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ギリシア語フォントのテスト |
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DIOSCORIDES
『ギリシア詞華集』V_55
［以下、"TekniaGreek"フォント］
Dwrivda th;n rJodovpugon uJpe;r lecevwn diateivnaV
a{yesin ejn cloeroi:V ajqavnatoV gevgona.
hJ ga;r uJperfuevessi mevson diaba:sav me possivn,
h[nusen ajklinevwV to;n KuvpridoV dovlicon,
o[mmasi nwqra; blevpousa` ta; d j hju<te pneuvmati fuvlla,
ajmfisaleuomevnhV, e[treme porfuvrea,
mevcriV ajpespeivsqh leuko;n mevnoV ajmfotevroisin,
kai; Dwri;V parevtoiV ejxecuvqh mevlesi.
ばらの尻した(rhodo-pygos)ドーリスを、寝台に横たえて
愛撫して、みどりなす若草のなかに、われは不死となれり。
げに、彼女はすばらしき両の脚にわが腰をからめ、
キュプリスの長き営みをしっかと勤めり、
両の眼にてうっとり見つめつつ。しかして、あたかも風に木の葉がゆれるごとく、
彼女はゆすられて、波打ちふるえ、
はては、もろともに白き精気は放たれ、
ドーリスは手足もぐったりと放心して横たわる。
「ばらの尻」については、反・ギリシア神話「バラ(rose)」の項を見よ。 ［スフィンクスの謎］
出典：Scholia in Euripidem (scholia vetera) , Vita-argumentum-scholion, schPh 50
e[sti divpoun ejpi; gh:V kai; tetravpon, ouJ miva fwnhv,
kai; trivpon, ajllavssei de; movnon fuvsin oJss j ejpi; gai:an
ejrpeta; givnhtai ajnav t j aijqevra kai; kata; povnton.
ajll j oJpovtan trissoi:sin ejreidovmenon posi; baivnh,
e[nqa tavcoV guivoisin ajfaurovtaton pevlei aujtou:.
［以下、"SPIonic"フォント］
klu~qi kai_ ou)k e)qe/lousa, kako&ptere Mou~sa qano&ntwn,
fwnh~j h(mete&rhj, sh/j te/loj a)mplaki/hj:
a!nqrwpon kate&lecaj, o$j, h(n/ka gai=an e)fe&rpei,
prw~ton e!fu tetra&pouj nh&pioj e)k lago&nwn,
ghrale&oj de_ pe&lwn tri/taton po&da ba/ktron e)rei/dei
au)xe&na forti/zwn gh&rai+ kampto&menoj.
１つの声をもち、２つ足にしてまた４つ足にしてまた３つ足なるものが
地上にいる。地を這い空を飛び海中を泳ぐものどものうち
これほど姿・背丈を変えるものはない。
これがもっとも多くの足で支えられて歩くときに、
その肢体の力はもっとも弱く、その速さはもっとも遅い。
（藤沢令夫訳）
欲せずとも 聞け 忌まわしい翼もつ死人のムーサよ、
お前の罪業の終わりを告げるわたしの声を。
お前がいうのは人間、地を這うときは
腹から生まれたばかりの四つ足の赤子。
年をとれば三本目の足の杖で身を支え、
重い首もたげ、老いた背を曲げる。
（岡道夫訳）
スフィンクスについては、反・ギリシア神話「スフィンクス(Sphinx) 」の項を見よ。 
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