いま考えていること 362(2009年06月)
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と2009年6月9日各報道は一斉に中国の軍事規模の拡大を報じました。しかし、日本の軍事費のことは書かれていなかったので、国際平和研究所のレポートを見てみました。興味を持った国々の2000年〜2008年のドルベース(constant dollars:年度ごとの補正を行った後のドル表示・・・恒常ドルといわれる)での比較表を作ってみました。金額の単位は百万ドル(Million US dollars)です。
いま考えていること 363(2009年06月)
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いま考えていること 364(2009年06月)
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◆家内はアルツハイマー病で毎日デパケン、アレビアチン、リボトリール、シンメトレルを服用しています。γ−GTPは肝臓の解毒作用と関係のあるγグルタミールトランスペプチダーゼのことで肝臓や胆管の細胞が壊れると血液中に流れ出てくるのです。健康な人は男性で50国際単位以下、女性で32国際単位以下ということになっています。飲酒に伴うアルコール性脂肪肝の指標にもなります。家内の場合この値が現在394で、1999年5月では445。以来高い時には659(99年12月)今日まで10年間の平均は425国際単位です。10年間の結果はexelに記録してあって平均もこれを利用して求めたのですが、このように検査結果はある時点の結果で判断してはなりません。時間軸に沿って「線」で判断しなくてはならないのです。つまり時間とともに起こっている変化を見なければならないと思います。家内の場合常にγ−GTPは正常値の10倍以上の値なのですが、GOT,GPTの結果をあわせて観察する必要があり、家内の場合はGOT=20(正常値:8〜38),GPT=14(正常値:4〜44)ですから、おそらく肝臓の破壊というのではなくて薬の副作用であろうと思っています。
◆γ−GTP,GOT(グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ),GPT(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ)は「逸脱酵素」といわれいずれも肝臓の細胞が壊れると血液中に漏れ出します。これらの酵素が直接病気と関係するのではなく肝機能の破壊の指標となるだけです。所が血液検査のカリウムイオン濃度の結果はこのイオンの濃度が直接病気と関係するのです。右心房にある洞房結節から発生する活動電位が心拍の調節を行っているのですが、カリウムイオン濃度が高くなって高カリウム血症となると致死的な不整脈や心停止を引き起こすのです。
γ−GTP,GOT,GPTが高い場合はたとえば断酒して肝臓の保護を心がけなければなりませんし、カリウムイオンの場合はアーガメイトを服用してカリウムイオンの排泄を計ったり、食事制限してカリウム含有量の高いものを取らないようにしなければなりません。
◆腎臓の悪い人は尿素体窒素の測定とともにクレアチニンの測定結果が知らされます。クレアチニンは筋肉中のクレアチンリン酸の変化したものですが腎臓の働きによって尿中に排出されます。ですから腎臓が健全であれば血液中には認められないはずなのです。クレアチニン値が高いと言うことは腎機能が衰えていることを意味します。クレアチニンそのものではなく要は腎臓の機能を見ているのです。腎臓の糸球体(Glomerulus)を通過する水分量は一日に170リットルにもなりますが尿として排泄されるのは2リットル程度ですから大部分の水と低分子量の糖やアミノ酸も再吸収されているのです。腎臓が悪くなるとこの糸球体透過率(GFR:glomerular filtration rate)が低下し、ついには人工透析を必要とするにいたるので、大事なのはこのGFRがいくらかということなのです。クレアチニン値をGFR値に換算して患者に知らせることが大切でその方が患者に腎臓機能に対する自覚を促します。
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インターネットを利用するとこの換算が容易にできます。
換算結果を見てGFR値が90以上なら正常ですが、たとえばGFR=40というとほぼ腎臓の機能は40%くらいと考えて良いようです。腎臓の病気は自覚症状がなかなか現れずGFR15程度まで気づかないようで、そんなに低くなっているともう透析を避けられません。私は現在クレアチニン値が1.4ですからGFRは38.2になります。
いま考えていること 365(2009年06月)
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金融機関には自己資本増強と流動性強化を義務づけます。
資産担保証券の発行には取引にかかわる文書の標準化を促し、証券化商品を扱う場合の報酬も投資家などの利益と連動させます。
店頭デリバティブの監督を強めます。またヘッジファンドやプライベートエクイティの証券取引委員会(SEC)への登録を義務づけます。先物や証券全般に規制を整えます。
いま考えていること 366(2009年07月)
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いま考えていること 367(2009年07月)
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いま考えていること 368(2009年07月)
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いま考えていること 369(2009年07月)
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いま考えていること 370(2009年08月)
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いま考えていること 371(2009年09月)
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