クロス・ポイントにおける情報


 イル・イゾレに存在する各ポイント、護衛隊、砂賊に関係する情報を掲載します。ここで掲載された情報が何か事件の発端になっているかもしれません。冒険を求めず各ポイントで幸せに暮らす事を目指すのも大きな目標かもしれません。それ程、イル・イゾレは生きていくのが大変な星ですから。

ウォーター・ポイント
     クロス・ポイントを形成する宇宙船が異星へ旅立つという。それに伴い必要となる基本の水を売却する事が決定。


*代表者:ガイゲ・ヴィオロン(50)
 ウォーター・ポイントの代表者。現在、確認されている地下水脈だけでなく新たな水脈を見つけようと苦心している。最近、水の売買を控えている事で他の ポイントから反感を買っているが、値段を吊り上げようといった事ではなく、残り少ない水を有効に使うための計画である。しかし、その事を公表すればパニッ クが起こると考えて、あえて憎まれ役を買っている。
 このまま新たな水脈を発見できない場合は30年後に水が枯渇すると考えられている。しかし、これはウォーター・ポイントの幹部しか知らされていない。今回、 新たな水脈が発見されたと報告されているが、これは唯一残っている水脈を別の角度から掘った物なので産出量が増えた訳ではない。ただのごまかしに過ぎない。


アグリカルチャー・ポイント
 異星から訪れた宇宙船より、農業に必要な技術を得ようと交渉役をクロス・ポイントに派遣。

*代表者:鼓 美琴(32)
 バイオに関する研究での第一人者。妹の笙子がクロス・ポイントの代表者に嫁いだ事で2つのポイントは友好的な関係となっている。現在、種からではなく クローン栽培で農作物を大量生産する方法を研究中。確立した時点で他のポイントに公表するつもりでいるが、他の幹部は外交における切り札を失うとして、 公表に後ろ向き。


マイン・ポイント
 ポイント内で銃撃戦が発生。クロスポイント元代表のキサラ氏の滞在する建物であるだけに動向が注目されている。
*代表者:アルト・ブラッチェ(46)
 元は砂賊だった男。恋人ができたのを契機に砂賊を脱退。所属していた砂賊集団は命を狙ったが、追っ手を撃退し名前と顔を捨て、逃げ切る事に成功する。 マイン・ポイントの荒れ方を憂いており、治安を良くする為に警察機構を強化し、道徳教育に力を入れている。


インダストリアル・ポイント
 異星から訪れた宇宙船の整備を依頼される。技術者達は技術の不足を恐れる一方、未知の技術に触れる機会に興奮しているとの事。
*代表者:ハルフェ・ハープ(40)
 インダストリアル・ポイント史上最高の頭脳と言われている。失われて久しい飛行機の製作に取りかかっている。飛行機ができた暁にはイル・イゾレの調査を 行い、水源や鉱物などの存在を探し出す事を考えている。  


クロス・ポイント
 異星から訪れた宇宙船と共に惑星イル・イゾレから離脱すると発表。住民および他ポイントの住民が殺到すると同時にイル・イゾレに残留を希望する者の 引越しにより混乱が起こっている。

*代表者:キサラ・ギターレ(20)
 クロス・ポイントの代表者は世襲制で、キサラはギターレ家の長男。生まれた時から治世者としての教育を受けており、医療・宇宙航行技術も学んでいる。周囲 の反対を押し切り、アグリカルチャー・ポイントの代表者、鼓美琴の妹である笙子と結婚した。ちなみに笙子はキサラより5つ年上の姉さん女房。


護衛隊(傭兵隊とも呼ばれる)
 クロス・ポイントのイル・イゾレからの離脱が発表された事により、契約解除の動きも。

*代表者:クラベシーン(28)
 全護衛隊の取りまとめ役。自身の護衛隊は『コーラス』と呼ばれる少人数の隊。普通、護衛隊は銃を使うがクラベシーンは剣も使う。銃は砂嵐になった際、誤 作動を起こす事がある為。もちろん銃には防砂加工してあるのだが、クラベシーンは完全には信用していない。  


砂賊:砂とかげ
 一団を率いていたソロジーが死亡したのとの情報。これにより、砂とかげのリーダーはフリューゲルのみとなったが、その所在は不明。既に死亡している との噂も。

*代表者:ソロジー(50)  以前、護衛隊オイサックの代表だった。一時期、砂賊オイサックが存在すると言われていたが、それは「砂とかげ」の別働隊と判明。その事実が確認された直後、 砂とかげの元の代表者であるフリューゲルを殺害し、砂とかげの代表となった・・・と言われている。
 彼の人となりを知る者からは、現在までの行動に納得いかない部分を感じていると言う。

*代表者:フリューゲル(37)
 砂賊『砂とかげ』のリーダー。商隊を襲い、搬送物資と護衛の武器を奪い生計を立てている。襲われた商隊に生存者が残る事は無く、搬送用のトラックに残さ れたトカゲのペイントが犯行声明となっている。


砂賊:ミラージュ
 先ごろ、各ポイントで姿を見られたが、ここ数週間は動きが見られない。一部の噂ではクロス・ポイントの元代表キサラ。ギターレ氏と会談していたとの 情報も。

*代表者:カリヨン(30)
 砂賊『ミラージュ』のリーダー。他の砂賊と異なり、各ポイントの代表者から指令を受けて商隊を襲う。各ポイント間で起こった揉め事を金や物品で収める時 に「襲われた」事にして賠償金として支払う事になっている。表立って賠償金を支払うとポイント内のライバルに外交手腕を非難されるから。
 カリヨンが襲った商隊は死傷者を出ず、奪われた物品や貨幣のいくらかは各ポイントの弱者に配られる為、市民に好感を持たれている。











ホームページに戻る