています。
そもそも梅雨が起きるのは、簡単に言うと2つの高気圧ができるのが原因です。
日本の北にある冷たく乾いた大陸性の「オホーツク海高気圧」と高温多湿な海洋性の「太平洋高気圧(小笠原高気圧)」です。この2つが押し合い・混じり合いして、2つの高気圧の間に梅雨(ばいう)前線ができるのです。そして、このバランスが大きく崩れると梅雨前線が消滅し、梅雨明けになるというぐあいです。
マスコミがどうしても梅雨入りと明けの日を言わせるようになってからそう長い歴史はないのですが、京都の梅雨入りの平年値は6月6日、梅雨明けは7月16日とされています。ところが、わずか過去35年だけを見ても、梅雨入りの最も.早いのは 5月22日、梅雨明けの最も遅いのは 7月31日という記録があり、梅雨入り宣言なんてのは極めて曖昧でナンセンスなものだということがわかります。
うっとおしくて、時には水害や土砂災害をもたらすため嫌われ者の梅雨ですが、この雨が私達にとって、貴重な水資源であることは今更言うまでもないこと。
梅雨時期の降水量は、なんと年間降水量の1/3にも及びます。もし、梅雨がなければダムの貯水量は減り、夏場に水が少なくなって大ビンチです。
しかも、梅雨のネタである上空のジェット気流は、冬には日本海側へ豪雪をもたらし、これが雪解けすると川やダムへ大量に流れて、水資源となるのです。
6月はJUNE、ローマ神話の女神ユノー(Juno)が語源だそうです。
日本では、水無月ですが、農事がすべて済んだので「みなし月」、日照りが続いて水が無くなるので「水無し月」、稲の実がふくらむ時期の「実の成り尽き」が「みな月」になった、などの説があります。
いずれにしても、やがて来る今年の梅雨は、恵みの雨であってほしいものですね。「いやな雨」と「恵みの雨」はまさに毒と薬の関係、薬も過ぎれば毒となるのとよく似ています。梅雨の雨が牙をむき出さないように!ここでまた出てくる言葉が「備えあれば憂いなし」です。やがて来る大雨のシーズンに備えて、洪水や土砂災害にみまわれないように、知恵と備えをお忘れなく。

 

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6月8日

不快指数と言う言葉が聞かれる季節となりました、
ここしばらくホントに蒸し暑い日が続きますが、今年の夏は猛暑になるとか。それでなくても過ごしにくい京都の夏、毎日高い不快指数が続くことでしょう。うんざりITブームのピーク、昨年の 3月に策定された「e_Japan重点計画」の具体的施策を進めるため、電子政府関連3法案が8日中に国会に提出されることとなりました。
この3法案は電子政府・自治体構想の一環として、03年度までに各種の行政手続きをオンラインでできるようにする内容で、行政手続オンライン化法案、同整備法案、本人確認の電子証明書を発行するための公的個人認証サービス法案の3つです。住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の対象事務は現行法の93から264に大幅拡大され、オンラインを通じできる行政手続きは、約4万5000事務にもなります。
今回の法案は、長期に亘り論議されている国民総背番号制との関連で何かと問題を含んでいますが、住基ネットが稼働していない段階で、利用範囲を広げるというやり方に、将来のなし崩し的な拡大と暗黙の背番号制の導入準備と疑念を持つ声もあるそうです。
一方で、今年2月に施行された「地方公共団体の議会の議員及び長の選挙に係る電磁的記録式投票機を用いて行う投票方法等の特例に関する法律」ありますが、こちらの方は、最終的には選挙をコンピュータで、そして的には投票所に行かず、個人の所有するコンピュータ端末を用いて投票することを査定としていますが、第一段階は、投票所で電子投票機をもちいて投票する方法が12月頃から導入されることになっています。
こちらの方も、高くつく(1台40万円)割りに時間短縮が図れないと各自治体は困惑気味ということです。
オンラインをはじめとする事務の電子化は、個人情報の保護が最も重要な課題であるとされていますが、通信回線をはじめとするインフラのハード・ソフトの設備の信頼性、データの管理と保存、更新など多くの心配事を残したままの見切り発車と思えて仕方ありません。
最新の通信機器が理由もなくあるいは、人的なミスでパンクしてオンラインが止まってしまったり、大規模なデータが一瞬にして消えてなくなったり、盗まれたり、改ざんされたり・・・・・抜本的な解決策は未だ確立していません。
電子マネーが普及しないのも当たり前のことですね。
家にいながら、何でもパソコンでできてしまう・・・・・なんて、いくらPCが好きな私でも今一です。長引く不況対策の打開のため苦し紛れの景気浮揚対策の一環なんでしょうけど、それをITに求めるのは軽率だと思うのは私だけでしょうか。
 

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6月15日

うっとおしい季節になりました。蒸し暑くて雨の多いこの時期ですが。今でないと楽しめないもの、植物ならアジサイ、動物では昆虫の「ホタル」です。昔は、京都の町中というより家の中でもホタルがふわりふわりと入ってくることも珍しくありませんでしたが、公害と都市開発で一時都会では全く 見られなくなりました。
公害対策が進んで川の水かきれいになったことと、ホタルの風情を愛する人々の熱心な運動(河川美化やホタルの養殖)が実り、京都の町中にホタルが帰ってきました。
初夏の夜を彩るほのかな光は求愛のしるし、その神秘な光と揺らぎは私達の心に癒しを与えてくれます。あなたも今しか見られない幽玄の世界を求めてホタルワッチングはいかがですか。
ホタルは、昆虫の仲間で世界には約2000種、日本には46種ほどいるそうです。
代表的なゲンジボタルとヘイケボタルは幼虫期を水中で過ごし、卵、幼虫、サナギ成虫期と一生発光し続けるめずらしい習性を持つホタルです。
【ゲンジボタル】は日本で見られるホタルの中でもっとも大きいホタル。大きなオスは3cmぐらいまで成長します。背中は黒、胸の背中側が赤く、十字の黒い線が見られます。
そして、【ヘイケボタル】は全体的に丸く、背中は黒、胸の背中側が赤く、はっきりとした黒い線でゲンジボタルと区別することができます。
ホタルの幼虫や成虫は、もちろん良好な自然環境の中でしか生息しません。絶対条件は、もちろん水の豊かな清流があるということです。
<ホタルはどうして光るの?>と聞かれてちゃんと答えられる人は少ないのでは?
そこで、簡単に能書きを・・・・・ホタルお尻には「発光器」があります。発光細胞の中で発光物質の「ルシフェリン」が酵素ルシフェラーゼの働きにより酸素と化合して発行するという極めて化学的な反応によるものだそうです。できた光は反射層で反射されて、透明な表皮を透かして外へ放たれるというわけです。
ホタルの光はほとんど熱を出さない560ナノメートルの波長で光り、冷光(れいこう)とよばれていますが、風で消えず、水にも滅しない理想的な光とされています。
ホタルの光りを集めて勉強をしたという話がありますが、研究が進めば、ホタルの光る原理を応用した、熱を出さずに、風や水でも消えないという夢の照明、文字通りの蛍光灯ができるかもしれませんね。まさに、ノーベル賞ものでは?
最後に、蛇足ですが、光りを出すホタルはオスのみと言われていますがこれは間違いです。メスのホタルの多くは飛ばないというのが正解です。メスが飛べないのは、見た目が幼虫のような姿で、翼がないからです。光ったりニオイ(フェロモン)を出してオスをじっと待っているのです。だから、飛んでいるのはオスだけなんです。
どこへ行けばホタルが見られるの?そうですね、京都市内のほとんどの川にホタルが戻ってきています。鴨川の上流、高野川、静原川、桂川などはもちろんですが、町の中の川、たとえば高瀬川の二条と御池の間、白川の三条より北などエッ?と思うようなところでホタルが見られます。夜歩きは危険かもしれませんが、自転車で川辺をめぐり幻想的な光りを求めるのも一風あるのではないでしょうか?ホタルの宿はあえてお知らせしません。ご自分でお探し下さい。
 

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6月22日

昨日は21日は夏至でした。夏至ってどんな日だか正しくご存じですか?
昼の時間がいちばん長い日、とよく言われていますね。
日の出と日の入りの時刻は毎日、ほんの少しずつ変わっています。実際、太陽が出るのがいちばん早い日は14日で太陽が沈むのがいちばん遅い日は29日です。、
夏至という日は、日が出るのがいちばん早い日と、沈むのがいちばん遅い日のちょうど中間なんです。
昼の長さが一年のうちでいちばん長い、というのは合っているけれど、一年のうち太陽が出るのがいちばん早くて沈むのが遅い、というのは間違いなのです。
正しくは、太陽が北回帰線(北緯23度27分)上に来る日で,この日北半球では
昼が最も長くなります。シェイクスピアの作品に「真夏の夜の夢」というのがありますが、この「真夏」(midsummer)とは夏至のことをさしているそうです。
その、夏至の日、沖縄気象台は、沖縄地方の梅雨明けを発表しました。昨年と同じで、平年より2日早い梅雨明けです。 近畿地方は、今年も空梅雨だそうで、この夏は小雨高温ということで例年にも増して過ごしにくい夏となりそうですね。
話はがらっと変わりますが「表現の自由」を脅かす、と批判を浴びている個人情報保護法案が、今国会で成立しない見通しとなりました。IT化時代の到来に合わせ、個人に関する情報の数々をプライバシーなどの人権に留意しながら適正に管理、運用するための法規制が急務であることは誰も否定しません。
情報の電子化は、手書き時代に比べて検索、収集、複写、転送などを飛躍的に簡単にしたため、逆にハッカーの侵入まで想定しなければならなくなっています。
この法案は本来そうした社会的な要請に応えるはずだったのに、欠陥ばかりが指摘される結果となったのは、「個人情報」の定義を明確にしないまま法案作りが進められたためだと言われています。
新聞社などを個人情報取扱事業者と位置付けて、報道活動を規制対象とする内容になったのも、定義があいまいだったからなのでしょう。
折から防衛庁が情報公開請求者の身元を調査してリストを作成していた事実が発覚して、心配されるのは、各官公庁が職務上、権力機構を通じて集めた個人情報を乱用しかねない、という明きらかな危険の存在です。
これまでの論議を通じて「個人情報」と呼ぶべきものは多種多様で、今後の科学技術の発展などによって増加することが分かってきました。同時に、規制の必要が生じるのは、保有者が官公庁であれ民間業者であれ、収集、記録された際の本来の目的から離れて転用されると、人権上の問題を招きかねない情報であることも理解されてきました。
ことの重大性、後生への影響などを十分に考えた、悔いを残さない「個人情報保護法」をつくるためには、現実的な論議が必要だと思います。ややもすると何でもかんでも「個人情報」とか「守秘義務」とかいう言葉で片づけてしまうことが多いようですが、これを機会に「個人情報」とはいったい何なのかを明確にするところから、改めて検討が加えられることを期待するものです
 

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6月29日

今年も一年の折り返し点がやってきました。 毎年思うのですが、時の経つのは速いのですが、特に1年の前半の6ヶ月の速いこと・・・・・・!
この半年いったい何をしただろうと考えると、ますますわからなくなる、その時々の時間の流れの感じ方の違い。
俗に楽しい時間は短く感じ、つらい・苦しい時は長く感じるといいますが、単純にそうでもないようですね。何はともあれ、一年の半分を無事で過ごせたことに感謝をするとともに、7月からの半年を有意義に過ごさなければ・・・・・
京都では、6月30日に、各神社では半年間の無事を感謝し、残り半年間の息災を願う"夏越しの祓え(なごしのはらえ)"という神事が行われます。
そして、京の和菓子「水無月」を食べるのが習わしとなっています。この日水無月をいただけば、悪疫や災難を防ぎ、暑い京都の夏を無事すごせるという習慣が今も息ずいているのですね。
そして迎える7月。文月(ふみつき)です。中国では古くから7月7日に書物の虫干しをする行事があり、日本ではこの日は「文開く月」となり、それが「ふみつき」になったといわれています。また稲穂が目立つ時期から「穂見月」という説も。
草花は、びゃくれん、水芙蓉、ほうせんか、蘭、さるすべり、松葉ぼたん、尺咲ダリア、ベゴニアなど、そして、これからよく聴く言葉は、盛夏、真夏、猛暑、灼熱,
涼風、稲妻、打ち水、中元、蝉しぐれ、山開き、夕立、真夏日、不快指数・・など
七夕を筆頭に文月は夢のある月で一年中で私がもっとも好きな季節です。
水蜜桃、あんず、スイカ、トマト、かぼちゃ、ナス、さやいんげんなんて言葉に郷
愁を感じるのは、年を取った証拠なんですね。(;O;)
 

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