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走人ニュース220号〜232号より

楽しくもあり、苦しい鯖街道の“旅”

京都ランナーズから13名が出場

快晴の5月20日、第6回鯖街道マラニックが開催され、 藤田、浅野、林、丸井、岩佐、二宮、滝本、中浜、勝井、宮村、武内、北山、仲井の13名が参加しました。 このうち11名は小浜に前泊。北山、丸井の二人は朝早く京都を発ち、スタート地点で合流しました。 小浜市の泉商店街から京都出町枡形商店街までの80キロは大きな峠を三つ越える山岳コースで、 昔の商人の苦労に思いを馳せながらのマラニックでした。
当日は、京都市内でも30℃を越す真夏日となり、距離と同時に暑さとのたたかいで、厳しい条件の中でのマラニックとなりました。 そんな中で、宮村さんは昨年より記録は少し悪かったものの、順位を一つ上げて6位でゴール。 また武内さんは最近アキレス腱を痛めていて、今回は走ることができず、4時半のプレスタートとなりましたが、 途中slowjogを入れながら約11時間で完歩(走)されました。途中車でワープした者や鞍馬から電車に乗った者もいましたが、 6時ごろには全員ゴールし、例年のごとく出町駐車場の広場で賑やかに打ち上げを行いました。前日から泊まりで参加し、 2日間かけての楽しくもあり、苦しい鯖街道の“旅”でした。
 また、高橋夫妻、井上夫妻、法貴さん、高岡さん、谷村さんらがエイドで選手のサポートをされていて、 私たちも大変励まされました。ありがとうございました。
(走人ニュース232号,2001年6月10日より)


御所〜和邇(滋賀)マラニック 4月1日

花見にはちょっと寒く…

新鮮な刺身、豪華なちゃんこ鍋

晴れて気温が上がると思いきや、小雨がぱらつき冷たい風も吹く寒い1日となりました。 補助4名を含む22名でほぼ定刻どおりにスタート。何時ものように宝が池までは、皆で並んでのランニング。 綻びかけていた桜も、この寒さで咲いている木やらチラホラの木やら・・・北に上がるにつれ蕾を閉じている木が殆どになり、 花見には程遠い状況なり。宝ヶ池1周にまわったのは6名でした。「土井のしば漬け」では、最近絶好調の三木さんが快調に飛ばして、 トップで到着・・休憩もソコソコに途中越えに向かいました!!今年は宝ヶ池1周組が、早くに追いついて、 しかも殆どタイム差が無く!何時もより早めに店じまいをして、還来神社に向かいました。 初参加の人見さんも露原さんと一緒に無事途中越えを終え、膝の故障の為に残念ながら、 高岡さんがリタイア・・・久しぶりに参加された新婚の(!!)新居さんと、初代さんが和邇駅で帰られました。 例によって青木さんのお宅の庭をお借りしてちゃんこ鍋の用意をしていたのですが、冷たい風、 あまりの寒さに家の中で食べさせて頂くことになりました。鍋も煮えた頃に、原田尚さん登場!! 今日は走る時間には間に合いませんでしたよ〜〜
今年の宴会のいつもと違ったところは、最近ランナーズの1員になった北山さんが、包丁の腕を振るって魚をさばき、 新鮮なお刺身の有ったこと!おいしいさかなを食べながら、皆の抱負、今日の感想を肴に和気藹々の内に終ったのでした。
(山内、走人ニュース232号,2001年6月10日より)


第13回美浜・五木ひろしマラソン

給水とレース前の休養の大切さを痛感

アップダウンが続く五木ひろしマラソン。過去3回はバテバテのレースで、 今年こそ!練習量も倍増したし、1週間前の例会ではベスト記録も出たし、と意気込んでスタートしたのが大間違い! 最初の給水も取らずオーバーペース気味で、5km過ぎでもう疲労が・・・。 このままズルズルとペースダウンするのかな?と過去の記憶が頭をよぎったけれど、気を取り直し、ペースを戻す。 辛くて目をとじる。一瞬意識が遠のき楽に。寒気も・・。ラスト5km、お水飲んで、かぶってラストスパート。 走れた!目標タイムには及ばなかったけど、最後まで気持ちがきれなかったこと、 初めて9に入賞したことが収穫でした。
(三木 直子、走人ニュース232号,2001年6月10日より)


大会結果

美浜・五木ひろしマラソン(5月20日)

20k一般女子
  9位 三木 直子 1:38:40

舞鶴インターナショナル・デュアスロン(5月20日)

男子40〜44歳
  5位 土居 誉生  3:32:18
男子50〜54歳
 18位 大槻 裕治  4:17:46

第21回若狭マラソン(4月22日)

10q高校・一般男子
  41位	一  浩次	43:18
ハーフ一般男子
 203位	秋田 重夫     1:44:29

第4回日吉ダムマラソン(4月22日)

ハーフ41歳以上男子
   5位	松本 一之	1:20:24
  36位	北山 賢二	1:29:50
 165位	原田 孝一	1:42:48
ハーフ41歳以上女子
   2位	丸井 清子	1:34:42
  66位	吉澤 純	2:19:29
10q一般男子
   5位	木村 英和	36:01

第26回全国健勝マラソン日本海大会(4月22日)

20q男子14部
  10位	登尾 猪三郎  1:34:54

長野オリンピック記念マラソン(4月15日)

登録男子
  302位 奥村 昌弘 3:31:01

第14回小笠・掛川マラソン(4月15日)

フル男子30〜34歳
 375位	二宮 博昭	4:35:21
フル男子45〜49歳
  25位	仲井 秋雄	3:17:06
フル男子50〜54歳
  44位	木村 善則	3:26:27
  51位	浅野 松夫	3:28:16
 113位	林  登志雄	3:42:08
 235位	井上 進	4:04:48
フル男子70〜74歳
   1位	谷角 慶之	3:51:58
フル女子60〜64歳
   6位	津田 昌子	4:45:58
(走人ニュース231号,2001年5月13日、走人ニュース232号,2001年6月10日より)


第14回小笠・掛川マラソン

暑さにも負けず、風にも負けず参加者全員完走

“完走”の金字塔 ようやくやったと自分に満足! -- 津田 昌子

今回3回目の掛川フル、今回はじめて快晴に恵まれたけど、最高気温は28℃とのこと、 でも風が強く、暑さは少しも感じなかった。前半向かい風ですごく体力を消耗し、 楽しみにしていたイチゴの17キロ地点、イチゴの匂いがしてきたが、 イチゴは無く昨年より大分遅いのかなぁと少しがっかりした。途端に体が変になった。 キロ6分ペースで来ていたつもりだったが、21キロ過ぎたあたりから急に体がフッと軽くなった途端に、 今までの落ち込みを取り返す気になった。 (後半のことを考え、いかんと思いつつ、30キロ過ぎるあたりまで多くの人を抜いた。 35kqの給水で右足ウラがくつずれか?と、靴を脱ぎ、スポンジの水をかける。 その頃からだんだんペースが落ち、1キロづつ子どもの頃遊んだ陣取りのようにこなしていく。 坂は体力の消耗を考え、ちょっと歩く。そんな風につないでやっとゴール。 4時間42分台でゴール!!完走という金字塔、ようやくやったと自分に満足。 お待たせした皆さま、ありがとうございました。

マフェトンのたたり? -- 浅野 松夫

2月の終わりからマフェトン理論では禁止されている心拍130以上の練習、スピード練習、 坂道練習その他を中心に頑張ってきました。実は心拍計とにらめっこのゆっくり走に少々 飽きてきたせいもあったのです。今シーズン最後のレースを3時間20分以内という目標で 頑張ったのですが、私にとって平凡な記録(3:28:14)に終わってしまい、 その上昔痛めた骨膜炎が再発しており(大したことはありませんが)これは、 マフェトンのたたりかな?

素面で帰れず、八条口でいっぱい -- 滝本 純

体は正直です。ヘロヘロでゴールの4時間1分でした。家族に顔向けできず、 八条口でいっぱい飲んで、ようやく帰宅しました。でも仕事を忘れられたいい二日間でした。

3°25′を切れずとも楽しい2日間 -- 木村 善則

「篠山のかたきは掛川で」と臨んだ小笠・掛川マラソンは、十数秒の短縮で終わり 、3時間25分を切る目標はまたしても来シーズンへの先送りとなってしまったが、 久しぶりの泊まりがけの大会は天気も良く旅行気分も味わえて楽しい2日間でした。
スタート時は23℃、予想最高気温28℃と高い気温でのレースでしたが、 風が強く体感的には暑さはましで、1市5町を廻る周回コースのため追い風もあれば 向かい風もありで「幸い」もすれば「災い」もする、そんな気象条件の中、 京都ランナーズ参加者10名は全員完走、その中でも谷角会長がついに年代別で優勝の 快挙にゴール後の会場から京都駅へ着いてからと大いに気勢が上がり、 スポンジ状態の体にはビールが気持ちよく吸い込まれていきました。
列車の時刻やホテルの手配とお骨折りいただいた浅野さんそしてご一緒いただいた 皆さん楽しい2日間を有り難うございました。

今シーズン最後のレースで満足の走り -- 井上 進

相変わらずのタイムに終わってしまったが、結論を先に言うと、 非常に満足の走りが出来たと思う。何故なら、ゴール後の芝生に倒れ込んで、 約15分以上仰向けに寝転んでしまった。(正直に言うと、その間もうろうとしていた。) しかし、たった今まで(2q手前まで)前に走っている人を目標に戦えた自分が嬉しかった。 1q手前であの上り坂を登り初めて辛抱たまらくなった、これ以上無理をしたら自分が つぶれると思った。歩こう!道の両脇の見知らぬ人々が、「ゴールはそこよ!ガンバって!」 と言ってくれた。(これでいいのや、これでいい!)と心の中で叫びながら、 呼吸が落ち着いたら又走ってのくり返し、ゴールの直線だけは走らんとあかんと強く思った。 今シーズン最後のレースであったが、新しい走りが出来たと思う。

30q以降ペースダウン 次回に雪辱を -- 二宮 博昭

3月の篠山マラソンより記録は向上したのですが、 30キロ以降からほとんどジョッグになってしまいました。次のレースには、 納得のいく結果が出るように十分練習を積みます。皆さん、次回を楽しみにしてください。

2年半ぶりにフル完走 ビールと焼きそばが美味しかった -- 仲井 秋雄

98年の福知山以来のフルマラソンで、練習もあまりできていなかったので、 とにかく完走を目指して走りました。40キロくらいで左足にけいれんが起きそうになり 少しペースダウンした以外はほぼ予定通り4分30秒ペースで行くことができました。 ゴールした後、芝生の上で焼きそばとビールでくつろいだのが最高に楽しかったです。
また、10キロごとの通過タイムが瞬時に登録したメールアドレスに送信されるサービスがあり、 ゴールと同時に自分のタイムを確認できたのもよかったです。

70歳でフルマラソン初優勝 -- 谷角 慶之

第14回小笠掛川マラソン大会に私を含めて10名が参加しました (仲井、木村善、浅野、林、滝本、二宮、宮村、井上、津田)。 但し、井上、津田さんは当日開場で合流する。
前日、12時30分、京都駅に集合。京都→浜松まで新快速等を乗り継ぎ、16時38分浜松駅に到着。 市内のホテルで1泊した。車中では久しぶりにゆっくりとくつろいだ気持ちになり、 ランニング談義や世間話などをしながら、楽しい旅の気分を味わうことができました。 また、ホテルでの夕食後も試合前日を意識してか、アルコールを控えながらも楽しく過ごし、 違った意味で有意義な一時でした。
4月15日、午前6時起床。雲ひとつ無い快晴である。朝食をすませ浜松→掛川、 そこから送迎バス利用で「つま恋」大会会場に到着し、日帰り組2名と合流。 スタートまでの時間に多少余裕もあり、入念に準備にかかることができました。 いよいよスタートです。本日の天気予報では、快晴で気温が相当上昇するとのことで、 大会本部からは熱中症予防のため水分補給を十分にするよう注意の呼びかけがありました。私は暑さに弱いので、 最初はゆっくりと無理をしないように4時間〜4時間30分のグループの最後尾付近からスタートしました。

5qは29分、10qは55分で通過し、このままのスピードを維持しながら走っていると、 4時間走のペースランナーに近づいてきました。周りは4時間目標ランナーの大集団となっており、 これではマイペースを保てないと思い、道路の端を使って一気に抜いていきました。 この時、井上さんが前方を走っているのに気がつき、近づいてしばらくの間併走しましたが、 先に行くことを告げ少しペースを上げて13qにさしかかりました。 この付近は農地の中の道路で美味しい空気を胸いっぱいに吸い込む感じで心地よく走れましたが、 急に風が強くなってきました。幸い斜め後方からの冷ややかな風で、かえって走るのには好都合でした。 20q付近で滝本さんと出会い、声をかけ追い越しました(彼は体調不良の様子)。中間点を1時間55分で通過。 これで何とか4時間以内に完走できそうなので、今のペースを崩さないように心がけました。

一方、ゼッケン6000番は60歳以上のランナーです。この動向が気がかりとなり、ゼッケンを目標に追いつき、 追い越す走りを取り入れました。幸い30qを過ぎた頃から前方を走る数名のランナーと出合ったので、 追い越す際にはランナーの顔や様子を見て、「70歳代?」など観察する気持ちの余裕すら出てきました。 どのランナーも後半に入り疲労のせいか私の後についてくる気配はまったく感じませんでした。 40qを過ぎてきつい坂道にさしかかりペースを落とさないよう両手をしっかり前後に振り頑張っているとき、 6000番ランナーが現れましたが、すぐに追い越しそのまま最後まで息切れすることなく走りつづけ、 3時間50分23秒のタイムで気持ちよくゴールインしました。後になって井上さんから70歳代1位で入賞していることを知らされました。 今回は記録より完走を目標としていましたので驚きましたが、あらためて完走したという実感と喜びが沸いてきました。

今、思い返しますと、私が70歳になって木津川マラソンは完走(3時間55分27秒)しましたが、福知山マラソンは途中棄権、 篠山マラソン、続く京都シティハーフは腰痛のために参加をあきらめ、この大会で再起を賭けていました。 やっとのことで70歳フルマラソン完走2回目(通算54回目)を実現することができました。 これも京都ランナーズの例会やLSDなど一緒に走り、またいろいろとお世話をかけた仲間の皆さまのおかげであると、 感謝の気持ちでいっぱいです。また、沿道で応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

最後になりましたが、参加した全員が完走できたことを喜びたいと思います。また、京都に帰ってから恒例の反省会、 これも疲れを忘れ、楽しいひと時となりました。今回のマラソンツァーの企画、その他一切について浅野さんには大変お世話になり、 ありがとうございました。

(走人ニュース231号,2001年5月13日より)


第23回京都ロードレース

久々の晴天に900人のランナーが快走

前日の雨も朝のうちに上がり、本大会としては5年ぶりか6年ぶりという雨の降らない大会 となり、昼頃からは太陽も顔を出して、絶好のマラソン日和となりました。今年はお彼岸 の休みが続いていて、観光をかねてこられた人もあって、北海道から鹿児島までまさに 全国からの参加者を迎えての大会でした。
小・中学生の3q部には191名がエントリー。中学の陸上部の生徒から小学生までの同時 スタートで、スタートで転んだ選手もいたようでしたが、親や先生の声援を受けて力いっぱい 走りぬきました。昨年から10マイルから変更したハーフの部では、昨年を大きく上回る 五百名余りが早春の陽射を浴びて力走し、完走後は皆気持ちよさそうな汗が光っていました。 優勝タイムは、昨年を5分以上上回る1時間10分36秒と、レベルの高い大会となりました。 大会終了後のお楽しみ抽選会も、好天のため例年になく多くの選手の参加で、確率はその 分悪くなったかもしれませんが、シューズをはじめ豪華商品を目当てに、名前が 呼ばれるたびに大きな歓声が上がっていました。
また、大会結果を翌日に「京都ランナーズ」のホームページに掲載することができ、 記録集計の面でも一歩前進があったと思います。
スポンサーもないまったくの手作りの大会で、全国から参加される選手のみなさんが 思い出に残る大会として、努力を重ねていますが、大きなトラブルもなく無事終えることが できました。大会にむけての準備作業や当日の運営にご協力いただいた皆さん、 ありがとうございました。
京都ランナーズ各選手の結果

★ハーフ男子39歳以下
45位	落合 朋彦	1:41:20
85位	二宮 博昭	1:54:12
119位	山嵜 貴之	2:07:17
★ハーフ男子40歳代
12位	土井 正人	1:31:48
13位	長束 勲 	1:33:50
60位	粟津 温重	2:00:17
63位	川橋 豊 	2:01:01
★ハーフ男子50歳以上
15位	林  登志雄	1:36:55
68位	原田 尚浩	2:00:58
★ハーフ女子40歳以上
19位	岩佐 和子	2:05:24
37位	岡本 真佐子	2:26:00
38位	吉澤 純 	2:29:56
★5q男子40歳代
10位	藤井 廣司	21:01
★5q男子50歳以上
7位	原田 孝一	23:32
21位	松若 恭伸	34:26
★5q女子39歳以下
13位	藤井 眞寿美	28:28
★3q女子中学生
6位	田島 えり奈	12:27
(走人ニュース230号,2001年4月8日より)


第21回篠山マラソンバスツアー:3月4日

雨の京都駅を出発したけれど?!

丸井清子さん4位 三木直子さん9位と未登録女子の部で健闘

恒例の篠山マラソンバスツアーは、28人定員の20人参加で少し寂しいツアーとなりました。 それも京都駅出発時は又雨、でも近叉楼に付く頃には小降りになりスタート時点では晴天となり、 皆さんの運の強さを思わせましたが、その後は急に気温が下がり強風にも見舞われ各ランナー の苦労がうかがえるものでした。

天にも届いた!願い… 自己ベスト更新

3月4日はとても幸せな日でした。前日はとても暗く『こんなに頑張ったのに雨なんて……』
福知山は風邪で大失敗。「篠山では自己ベストを!」と宣言した手前「あとひと月しかない、 どうしよう・・」と思ったのが大阪女子マラソン20kmロードレースが終わったとき。タイム もよくなかったので『このままでは……。』
そこで考えついたのが減量。もうこれしかない!粉ミルクダイエット。プラス朝晩の走りこみ 2月は337q走った。「こんなに走ったのは生まれて初めて!」と自分でも感動しながら3月 を迎えた。願いが天にも届き、スタートラインに立ったときは快晴。体も3.5s軽くなったし、 お腹もいっぱい…。5kmごとに置いたスペシャルドリンクを楽しみに、km5分を目安に走った。 30q地点。「しんどくない!」時計は2時間29分。目標よりちょっと余裕…と思ったのも束の間、 皆さんご存知の風…「何、コレ…!」と叫びながら、頭から風にいどんだけれど負け。残りの 12qはタイムダウン。でも今までの42.195qの中では、一番元気で(雲ヶ畑LSDの帰りのほう がずっとしんどかったので)3時間33分51秒で白いテープを切った!!「やった!」9位入賞と いう思いもよらないオマケもついてビールとボタン鍋が美味しかったです。ランナーズの皆さん、 どうもありがとうございました。今後もご指導よろしくお願いします。     (三木 直子)

掛川マラソンでリベンジ

ここ数年「寒い」「雨」の印象しかない、今回も雨の中を篠山へ向かう。 ところがスタートする頃には雨はすっかりあがり、青空が見え日も射して長袖シャツでは暑いか と迷う天気になってきた。前半、飛曽山峠を越えるまでは、やはり暑かったが、この峠で気温が グッと下がり、していなかった手袋を再びはめる。30キロまでの5キロまでのラップは25分を切り、 目標の3時間25分を切るのは軽いと思いながら走るが、折り返してからの特にバテ始める30km以 降に強い向かい風とスタート時よりも気温が下がった冷たい風で、ペースダウン。気持ちだけは 目標達成と気合いを入れ直すが、気持ちとは裏腹に左脚ふくらはぎにケイレンが、致命的な ペースダウンで40キロ以降は距離表示の数字が減ることだけを励みに走るが、結果は3時間26分41秒 で目標達成ならず、4月15日の掛川マラソンで再挑戦となりました。 (木村 善則)

思わぬワースト記録にショック

2月の練習結果が正直にでました。貯金の金利が非常に低かった為、ワースト記録を更新しました。
当分篠山ショックから立ち直れそうにありません。(武内 満男)。
第21回篠山マラソン記録
★登録の部男子
26位	肥田 嘉文	2:51:36
59位	土居 誉生	2:59:13
78位	原  邦夫	3:03:15
107位	大谷 勝好	3:11:00
119位	土井 正人	3:13:57
199位	渡辺 周一朗	3:27:16
418位	秋田 重夫	4:11:18
500位	二宮 博昭	4:38:33
★未登録の部男子
270位	木村 善則	3:26:41
288位	浅野 松夫	3:28:10
319位	武内 満男	3:29:23
938位	滝本 純 	3:53:15
1598位	山田 富治	4:12:25
1599位	井上 進 	4:12:26
2307位	細井 勝博	4:29:28
★未登録の部女子
4位	丸井 清子	3:30:48
9位	三木 直子	3:34:04
(走人ニュース230号,2001年4月8日より)


大会結果

第27回武庫川新春ロードレース(1月14日)

5q一般女子
20位	藤井 眞寿美	26:23
5q40歳代男子
2位	土井 正人 	28:29(?)
10q一般女子
37位	渡辺 知子 	1:04:26
41位	寺西 千恵子	1:09:10
44位	五十嵐利江子	1:11:15
10q40歳代男子
12位	藤井 廣司	42:13
13位	一  浩次	42:55
18位	滝本 純 	43:43
10q60歳代男子
4位	太田 武志	43:33
ハーフ一般男子
39位	小島 一朗	1:28:42
61位	荻田 圭三	1:35:33
65位	西山 宏昭	1:36:38
ハーフ40歳代男子
8位	原  邦夫	1:24:19
10位	仲井 秋雄	1:26:09
ハーフ50歳代男子
1位	北中 俊一	1:19:22
6位	武内 満男	1:23:44

第18回京都木津川マラソン(2月4日)

20q女子一般
19位	三木 直子	1:37:51
59位	津田 昌子	1:48:17
63位	高橋 洋子	1:48:59
198位	村瀬 洋子	2:28:36
20q男子一般
8位	木村 英和	1:13:23
16位	土居 誉生	1:16:28
89位	木村 善則	1:26:50
135位	一  浩次	1:31:34
234位	渡辺 元臣	1:38:50
3q女子小学生(4〜6年)
4位	上杉 慶子	12:37
フル男子
148位	藤田 克巳	3:15:41
307位	林  登志雄	3:29:34
323位	滝本 純 	3:30:53	
379位	太田 武志	3:35:53
737位	谷角 慶之	3:55:27
851位	井上 進 	4:02:25
1194位	南井 勉 	4:28:33
1465位	原田 尚浩	4:57:37
フル女子
181位	大久保雅子	5:21:19
217位	露原 裕美	6:13:14
ボランティア
ペースランナー
3時間	武内満男
4時間	仲井秋雄
4時間30分	大槻裕治 高橋一雄
5時間	高岡克己
6時間	岩佐和子
給水	山嵜貴之
(走人ニュース229号,2001年3月11日より)


自己ベストを10分短縮

「師匠」の太田さんをペースメーカー役に

第18回木津川マラソン

天候に恵まれた今年の木津川マラソンは、3時間30分52秒の記録で2年ぶりの自己ベストとなりました。 「師匠」の太田さん(同じ屋根の下のランナーズの先輩)がぺースメーカー役を担ってくれ、 キロ5分のイーブンで、自分でも信じられないほど快調に33キロまで到着、後は太田さんの後押しで いっきのゴールとなりました。登りは登りなりに下りも下りなりに、 負荷を一定に保つ走りが結果に結びついたようです。
 それにつけても、3時間、4時間、5時間のペース走の先頭には必ずランナーズのユニホームがあるで はないですか!折り返しで出会うごとに、大きな声をかけてくれ元気をもらえました。自分の走りを 置いてでも木津川マラソンを支える姿に、ランナーズスピリットを垣間見る事もできました。
 また、確か今年は「プログラム」がありませんでした。名前を羅列した分厚い冊子に果たしてど れだけの価値がと思っていただけに、さすが“環境マラソン”と拍手ものでした。
 記録も運営も、本当に気持ちよく走れた大会でした。
(滝本 純,走人ニュース229号,2001年3月11日より)


大会結果

2001元旦ロードレース(1月1日)

男子30〜39歳の部(4q)
16位	古澤 光一	
男子40〜49歳の部(4q)
9位	北出 吉弘	13:12
10位	松本 一之	13:23
14位	川橋 豊 	13:59
男子50〜59歳の部(4q)
12位	武内 満男	14:47
男子60歳以上
4位	福田 勝三	14:44
12位	太田 武志	15:38
13位	武内 良一	15:44
17位	荘司 浩 	16:02
女子中学1年の部
10位	田島 えり奈	15:39
女子35歳以上
10位	法貴 和美	16:44
13位	丸井 清子	17:01

第17回大阪新春マラソン(1月7日)

ハーフ男子一般
34位	仲井 秋雄	1:25:41
ハーフ男子60歳以上
 1位	福田 勝三	1:26:30
	荘司 浩 	1:38:51
10キロ男子60歳以上
 2位	太田 武志	  42:42
(走人ニュース228号,2001年2月11日より)


雨の中のレースで自己ベスト

12月17日 読売防府マラソン

大阪のパン屋さんとお仲間に

気持ちが高ぶっていたのか寝不足にもかかわらず寝付けず、ぼんやり外を眺めたり コース図を見たりしながら、新幹線で防府へと向かった。土居さんは当日移動される ということで1 人旅だった。ホテルに着いたらすぐに走りに出かけた。レース前日 をこんなにのんびり過ごすのは初めてだなぁと思いつつ、マラソンコースを通って スタート・ゴールの防府市陸上競技場へ。ゲート下まで行って既に準備が整った 競技場内をのぞき込んで、わくわくした気分になった。午後は開会式やバスによる 下見に参加。その後お歳暮を買ったりしてから、さて夕飯をどうしようかとうろうろ して入ったお店で大阪の方と一緒になった。「麦工房らくだ」という月刊ランナーズ にも載ったパン屋さんを経営されている方だった。夜の1 〜2 時に起床して仕込みを したりする忙しい生活の中で2 時間36 分の記録を持つ防府、別大の常連ランナーの 方だった。ホテルも一緒だったので以後、大阪に戻るまで行動を共にした。 ホテルに戻って明日の準備を済ませたら、もう眠くなってきたので9 時に 就寝 (さぁたっぷり寝るぞー、と気合いを入れて…)。 

前後のランナーと一体感を感じつつ

朝起きてみると結構な勢いで雨が降っていた。ホテルを出る頃には雨も小降りになって きてスタートまでにはほとんど止んでいたが、走り出してしばらくしてから降り出した 雨はゴールまで降り続いた。今回はペース設定を最初の5 km を走ってみた感覚から決 めようと思って走り出したが、楽に入って福知山のラップよりよかったので2 時間38 分 のイーブンペースで行くことにした。同じくらいの力のランナーがずっと前後にいるので、 抜きつ抜かれつしながら一体感を感じつつ進んでいった。結果的には若干のペースダウン はあったものの35 km までは何とか走れた。その後は25〜35 km で無理をしたつけや 40 分が切れないことがわかって気持ちが切れたせいもあって、急速にペースダウンして 結局2 時間43 分50 秒、193 位でゴールした。走っているときは残念という気持ちが強 かったが、ゴール後は一応自己ベストが出て一歩前進したことに満足感も出てきた。

次は別府大分マラソン!

今回はこういう舞台で走れた喜びもあったが、何よりいろいろな方と話ができたり、 ランナー仲間が増えたことがうれしかった。次は2 月の別大マラソン。今から再会を楽 しみにしている。
(肥田嘉文, 走人ニュース228号,2001年2月11日より)


新たの世紀の飛躍を誓い合う: 新年会

1月14日、恒例の京都ランナーズ新年会が「平新」で盛大に行われました。 この日は10年ぶりの寒波の始まりの日で、新年会の前にLSDで行った雲ヶ畑は 一面真っ白い雪に覆われ、私たちをビックリさせてくれました。また、 都道府県対抗の女子駅伝が行われましたが、矢瀧茜子さんが桂高校の陸上部でこの 駅伝をも目標に頑張っているので、来年は皆で沿道で応援することになるかもしれません。 4時半ごろには各地で開催されていた新春マラソンに出場していた人も含め全員集合。 会長の発声で乾杯をし、和やかな懇談の輪ができました。

年間7800キロを走破

今年は四十名を越える参加者で、昨年大きな飛躍を遂げた人も、ケガに泣いた人も今年 こそはの意気込みで、反省や抱負を語り合いました。中でも谷角会長は、48歳から走り始めて、 現役を退いた今ではいっそうランニングにのめりこみ、昨年はなんと7800キロを走ったとか。 走り始めて地球を二周分を走ったことなど、年齢を忘れた元気さで参加者を驚かされていました。 来月別府大分マラソンに挑戦する人も、今年秋に丹後で新しく誕生する100qウルトラマラソン を目指す人も、それぞれのランニングライフを楽しみましょう。以前に比べて競技志向から ゆっくりジョギングを楽しむ雰囲気が強くなったように感じます。これも皆年輪を重ねてき たせいでしょうか。
また、“藤原紀香”や“松嶋菜々子”も飛び入り参加で、拍手喝采。最後に、今年から登場した 豪華賞品の当たる抽選会。全員お土産をいただいて、恒例の二次会へと流れていきました。 翌日に差し障りのあった人はいないでしょうか。ランナーズの宴会の日はいつも気になります。

21世紀を迎えての抱負(新年会会場より)

<三宅> 昨年暮れに双子の孫が生まれて、本当にかわいい。 この孫たちが安心して住めるいい社会になるように頑張りたい。
<肥田> 昨年は初めて1年間通して走ることができ、4,600キロ走った。 来月の別府大分マラソンでは2時間30分台を目指している。
<原田尚> ランナーズの原点は例会にあるということなので、これから頑張って参加したい。
<二宮> 昨年は会社を首になったが、21世紀は茶髪にしてイメージチェンジ。走る時間もできた ので今年は頑張りたい。
<浅野> マフェトン理論に基づいて練習をした結果、ウルトラ、フル、ハーフとも自己新記録が出た。 次は更なる自己新を目指す。
<西村> 去年はいろいろ心配をかけたが、やっと復帰できるようになった。御所1周も走れるように なったのでこれから頑張りたい。
<三木> 昨年4月に入会したが宴会が多いと言うのが感想。御所2週のつらさを活かしてレース後半 頑張り記録を伸ばしてきた。篠山で3時間30分台の自己ベストを目指す。
<谷角> 47歳のときから走り始めての走行距離は79,800q。昨年の走行距離は7,760キロ。 人生最終の年代に皆が夢を持てるような生き様をしたい。

(走人ニュース228号,2001年2月11日より)


第10回福知山マラソン大会

晩秋の丹波路 思い思いにレースを楽しむ

11月23日(木)、我々にとって今世紀最後のフルマラソンとなる 第10回福知山マラソン大会に22名の京都ランナーズ会員と会員外1名計23名の方が バスツァーで参加しました。秋晴れで木々が鮮やかに色づく三段池公園をスタートし、 風光明媚な由良川沿いを参加者全員思い思いに完走目指して頑張り、また楽しんで走ら れたことと思います。みなさんの結果報告と記録は次のとおりです。

ネットタイムならサブフォー?

京都ランナーズが重点的に参加しているレース、又「月刊ランナーズ」読者投票で第1位 のレースということで、福知山マラソンは私にとって憧れのレースでした。だから、 今回はじめて参加できて、それだけでも感激でした。その上、レースそのものやその後 の宴会も含め、大変楽しく充実した一日でした。フルは2回目の経験で、レベルは低い私ですが、 4時間だけはどうしても切りたかった。それだけは悔しいけれど、一度も歩かなかったこと、 ネットタイムならたぶん3時間台だろうということで、何とか自分を納得させたいと思います。 ありがとうございました。(原田 孝一)

篠山で再度サブスリーに挑戦

今年もサブスリーならず。やはり年齢かな?でも気持ちは次の篠山で、 もう一度挑戦しようと思っています。(武内 満男)

2時間30分台の目標達成成らず 次回に必ず

前日仕事が入っていつものように遅くなり、結局0:00 前に帰宅。それからすぐに準備をして寝たものの3 時間睡眠で京都へ。今回は役員の仕事を藤田さん、高橋さんとともにやらせてもらいました。バスの中での抱負は威勢よく「2時間30分台」でしたが・・・。

ラスト1キロ 体が動かない

 武内さんと並んでのスタート。まずは下り坂を飛ばし過ぎに注意しながら下る。1kmずつの距離表示と腕時計のピッチを時折チェック。できるだけバネを使わないようにしていたつもりが、10 kmあたりから走りに余裕がないことを感じ始める。これはまずい。2 年前の同じ福知山での失敗レースが頭をよぎりました。でも、今日は自分の力を見極める意味でもこのペースで行けるところまで行こうと思い、ペースをゆるめることなく進みました。徐々に遅れだし、ハーフで設定より40秒の遅れ。前半で足を疲れさせてしまったマラソンの後半は本当にきつい。すれ違うランナーズの方や知り合いを探しつつ、あいさつする。不思議と足取りに元気が戻る。ラスト10 kmくらいからはいつもの練習コースを思い浮かべつつ、これくらいなら走れると自分に言い聞かせながら必死に足を動かしました。ぼんやりした頭でなんとか2 時間40分台ではゴールできそうだとわかり、周りに目標を見つけてついて行くようにしました。ラスト1 kmの坂では体がまったく動かずもどかしかったですが、やっとの思いで無事完走できました。  今回、目標を防府読売マラソンから福知山にスライドしたことから練習期間が短くなったことや、直前に仕事が忙しく休養的なjogの日が多くなって、疲労が抜けて足が軽くなり過ぎていた事などが影響したのかなと思っています。今回の「抱負」は今シーズン中に達成できるようこれからがんばります。 (肥田 嘉文)

練習不足 28qでけいれん

本日、福知山マラソンに出場しましたが、2ヶ月前より腰痛で毎日苦しんでいました。練習も十分やっていません。今日は最初から42.195qは無理だろうと思い、出る以上は最低でも30キロは行くつもりが、28キロ地点で右ふくらはぎにケイレンが起き、左も又続きで故障して、やっぱりしっかり練習をせんとそんなに甘くない!と、しっかり結果が出てきました。次回のフルマラソンは、ちょっと無理なような思いです。しかし、ランニングが好きで止めることはできません。頑張るしかないと自分に言い聞かせて終わりにします。今日はどうもありがとうございました。 (上仲 軍治)

夏からの練習の成果 ウキウキしてゴール

小春日和の好天気の中、いよいよ私の完走へのスタートが切られました。何の不安もなく自分との闘いのみと体に言い聞かせ、体が動くままに2年前に走った記憶をたどりながら、給水もしっかり取りお汁粉までよばれました。今まで取ったこともないスポンジも取ってみたりしながら、30qまで順調でしたのに、30qから35qまでの長かったこと、走者の流れも確かによどんでいました。皆しんどいのや、私だけやないと思いつつ35q地点。時計は3時間30分。エッ!ホンマ。スゴイ、スゴイと急に元気が出てきました。これからがホントの自分との闘いでもあるし、きょうまで(7月〜11月)月間200qを目標に頑張ってきた結果が出るのか、水泡となるのか…。そんな思いを胸にただひたすら歩いている人に「巻き」を入れないようにと、腕を振り前をしっかり見て、と今までを復習するかのようにいろいろなことが思い出されました。足もパンパンなはずなのに不思議なくらい動きました。ヨーシ、ヨーシと、最後の登り坂も一人一人かき分け、ウキウキした気分でしっかりゴールを踏みしめることができました。

55歳の節に晴れ晴れと

関門を時間内に通過できるだろうかと不安ばかりの中での申し込みでしたので、7月から11月23日に向けての毎月200qを目標に、ただひたすら走りました。そして、今日たくさんの人にお世話になり完走できたことに感謝します。ありがとうございました。ゴール後いただいた一輪のカーネーションを、あらためて努力賞をそえて私自身に贈りました。努力賞の陰に4時間15分台の花も咲きました。50歳で走り始めて、55歳で5回目のフルマラソンを完走。晴れ晴れとした55歳の節になりました。(高橋 洋子)

体調はよかったのだが… 終われば最悪

今年の第10回福知山マラソンが私にとって記念すべき10回目のフルマラソン出場という大会であり、内心記録を狙っていたが、結果は残念なこととなった。スタートしてから調子もよく、中間地点まで昨年の福知山と変わらない1時間32分・・・。このペースで走れば昨年以上のタイムが出るのでは?と、頭をよぎったが、25キロ手前からペースも乱れ、気分も乗らなくなり、そのうち足も動かなくズルズル後退するばかりとなった。今年は練習不足ではあったが、珍しく体調もよくこの大会に臨めたはずなのに、なぜ後半から調子が落ちたのか、原因がわかりません?こんなに苦しく走ったレースははじめて、何とかゴールはできたものの近年にない悪い記録に終わりました。残念ではありますが次回のレースに託し練習に励みます。 (藤田 克巳)

自己ベストは出たもの…

この半年マフェトン理論に基づき練習してきました。その結果体重は五キロ落ち最初の大イベント四万十川100キロマラソンでは、去年を2時間近く短縮し、9時間58分という私にとっては大記録を出すことができました。練習会でも速いクラブのメンバーについて行っても前よりは楽に走れるようになりました。こうした中で迎えた福知山マラソンは、引き続き自己新、それも3時間15分を目標にしました。最初の5キロは21分で入り30キロでは2時間18分、これは楽勝と思いきや32キロ付近から急に失速、歩きはしなかったものの終わってみれば3時間24分台でした。福知山のベストは出たものの愚かなおごりで前半飛ばしすぎた事を後悔し、春のマラソンでもう一回チャレンジしようと思っています。 (浅野 松夫)

(走人ニュース227号,2001年1月14日より)


大会結果

第10回福知山マラソン(11月23日)

登記登録の部男子
 64位	肥田 嘉文	2:49:21
 293位	土井 正人	3:14:49
 440位	登尾 猪三郎	3:28:58
 486位	奥村 昌弘	3:35:08
 507位	谷村 守茂	3:37:22
 515位	林  登志雄	3:38:28
 628位	磯野 清	3:57:12
男子35〜39歳
 290位	古澤 光一	3:51:48
男子40〜44歳
 191位	武林 誠	3:37:57
男子45〜49歳
 226位	滝本 純	3:44:38
 317位	松本 一之	3:53:34
男子50〜54歳
 38位	北山 賢二	3:17:54
 63位	浅野 松夫	3:24:52
 272位	沼澤 國男	3:58:32
 312位	井上 進	4:03:57
 320位	原田 孝一	4:04:05
 330位	山中 博	4:05:39
 610位	中浜 雅夫	4:35:24
男子55〜59歳
 4位	武内 満男	3:02:34
 19位	藤田 克巳	3:22:25
 35位	高橋 一雄	3:27:54
 83位	秋田 重夫	3:48:49
 204位	山田 富治	4:14:26
女子45〜49歳
 5位	丸井 清子	3:36:45
女子50〜54歳
 23位	久保山多恵子	4:02:13
 31位	住友 洋子	5:09:11
女子55〜59歳
 7位	高橋 洋子	4:15:56
 27位	岩佐 和子	4:53:41
女子60〜64歳
 7位	津田 昌子	4:50:15
10キロ一般女子
  47位	矢瀧 玲子	1:01:09

2000けいはんなハーフマラソン(12月3日)

5q男子一般
 7位	武林 誠	  18:52
ハーフ男子一般
 5位	松本 一之	1:22:59

三田国際マスターズマラソン(12月17日)

男子45歳の部
 9位	松本 一之	  1:18:18
 562位	初代 哲夫	  2:13:57
男子50歳の部
 14位	藤原 久男	  1:22:58
男子55歳の部
 178位	秋田 重夫	  1:52:48
 300位	原田 尚浩	  2:21:47
女子ヤングの部
  89位	岸本 知子         2:14:19

河口湖日刊スポーツマラソン(11月26日)

男子登録の部
 75位	 土居 誉生       3:02:36

ほたるのまち守山ハーフマラソン(12月17日)

5q一般女子
 2位	森  久見子	   19:59
10キロ一般男子
 18位	仲井 秋雄	   38:59
ハーフ一般男子
 140位	 浅野 松夫     1:34:34

第7回東山三十六峰マウンテンマラソン(12月10日)

男子46歳〜55歳の部
 25位	木村 善則	3:20:06
 89位	谷村 守茂	3:56:40
男子56歳以上
 1位	武内 満男	2:56:30
 51位	藤本 勝男	4:10:57
女子46歳以上
 28位	津田 昌子	4:42:03
 45位	 岩佐 和子        5:07:01

防府読売マラソン(12月17日)

 193位	肥田 嘉文        2:43:50
 360位	土居 誉生        2:58:00
(走人ニュース227号,2001年1月14日より)


第16回スーパーウルトラマラソン大会(10月29日)

マイペースで6時間、京都の秋を楽しむ

秋の気配が深まる10月29日、洛北宝が池周回コースで第16回スーパーウルトラマラソン 大会が開催され、全国各地から120名余りが参加し健脚を競いました。
午前中は前日からの雨が残りあいにくの天気でしたが、午後からは雨も上がって走るには よい条件となり、記録も予想以上に伸びた選手が多かったように思います。特に壮年の部 では、80q以上を走りきった人がいて驚かされました。プログラムを見ていると、100キロ ウルトラマラソンを7時間台で走る人やその他のいわゆる「ウルトラマラソン」に参加してい る人も多く、この日も自分のペースでジョギングを楽しんでいる姿がうかがえました。 他の人と決して競走せず、あくまでマイペースで京都の秋を心行くまで楽しむには格好の大会 だと思います。また、ずっと夫婦で手を携えて走りつづけている人がいるなど微笑ましい光景 も見られました。
 午後4時、花火と爆竹で競技終了の合図。コース上には疲れた表情とともに6時間走りきった 満足顔があふれていました。競技終了後は、上位入賞者の表彰とともに一番遠くから参加した 方には「遠来賞」、夫婦で参加した方には「おしどり賞」が贈られました。最後に皆お楽しみ の抽選会。5万円の旅行クーポン券やマウテンバイクなど豪華商品を引き当て、完走と併せ喜 びも二倍に。夕闇迫る中、皆思い出を胸に家路につきました。 (走人ニュース226号,2000年12月10日より)


美味をたらふく食べて好記録続出

“夢の9時間台”達成!!

第7回四万十川100qウルトラマラソン

来年は四万十川100qマラソンを走ろうと名乗りを上げた者が9名、抽選で当たった のが武内、四宮、山田、浅野、瀧本、宮村の6人、残念ながら高橋さん藤田さんは はずれてしまい、仲井さんは都合で行けなくなってしまいました。
 さて、前日10月14日に宮村氏のワゴン車で朝7時山科を出発し、瀬戸大橋経由 で高知から中村市へ。旅館に着いたのは4時半。休憩も入れて9時間以上かかって しまいました。早速5時からのウエルカムパーティに行ったものの、お目当ての カツオのタタキは一切れも残っておらず、かろうじて残っていたおでんとビール を頂き旅館に帰りました。一風呂あびて食事になったのですが、そこでビックリ。 下から2番目のランクの旅館でしたから誰も期待してなかったのに海の幸、山の幸、 四万十川の幸と次々に並べられ、さすがの大食らいランナーのお腹もはちきれそうでした。
(参考:朝比奈旅館)
 いよいよ当日、まだ夜明け前の5時半スタート。皆で完走を誓い合い走り出した ものの、暗くて仲間は誰も分かりません。5q付近を過ぎる頃になると少し明るくなり、 すぐ前に武内さんが走っておられるのが解りしばらく一緒に走っていると、 「キロ6分で10時間ゴールを目指そう」と武内さんの言葉。去年11時間43分が10時間で 走れる訳がないと思いながらも、5キロ26分〜30分で80キロ迄走ることが出来ました。 この辺で武内さんの「ガス欠や、先に行って」との言葉。一瞬武内さんに勝てるかもと思う。 でも15分もしないうちに「復活したで」と言われながら抜いて 行かれ、だんだん姿が小さくなっていきました。90キロ迄来て時計を見ると 9時間かかっていないのが分かりました。このまま行くと夢の目標達成も可能だと思うと 急に元気が出てきて、最後までキロ6分を切って走ることが出来ました。ゴールテープを 切るときは凄い達成感でめずらしく感激の涙がにじんでいました。宮村氏は総合25位の快挙。 山田さん、瀧本さんも自己記録を1時間以上短縮され、我らとは別参加の山中さんも、 ウルトラマラソン初参加にして見事完走されました。 (浅野,走人ニュース225号,2000年11月12日より)


男性は歳相応、女性は高レベル

筋力・瞬発力は劣る 弱点補強で記録アップ!

体力測定

10月8日の例会後、体力測定を行ないました。
実施種目は、表に示した5種目と背筋力、閉眼片足立ち、肺活量 です。開始時点では20人あまり参加していましたが、途中で帰 られる方も多く、最終的にデータを集計できたのは14名でした。 去年に続いて今年も1名腰痛で倒れました。腰痛の恐れのある人 は特に背筋力測定は避ける必要があります。
体力作りの参考までに以下測定データを示しておきます。 表では、文部省の20〜64才対象の体力測定基準に従って得点を 出しています。各種目10点満点です。当基準によると、この5種目 に、急歩または20mシャトルランを加えた計6種目の得点の合計に よって、体力年齢を求めるようになっています。
今回は平均得点を6倍することで総合得点に換算し体力年齢を求め てみました。男性の体力年齢45〜49才は参加者の平均からいうとほ ぼ年相応ということになります。女性の方の体力は高いレベルにあ るようです。
ただし、ランナーの得意な持久力種目(急歩または20mシャトルラン) が外されている、例会を走った後の疲労がある、という不利な条件 下の評価だと言うことができます。
種目別に見てみると、筋持久力種目である上体起こし(いわゆる腹筋運動) が強く、筋力および瞬発力種目である握力、立ち幅とびが弱い、と いう長距離ランナーの特徴が見られます。敏捷性の種目である 反復横とびが高いのは意外なところかもしれません。
	(男)人数 平均 平均得点 (女)人数 平均 平均得点 最高
握力		12 45.2kg 4.9	2	32kg	7	62kg
上体起こし	10 24.6回 7.0	2	17.5回	7	34回
長座体前屈	11 42.8cm 5.7	2	48.5cm	6.5	57cm
反復横とび	11 48.1回 6.5	2	44回	7	58回
立ち幅とび	9 193.9cm 4.6	2	153.5cm	5	216cm

平均体力年齢:	(男)45〜49才	(女)35〜39才
最少体力年齢(20〜24才)獲得者: 三木直子さん、宮村秀志さん
(土居,走人ニュース225号,2000年11月12日より)


それぞれの秋を満喫

マラソンシーズンは和邇マラニックで開幕

マラソンシーズンの到来を告げる和邇マラニックが10月1日開催され、 ランナー28人が、秋真っ盛りの梨の木神社〜JR和邇駅の間約30kmをそれぞれの目的、 それぞれのペースで楽走。京都ランナーズの思い出をまた一つ刻みました。

暑さを秋田リンゴでしのぐ

 前夜来の雨がうそのように晴れた午前9時過ぎ、集合地点の梨の木神社に三々五々ランナーが集いました。 なかには京都走ろう会から参加された3人をはじめ、二日酔いを押してタクシーで駆けつけた猛者も。 見送りには、山嵜君塚本さんが来てくれました。
 9時30分スタート。山田さんをペースメーカーにキロ6分のペースで出町柳から高野側を北上, 10時7分、5キロ地点、最初の給水所の「宝ヶ池子どもの楽園」前に全員がそろって到着。
 気温はぐんぐん上がり30度近くに。ここでは岩佐さんが秋田内陸100キロレースに参加した(完走です) お土産の秋田りんごが大好評。「この味は京都では味わえない」と感心しきりでした。
 5分の休憩の後、各人のペースで大原に向け出発、猛者8人は宝が池を1周して後のスタートです。 谷角会長はしんがり役に徹して、全員がLSDの楽しさを味わえるよう気配り目配りです。本当に頭が下がります。

葉鶏頭にドキッ

 10時52分、13キロ地点「土井の柴漬本店」前に、さすがの谷村さんがトップで到着。 ここからは峠越えの難所。トップ集団が、がんがん疾走していく中、コース沿いは秋たけなわ。 萩、彼岸花、コスモス、ススキ、そして突然姿をあらわした葉鶏頭に心拍数がなぜか上がったよう。
 23キロ地点、還来神社で最後の給水。最終の和邇駅までほぼ下り、26キロ地点では琵琶湖が視界 に飛び込み、ラストへ一気です。12時55分、最終ランナーが和邇駅に着くと、ちょうど 「トワイライトエクスプレス札幌行き」が通過、「北海道は紅葉だろうなあ」と旅愁まで味わってしまいました。

ランナーズの胃袋は無限だ

 駅近くの青木さん宅で入浴と着替えを済ませ、炎天下、さあチャンコ鍋の大宴会が始まりました。 鍋四つを23人が囲み、オリンピックの評論やら、夏場の練習方法やら、うんちく含蓄なんでもありの 盛り上がりです。追加の肉に中華麺、青木さん差し入れのおにぎり…ランナーズの胃袋は無限だー。
 恒例の近況報告では、四万十川、丹波高原、福知山、東山36峰、篠山とこれからのレースに抱負が 語られました。
 いつも甘えてしまう青木さんのご好意に感謝しながら、湖西路を帰途につきました。 (瀧本,走人ニュース224号,2000年10月8日より)


-- 第38回京都スポーツ祭典陸上競技大会 --

激しい雨の中、熱戦を展開 男女中学生5000mで好記録

第38回京都スポーツ祭典陸上競技大会兼第23回全国スポーツ祭典陸上競技大会京都府予選会が9月23日、 太陽ヶ丘陸上競技場で行われました。夜明け頃から降り出した雨が8時前から急に激しくなり、 午前中は激しい雨の中での競技会になりましたが、中学生を中心にこの大会に向けた練習の成果を発揮 しようと選手の一生懸命の姿が随所に見られました。役員の方からも「こんな雨の中でようやる。 頭が下がるワ」と感嘆の声がもれていました。午後からは雨も止んで、気温もそれほど上がらずよい コィンデションで競技を行うことができただけに、午前中の大雨が悔やまれます。
本大会には例年、中学生、高校生はたくさん参加しているのですが、社会人の参加が少ないように思います。 ロードレースは無数に開催されているのでいつでも走ることができますが、陸上競技場を走るというのは めったにない機会だと思いますので、是非一般の人もたくさん参加していただけたらと思っています。 大会開催に向けて、連日準備にご協力いただいた皆さん、そして当日運営を支えていただいた皆さん、 本当にご苦労様でした。

《審判長講評》
大変な大雨で大記録は出なかったのは当然だと思いますが、中学生がよく頑張ってくれました。 男女5000mでは桃山中学渡辺君15分53秒26、加茂川中学飯沼さんの17分16秒61、 そして1500mでは木幡中学の嶋岡君の4分17秒49、このあたりが大変いい記録かと思います。 11月3日大阪・長居陸上競技場でお会いしましょう。
(走人ニュース224号,2000年10月8日より)


-- がんばっています --

近畿高校陸上選手権(3000m)に出場します


 私は、走ることが好きで、小6の時に京都ランナーズに入りました。 地元の中学に陸上部がなくて、光華中学に入学して本格的に陸上をはじめました。
 そして今年、今まで中距離(800m)だったのですが、もっと長い距離を走り たくなって、そのレベルアップのため桂高校に進学し、毎日練習に励んでいます。 ここには全国大会に出られるような速い先輩がたくさんおられるし、その中で練習 をしていると、前より自信が持てるようになりました。最近は男子と一緒に走って いるのできついけど、もっと記録を伸ばして3年間のうちに高校駅伝のメンバーに 入れるようにがんばろうと思います。
 8月23日の近畿高校選手権の府予選では、3000mに出場して1年生で2位になったので、 本戦にいけることになりました。それまでに、もっと持久力をつけて、 よい結果が残せるように練習していこうと思います。
 例会にはあまり行けませんが、これからもよろしくお願いします。
(矢瀧 茜子,走人ニュース223号,2000年9月10日より)


1区肥田君が好走、粘りの走りで4位入賞 -- 男子

後半追い上げ4位に! 丸井さん(3区)が区間賞 -- 女子

第6回京都ランニング連合会駅伝大会

連日の猛暑が少し和らいだ9月3日(日)、松尾橋西詰を発着点に、4区間男子19.5q、 女子16.5qのコースで第6回京都ランニング連合会駅伝大会が開催され、 男子24チーム女子6チームが参加しました。
スタート前には日も射してきて、昨日までの暑さが戻ってきましたが、午後1時、 谷角大会会長(京都ランナーズ会長)の号砲一発、男女30チームの1区走者が元気よく サイクリングコースへ飛び出していきました。
男子は強豪が揃う1区で、肥田君が3位と好位置につけ、2区武林、3区北出、4区松本 と上位で抜きつ抜かれつの激走を展開、最後まで粘りの走りで見事4位に入賞しました。
女子は、急きょ出場をお願いした高橋洋さんがわずかの差で6位になりましたが、2区 露原さんが前との差を詰めると、3区丸井さんが区間賞の快走で5位に上がり、4区三木 さんも力走して4位でゴールしました。
駅伝は次の走者にタスキを渡すまで1秒でも早くといつも以上の力が出たり、 中継点で待っているときは緊張でワクワクしたり、なんともいえない魅力があります。 沿道で応援していても我がチームの選手がくるとつい大きな声を出してしまいました。 そして、皆頑張っている姿をみて、大きな感動を受けました。
役員として運営に携わっていただいた皆さん、応援に駆けつけていただいた皆さん、 本当にご苦労様でした。
大会終了後は、事務所に戻って簡単に御苦労さん会。来年の大会に向けて、 ひとつでも順位を上げよう、参加チーム数を増やそうと誓い合いました。

土居監督の話
男子は飛び抜けた選手がいない中で、4位に入賞できたのは、全員が日ごろの力を 発揮した結果です。
 女子は、選手集めに苦労しましたが何とか出場でき、4位になれて本当によかった です。それにしても後半の追い上げはすごかった。
(仲井,走人ニュース223号,2000年9月10日より)
  -- 結 果 --
[男子]
1位 アラキJC A    65′03″
2位 中牧RC A     66′04″
3位 桂川走友会E    67′47″
4位 京都ランナーズ   70′11″
5位 京都田辺走ろう会  72′00″
6位 火曜夜御所を走る会 73′10″
[女子]
1位 京都走ろう会    76′07″
2位 京都田辺走ろう会  77′10″
3位 火曜夜御所を走る会 78′02″
4位 京都ランナーズ   81′00″



大会結果

スイス村リゾートマラソン(6月25日)


◆5q
男子50才以上	7位	塚本 政琉	24:32
女子39才以下	11位	藤井眞寿美	27:21

◆10q	
男子50才以上	37位	乾   勇	58:47
女子40才以上	1位	丸井 清子	43:17

◆ハーフマラソン
男子30才代	5位	肥田 嘉文	1:18:24
		7位	宮村 秀志	1:21:53
男子40才代	6位	松本 一之	1:22:53
(走人ニュース221号,2000年7月9日より)


「みかた残酷マラソン」からの挑戦状に応えてきました

6月11日、兵庫県三方郡三方町で開催され、滝本・浅野・林・宮村・武内 の5名で挑戦してきました。
 「君は標高差700mを走りきれるか!」三方残酷マラソン全国大会事務局 からの案内状が届き、中には小学生の挑戦メッセージが同封され、三方町あげて の取り組みを感じさせました。
 前日、同町に着きコースを車で試走。延々13q過ぎまで登りが続き、そこから ゴールの24qまでは急な下りが続く極めてハードなコースを確認。登りをq6分 は無理、下りはキツイ坂にq4分は膝を痛める恐れありと判断。決して無理を しないことで意見一致、夜の作戦会議を終了しました。
 予想通り地元総出の大会運営で、小・中学生は全員出ているとのことでした。
町長が歓迎の挨拶、これに続いてハワイ・ホノルルマラソンの抽選がスタート 前に行われ、当選した人が紹介され、「高石ともや」さんがインタビュー、 大会ムードを盛り上げられ、大会前セレモニーとしてはこれまで参加した大会 の中で最高でした。
 セレモニーは20分程で終了、町長の号砲で1200名の参加者がスタート。
 幸い気温が16度ほどで、例年酷暑とキツイ登りが「残酷マラソン」たる所以ですが、 今年は涼しく途中設けられた手作りの「シャワーのトンネル」も避けて通る人が多かったようです。
 13q過ぎまで続く登りは流石に厳しく、何度か「歩け」との誘惑が 脳裏に浮かびましたが我慢我慢!!給水ポイントも適切で、エイドにも助けられた。 大会運営の良さに頭が下がる思いであった。
 中間の12q通過が1時間6分。けっこう巧く走れ最後の坂を登り切りいよいよ下り。 ここからは思い切って飛ばし、ゴールしたら1時間59分でした。 宮村・武内さんは1時間40分台で、滝本さんは高石ともやに続いて2時間6分過ぎに、 浅野さんは従来の記録を大きく更新し2時間11分でそれぞれゴール。
 ゴール後のサービスも満点。冷たい飲み物、冷えたトマトは食べ放題など心配りが 行きわたり、子供達の挨拶が良い、沿道からは「また来年も来て下さい!」の声。
地元の熱い思いがランナーに届かないハズがない。
 皆さんに自信を持ってお勧めできる大会でした。来年はあなたも「みかた残酷マラソン」 の子供達の挑戦を受けてみませんか。
(林 登志雄、走人ニュース221号,2000年7月9日より)


第19回反核平和マラソン

核兵器廃絶・被爆者援護を!

京都二条城から大阪城まで沿道の市民に訴えて走り通す

第19回関西網の目反核平和マラソンが去る7月2日、京都二条城から大阪城までの恒例の コースで行われ、二条城からは約40名が参加しました。8時のスタート前には、滋賀県庁 を6時にスタートしたメンバー7名が到着して合流。“走る市会議員”三宅誠孝さん (京都ランナーズ相談役)のあいさつ、京都コースリーダー沼澤さんの諸注意などを受けて、 記念撮影のあと、8時ちょうどにスタート。信号待ちなどのときには陽射しを避けて建物の 陰などに“避難”しながら、沿道の市民に核兵器廃絶・被爆者援護などを訴え続けました。
 中間点のJR高槻市駅には正午少し前に到着。ここで、これも毎年我が京都ランナーズ の久保山さんの手作りのいなり寿司などをいただいて腹ごしらえ。今年は特大のいなり寿司で、 その上数も例年の2倍、3倍と準備していただき、後半の大きな力になりました。
 高槻を出発してから茨木、吹田と気温が最高潮になる中、一番厳しい区間を乗り越え、 京阪関目駅、大阪城のゴールへともうすぐと思いながらも、走っていると結構長く、 暑さに耐えた体はゴールとともに一辺に疲れが出ますが、二条城から大阪城まで走りきった 感激はそれにも勝るものがあります。自分の小さな力も少しは世の中のために役に立ったと 思う一瞬でした。
 あと半年足らずで21世紀を迎えますが、今なお地球上には多くの核兵器が存在し、 被爆者の救済も根本的な解決が図られていません。これからも引き続き核兵器の廃絶を目指し、 本当の意味でこの地球上に平和が訪れるよう、そしてスポーツが私たちの権利として花開くよう力 を合わせていきたいと思います。参加された皆さん、暑い中本当にご苦労様でした。
(走人ニュース221号,2000年7月9日より)


感激!涙のゴール

鯖街道マラニック (80q) 5月21日

出町商店街が拍手で迎えてくれた

エイドステーションごとに山田さん、浅野さんと一緒になり、私が “もうこれ以上走れへん”と言うとその度に “ここまで頑張ってきたんや、お互い頑張ろう”と言って励まされた。 加茂川に出てきた頃にはかなり足が重くなっていた。御園橋辺りからは もう精神力だけだった。今まできつい山を登ってきたのに、ここに来て歩く わけには行かない。たくさんの人が声をかけてくれるが、それに応えられず、 ただ重い足を前へ前へと進めていた。今までずっと一緒に走ってきた浅野さん と山田さんはだんだん小さくなってく。
出町の商店街に着く頃には、もう精根が尽きていた。 “もういや。早く終わりたい”それだけを思って走っていた。その時、 自分のゼッケン番号と名前が放送され、急に元気が出てきてとても嬉しかった。 最後の力を振り絞ってゴールをめざした。みんな私に向かって拍手していた。 テープが目前に来たとき、涙が出た。汗と涙と泥で顔はグチャグチャ。 こんな感激したゴールは初めてだった。
ボランティアで参加してくださった高橋夫妻、井上夫妻、 本当にありがとうございました。   (丸井清子 9時間31分13秒)

一昨年のタイムを1時間短縮

8時間を目標に小浜をスタート。中間点の久多を3時間51分に通過。 後半の40qもほぼイーブンペースで走れ、7時間39分53秒の7位で ゴール。一昨年よりも1時間早いゴールでした。練習さえすればまだまだ 行ける、この調子で今年こそは……(宮村秀志)

絶好調の兆し

去年10時間を少しでも切ろうと、ラスト10qを必死で頑張り、結果3分 オーバーの10時間3分でゴール。今年は、この続きの様なつもりで スタートラインに立ちました。極力歩かず、極力休まず、マイペースで 走り続けました。結果9時間29分で、34分も短縮。その割にゴール後 もダメージが少なく絶好調の兆しがうかがえる満足なものでした。 (浅野 松夫)

9時間29分19秒で浅野氏と同時GOAL!

初参加にもかかわらず、予想より1時間も早く完走出来た。中間点の久多では、 後半40qが果たして走破出来るかとても不安でした。完走できたのもひとえに 浅野氏の終始に渡るリードのおかげ。また、相前後して丸井さんの(無言の?) 叱咤激励も多いに元気づけられた。GOAL後の打ち上げでは、 ボランティアスタッフの高橋、井上夫妻のお世話を受け、大いに飲食を堪能。 とても素晴らしい体験が出来た。一緒に行った仲間に感謝、感謝!! (山田 富治)

気ままな一人旅

マイペースで走る事と終わった後、楽しくビールが飲める事と2つの目標を 決めスタートした。上り坂はもちろん平坦な所や下り坂でも歩きたいと思えば 歩き、また走りたいと思えば走る。そんな気ままな一人旅であった。タイムは 昨年より少し遅い8時間14分33秒でした。 お世話になった高橋夫妻・井上夫妻ありがとう。(武内 満男)

途中苦しんだ分、喜びも大きい

中間点の久多までは、昨年のタイムを10分ほど上回る好ペースで行ったが、 オグロ坂を登りきって下りに入ったところで太もも裏面に痙攣。 昨年の八ヶ岳も途中棄権をしているので今回は何としても完走をしなければ…。 歩いたり走ったりしながら、花背からやっと調子をつかみ昨年より30分ほど 遅れたが完走できました。途中苦しんだ分、喜びも大きいです。 (仲井秋雄 8時間35分54秒)

チームで一番長く楽しんだのが私です

3回目の参加でしたが、今年は7月に予定をしている富士登山マラソンの 練習のつもりで「鯖街道マラソン」に臨み、富士登山のゴールとなる21q地点 まで、如何に全力で登るかを試みました。根来坂頂上がほぼその地点になります。 スタート から飛ばし、根来峠を登りきったところで今回のマラソンは終わりました。
その後の百里小屋24q地点では久多までのワープも考えましたが、これまで 出場した大会で「リタイヤは一度もない」だけがささやかな自慢で、 完走に強いこだわりを持ち、グッと我慢!ここから本来の「鯖街道マラニック」 に切り替えました。
田園風景を楽しみ、応援していただく沿道の方と話し、焼き肉パーティの中に飛び入りし、 恵比寿ビールを頂戴し、10時間20分かけゴールの出町商店街に到着しました。 京都ランナーズで一番長〜く楽しんで戻ってきました。
それにしても市原でよばれたビールは美味しかった。
スタッフの皆さん、ボランティアをしていただいた皆さんありがとう! (林 登志雄)

さば街道マラニックはおいしい

参加賞の浜焼きさば、中間エイドのおかかのおにぎり、梅干,花背峠のソーメン… それに前泊したいろは旅館のおさしみ。
そして自然を満喫。久多から八丁平への登り、ブナの萌黄色。
ひざ痛のため途中乗車は悔しいけれど、「また来年」の気持ちです。 (瀧本 純)

膝痛をおして8時間45分でゴール

このシーズン、今までになく、故障もせず初めて参加した鯖街道マラニック! ベストの体調で臨んだはずだったが、40キロの久多町の中間地点までは絶好調、 久多町を過ぎてからは、膝に痛みがきて、次つぎと続く急坂のオグロ坂〜杉峠では、 ほとんど歩いてしまった。鯖街道に向けてかなり練習をしたはずなのに残念だ。 8時間45分46秒なんとかゴール出来たものの来年は完走目指して頑張ります。 ゴールしてからは高橋・井上両御夫婦のお世話も有りビール飲み放題、 うどん・豚汁食べ放題!ありがとう。 (藤田克巳)

(走人ニュース220号(2000年6月11日)、走人ニュース221号(2000年7月9日)より)


理論学習会 報告

スポーツ・身体の科学 スポーツ障害はなぜ起こる その予防は?

新日本スポーツ連盟京都府連盟理論学習会主催による「スポーツ・身体の科学」と題して、 スポーツ障害と予防についてのお話を、中久世接骨院院長の福田聖峰先生にお願いしました。
4月15日(土)午後6時30分から京都府連盟会議室に約30名が参加して開催され、 スポーツ障害で特に多い肘、腰、膝のしくみとなぜ障害が起こるのか、 その予防は?等についての話の後、参加者自身の現在の故障についての質問に答えていただき、 実に身近なわかりやすい講演でした。 (木村善則,走人ニュース220号,2000年6月11日より)