タイトル | 音楽作品の聴取によって喚起される感情の違いについて |
執筆区分 | 単著 |
発行年月 | 平成9年1月 |
雑誌名 | 日本認知科学会学習と対話研究分科会資料「学習と対話」, Vol.96,No.2 |
内容 | 音楽を聴くことによって生じる感情の普遍性について、特性論的なアプローチを試みた。方法としては、多次元尺度構成法を利用して音楽作品を聴取した際の感情状態のデータから作品の共通対象付置を求めるとともに、評価に対する個人の重みづけや個人ごとの対象布置の違いを検討した。そして、それらの分析結果から、現在の心理学研究における法則定立的なあり方への疑問と、個別事例的なあり方の乖離についての問題提起をおこなった。 |
ページ | (Pp.11-22) |