タイトル | 音楽の理解と大脳半球機能差 |
執筆区分 | 単著 |
発行年月 | 平成3年3月 |
雑誌名 | 京都大学教育学部紀要,第37号 |
内容 | 音楽に関する神経心理学的研究を概観したものである。前半では、失音楽症研究の知見を中心に検討し、機能局在論の歴史的変遷を追った。後半では、右脳と左脳の処理方略の違いという観点から、音楽的な諸要素の処理と半球機能差について論じた。その結果、音楽の処理は一方の半球だけに一側化しているのではなく、音楽経験や課題によって変化することが示唆された。 |
ページ | (Pp.268-278) |