饅頭こわい
〜饅頭こわい〜

 「まんじゅうこわい」は何となく聞いたような気がするが、最後のサゲをは知らないと言う人の為に選びました。上方と東京では、少し内容が異なるようですがサゲは同じ。

 若い者が集まって、話をしているうちに誰かがこわい物を言い出し始めた。
 蛇が恐いだの、カエル、アリ、オケラ、クモ、ナンキンムシとつぎつぎに恐いものを上げて言ったが、最後に残った男が「俺は まんじゅうがこわい」と言い出した。そして、考えただけで気分が悪くなった、と言って隣の部屋で休んだしまった。
 普段みんなから良く思われてない男だったので、この男を困らせてやろうとみんながまんじゅうを買って来て、寝ている男の枕もとに積んで置いた。

     どうも部屋の様子がおかしい、の外から中の様子を見ると、

      「こわい こわい」と言いながら、パクパク食べている。

     「しまった」と思った連中が「ほんまは なにが一番こわいんだ」

           「ほんまにこわいのは 熱くて渋いお茶がこわい」


要約第1集 要約第2集 要約第3集 要約第4集 要約第5集

目次へ