池田の猪買い
〜池田の猪買い〜

 大阪の少し足りない男が、体が冷えて困るので何かいい薬はないか?と横町の隠居(落語の世界では物知り)さんに尋ねると「シシ(猪)の肉」を食べると良い、肉屋にあるような古いのでなく、撃ち殺したばかりの新しい肉でないと効き目がないと教わり、教わったとおり池田の狩人の所に歩いて(当然)行く。

 池田は大雪だったがやっと狩人を探して、事情を話して狩に引っ張り出す。ようやく、雪山の中で雌雄2匹のシシを見つける。柔らかい肉の雌がいいか?大きい方の雄を撃つかいろいろ決めかねている内に、狩人は雄を討つ。
 倒れたシシの近くまで行って、この男「これは新しいか?」。  狩人はあきれてしまって鉄砲の台座でシシを叩くと、鉄砲の音だけで気絶してたシシが、息を吹き返して逃げだしてしまった。

 それを見て狩人は

         「ほれ見てみろ あんなに新しいわい」


 この噺は文字にすると面白くもなんともない(^_^;。
 隠居から池田に行く道筋を教わり覚えるくだりが面白いし、雄か雌か迷うところも面白い。

 よく似た題名で 「池田の牛ほめ」(牛ほめ)ってのがありますが、噺に出てくる田舎は 池田が多いようで。


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