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2003年土曜コラム

3月1日

早や3月、「弥生」ですね。すべての草木が春の陽気に恵まれて生い育つという意味を持つ弥生・・・・・やがて来る桜の季節に先駆けて春を告げる最初の行事は「ひな祭り」そして、春のお彼岸まで、何かが変わるこの季節・・・・・あなたの春はどんな春?
京都は今年も観光シーズンを迎えますが、京都観光の泣き所は交通事情です。狭い路にひしめく車の嵐、観光客ならぬ私たちも頭にくることも少なくありませんね。
そんな京都にぴったりの交通システムLRTに注目が集まっています。
LRTとは、Light Rail Transitの略で、簡単に言えば新しい路面電車のことです。昔ながらの路面電車のイメージを一新した、新しい交通機関で、騒音が少なく、静かで速い、低床式で乗り降りがしやすいといった特徴があり、環境問題や交通渋滞・駐車場不足に悩む都市の交通政策の新しい試みとして、ヨーロッパなどで積極的に導入されています。
そもそも、日本初の路面電車は1895(明治28)年、琵琶湖疏水による発電を利用して、京都で走り、戦前のピーク時には全国65都市で、路線延長1400キロにわたって走ってました。でも、マイカーが普及し、渋滞が激化した1970年代に賛否両論の論議の中で次々と廃止され、現在では日本の路面電車は18の企業・自治体となり、総延長距離も約240キロにすぎないそうです。
LRTが注目を集める理由のひとつは、エネルギー効率の良さです。
輸送量当たりの二酸化炭素(CO2)排出量は、鉄道を100とした場合、LRTは150。バス(200)やマイカー(760)と比べて効率がよく、地球温暖化防止にも貢献できるということです。
また、1キロ当たりの建設費が地下鉄の250億円、モノレールの100億円に比べて、10−20億円と極めて安くなっています。輸送可能人数も、バスの1時間3000人に対して1万5000人と大きく、都市圏での大量輸送に適しているということです。
さらに、都市の空気を汚さない、地下鉄より駅間が短く、階段の上り下りがない、低床型なら乗降しやすく、高齢者にやさしい・・・といいとことづくめでのLRT、京都では、京都商工会議所が一昨年秋にLRT導入を府、市に提言したのをはじめ、市民団体が導入の糸口を探る研究会などを続 けています
交通システムに詳しい北村隆一京都大教授(土木システム工学)は「LRTは、環境と高齢者福祉、観光、商業を両立させる可能性がある。
『京都の都市交通はこのままではいけない』と多くの市民が感じている。今こそ一歩を踏み出すとき」と提言しておられます。
日本で最初に市電を走らせ、その市電が惜しまれながらも京都市の手によって全面廃止されてしまった今になってから、またぞろでてきた「LRT導入の論議 」何か割り切れないような憤りを感じるのは昔人間だからでしょうか?
 

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3月8日

三月のお天気の裏切りはひどいものですね。「三寒四温」という言葉がぴったりの今の季節。
当に気候の変動が激しい毎日ですね。3月になってからの雪にも驚かされましたね。やはり、お彼岸がすまないとといわれますが、今年のお彼岸は3月21日(金)です。
春分の日は3月21日に決まってるじゃないの?というのは間違っています。3月18日から3月24日までの1週間を「春のお彼岸」とされていますが、この1週間のまん中の日が「春分の日」です。
天文学で「春分点」と呼ばれる点を太陽が通過する日のことで、だいたいは3月21日あたりになります。むづかしい話はさておいて、春分の日は年によって違っていて、ちなみに来年は、3月20日となリます。
お彼岸は春と秋の2回ありますが、一般に「彼岸」と言えば春のことをさします。
もともと、彼岸とは「向うの岸にたどりつく」ということを、簡単にした言葉で、わたしたちのいる世の中を、この岸と書いて「此岸」と言いますが、お彼岸には、彼岸と私たちの住む此岸に架け橋ができ、西の極楽浄土にいるご先祖との面会の許される日です。
せめてお彼岸にはお墓参りを忘れずに・・・・・
なんだか、お坊さんの法話の始まりのようですが、京都の春はまだまだ。
「菜種梅雨」がきて、「奈良の東大寺二月堂のお水とリ」にぐっと冷え込んだうえ、とどめにもう一度「比良の八講 荒れ終まい」(このころに名残雪が舞います)を終えて、やっと春がやってきます。四季あればこその贅沢ともいえますね。
やがて「都をどり」のポスターが上がると人の足取りも色めいて、赤貝のぬた、蛸の桜煮、海老の青葉巻き、鯛の造り、桜粥・・・・・草萌ゆる春、どこからか春の香りが漂ってきませんか?
春は美しい日本語がたくさんあることを再確認する季節ともいえますね。
「花粉症」が春の代名詞になりそうな近年ですが、四季の移ろいにある「美しい言葉」を後の世代に語り継いで行くことも私達の努めではないでしょうか?
春はあけぼの。やうやうしろくなりゆく山ぎは、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。<枕の草子第1段より>
 

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3月16日

今日3月16日(日)から23日(日)までの9日間亘って、京都・滋賀・大阪の三都を舞台に「第3回世界水フォーラム」繰り広げられます。
皇太子を迎えての今日の開会式で、昨日から京都はムードが盛り上がり始めました。関連行事やイベントも盛りだくさんです。
その昔京都盆地は湖の底であったといわれています。北と東の山々から運ばれた土や砂が積って盆地が形づくられました。北から南にかけてなだらかな傾斜を大小の川が網の目のように流れていました。ここに都がつくられてからこれらの川は治水事業で整備され流れを変えながら、今日までまちづくりと、産業に活用されてきました。
京都盆地はまた地下水脈も豊富で、多くの良質の名井や名水が生まれました。
今も現存し利用されているこれら名水は、日本文化を代表する「茶道」をはじめ、食文化や造庭などを育んできました。千年以上もの歳月をかけて築き上げらた京都の文化は、水なくしては語れないものばかりです。
干ばつのときでさえ枯れない龍穴とされた泉「神泉苑」、多くの恵みをもたらした「鴨川の流れ」、江戸時代に開削された「高瀬川の水運」、明治維新築かれた「琵琶湖疎水」、千利休を初め多くの茶人が汲んだ「六条佐女牛の井」平安時代より酒造の水となっていた「伏見(伏水)の名水」等々数え上げればきりがないくらい・・・やはり「水のみやこ京都」ですね。
「水問題解決のために・・・」水フォーラムについては、ここしばらく新聞紙上をにぎわすことと思いますが、そう真っ向から難しいことを考えなくてもこれを機会に「命の水」について、身近な側面から考えてることも決して無駄なことではないのではないかと思い
 

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3月22日

いよいよ恐れていた「イラク戦争」が始まりましたね。
いまさらとやかく言う気持ちはありませんんが、武力放棄をしないから「世界平和のために」武力行使をする・・・・戦争の是非の前に「論理矛盾」とアメリカの大国エゴに世界中が追従させられていることに憤りを感じ、テレビの「ゲーム観戦」感覚の報道につくづく嫌気がさしてきました。
意地や理屈やはさておいて、争うことにしか解決策のない泥沼ゲームが一日も早く終局することを願って止みません。
話はがらっと変わりますが、先日、停年退職を前にして、防災対策の仕事を共にした人たちが「送る会」を催してくださいました。
これまで、多くの人達の送別会に参加してきましたが、まさか自分が送られる立場になる日がこんなに早くやってくるとは思ってもいませんでした。
34年の役所生活のうち24年が「防災対策」というとで、私がじっとしてる間に出入された皆さんが私のために一席設けてくださったのです。
何も出来なかったばかりか、逆に迷惑ばかりかけた皆様が、心からの笑顔で送って頂き「人の絆」の大切さとすばらさを改めて感じさせていただきました。形式張ったことの嫌いな私、そしてお酒を断っている私に配慮していただいたこともほんとにうれしいひとときでした。
なかなか実感の沸いてこない「定年退職」ですが、この催しが一つの区切りとして心の整理をつけてくれました。
そして、「後悔」することなく「夢」を持って生きてゆく勇気と希望を与えていただきました。
4月からどうするの?はい、それは来週お話しすることといたしますが、「第二の人生」とか、「新しい旅立ち」などといった言葉が嫌いな私は、こらからも、今までと同様の生き方でぼちぼちと一日一日を大切にやっていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
いよいよ春本番、来週水曜日26日の「比良の八講荒れじまい」で一気に春がやってくるでしょう。
何度味わって新鮮で心惹かれる「お花見」も間近。皆さんはこの春、どんな夢を描いてお迎えでしょうか?
青空の下に咲き誇る桜を見上げるとき、いくつになっても毎年のように子供の頃に描いた夢が蘇ってくるのは何故でしょうか。
花は人間に現実を忘れさせるすばらしい力を持っているのでしょうか?
 

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3月29日

いよいよ桜が開花し始めましたね。
今年こそは・・・・と各地の桜の名所では趣向をこらして「短い花の命」で観光客を誘致しようと各種のイベントが企画されています。
ありきたりではありますが、人気の高いのはライトアップによる夜桜鑑賞。
白川円山公園のしですだれ桜や白川沿いの夜桜は有名ですが、近年新しいスポットとして人気絶頂なのが「清水寺」のライトアップです。
開花宣言に先駆けて京都で一番目の点灯が今日29日(土)から始まります。
数千本のソメイヨシノが灯りに照らされその中にくっきり浮かぶ本堂・舞台の輝きはまさに「値千金」、幻想的な雰囲気を醸し出します。
京都市内の各地でのライトアップの中でもひときわスケールの大きい清水の夜間特別拝観は、一見の価値があると思います。今清水寺では、243年ぶりに「秘仏奥ノ院御本尊三面千手観音」の御開帳も併せて行われています。
境内の桜はまだほとんどがつぼみですが、花を開かせ始めている木もあり、来週にはすばらしい映像が展開されることでしょう。春の宵の行楽プランに是非ご予定を・・・・
私事ですが、110号を迎えたこのメルマガは、私の約35年間の公務員生活最後のものとなります。3月31日には京都市役所で「退職発令」を受け、晴れて(?)民間人と相成る運びとなりました。
こうして、元気で今日が迎えられたのも皆様方のおかげと心から感謝いたしております。退職したら、あれもして、これもして・・・・・といろいろ夢をふくらませたいのですが、結局4月1日から私の生活は今までと全く同じということになりました。「公務員」の看板がなくなるだけで、籍も、仕事の内容も名刺もそのまま・・・・・ということで、なんだか、退職という実感がわいてきませんが、よく考えるとこんなありがたいことはない、贅沢を言ってはいけないと思いますし、今まで同様身体が続く限り努力をしていこうと心新たにしているところです。
どうか、これからも皆様方の、ご指導・ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
 

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