いま考えていること 29(1999年07月)
|
いま考えていること 30(1999年07月;9月;10月;2000年02月;12月)
|
興味深い記事が2000年2月8日付け毎日新聞(大阪)夕刊にありましたので御紹介しましょう。その記事は”独創の方程式「アメリカの20世紀を読むD」で副題は「人類初の原子炉」です。新聞には当時の写真が掲載されていましたが、ここにはJohn Cadelの手による記録画を載せました。
いま考えていること 31(1999年08月)
|
いま考えていること 32(1999年08月)
|
いま考えていること 33(1999年09月)
|
(前略)政府の憲法解釈、憲法学界の定説的見解では、政教分離の原則は、「信教の自由の保障を実質的なものにするため、国及びその機関が国権行使の場面において、宗教に介入し、又は関与することを排除するもの」であり、「宗教団体の政治活動を排除する意味を含むものではない」と明らかにしているものであり、この定義は、第九十回帝国議会(制憲議会)における金森国務大臣答弁(昭和二十一年)以来、今日まで一貫してい るものであります(九四年十月十二日 大出内閣法制局長官答弁)。その中核は「国家の宗教的中立性」であり、逆に宗教に対し、「政治的中立」を求めるものでは断じてありません。つまり、宗教団体が政党・政治家を支援し、あるいは、特定政党・候補を推薦する等の政治活動を行うことは、憲法二一条によってすべての国民に保障されているのであって、何ら問題はないところであります。
(中略)また、「宗教政党」「創価学会政治部」等と断ぜられますが、公明党と創価学会の関係は、政党とその支持団体という関係に尽きます。政党と労働組合・経済団体・消費者団体などの支持団体との関係と何ら変わるものではありません。支持団体が支持・支援する政党に意見、注文をするのは当然であり、また、政党がそれに耳を傾けるのも、これまた当然でありますが、この関係は、どの政党、どの支持団体にあっても同様であろうと思います。
そして各政党は、固有の支援形態を有するものであり、一つの想定された形態をもとに論評を加えることは、多様な意見を包摂しつつ、民主的手法によって収れんさせる民主主義政治を否定することになります。私ども公明党は政党として主体性をもって、人事、財政、政策等を決めていることは周知の事実であります。(後略)
これに対し、貴紙の立場では、宗教者の「表現の自由=政治活動の自由」を否定し、ひいては「信教の自由」を害し、その結果、憲法第一四条が明定する法の下の平等原則に反する重大な人権侵害を招致することとなります。