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back.gif光をもたらす2つのものの食における障りについて

ギリシア占星術文書目録4350_197

月の障弊について





[底本]
TLG 4350 197
Peri; th:V kakwvsewV th:V SelhvnhV (e cod. Vat. gr. 1056, fol. 211)
Astrol.

Date of manuscript = A.D. 14
J. Heeg, Codices Romani [Catalogus Codicum Astrologorum Graecorum 5.3. Brussels: Lamertin, 1910]: 130.



5.
(130)

月の障弊について

 月が障弊されるのは、その固有の1/12度内にある時、つまり、太陽光の中〔太陽との黄経度差15度〕にある時である。大いに障弊されるのは、たまたま土星と火星の1/12度内にある時、つまり、障弊するものと合であるか、矩や正反対の星位でそれに臨むとき、つまり、北から南に降交する時、下降点や上昇点と合になる時、〔月の出が〕後れる時、障弊するものの区界にある時、たまたま第9トポスにある時、である。食の時には、大いに障害される。

2017.07.16. 訳了

forward.GIF各々1つの宮に奉納されるクリマについて