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back.gif051 蜜蜂の巣に寄せる祈り

ギリシア語錬金術文献集成

錬金術断片集

052
銀の製法






銀の製法(PoivhsiV ajrguvrou
(e cod. Venet. Marc. 299, fol. 194v)



052 2 389 11t
銀の製法

 鉛1部分、錫6部分を取って、溶融によってcou:V〔?〕をつくる。そして、酢と塩で搗き潰して、これを白化せよ。次いで、火鉢(katzivon)にかけて、油の中で3度溶解させよ。次いで、これらの5部分に加えて、銀1部分を投じよ。そして合一させて火で溶解せよ。次いで、錫5部分を砕いて、ここから化合物1部分を投じよ。そうすれば、銀の自然そのものを目にするであろう。

他の方法
 日没の方角にある銀と日の出の方角にある銀とを取って、その等分をすり潰し、硝子容器に入れよ、すると7度融解する。これは氷のようにのぼる。次いで、これを白化された卵といっしょにすり潰せ、するともう一度融解し、氷のようにのぼる。次いでこれを取って、酢の器具の中に吊して、上述のようにならせる。すると水を滴下する。ここに白いものを入れて、これを哲学者らしく硝子で糞の中に40日間埋蔵する、全体が水になるまで。
 これはイウゥダイオス人ソロモーンが太陽の神殿から得たものである。

2009.08.24.


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