旧式のDOS/V機用キーボードをPowerMac7100に接続しています。
マウスも、DOS/V用のシリアルマウスです。このアダプタはトランジスタ
技術98年10月号に掲載された、秋元 正宇さんの記事を参考に作りま
した。

写真左の2つのチップはPIC16F84。右のやや小さいチップはシリアル
マウス用のMAX232です。下に見える赤いスイッチは、パワーオンキー
です。DOS/V機用キーボードには、パワーオンキーが無いので、外付け
になります。



このアダプタは、PICライターや書き込みソフトが揃っていれば、非常に
安く作れます。PIC16F84を2個とMAX232の他は、クロック用のクリス
タル(セラロックでも可)と数本の抵抗とコンデンサ、あとはADBやPS/2
コネクタだけでハードウエアが完成します。ソフトウエアは、トランジスタ
技術ホームページ
からダウンロードできます。


PICライターは、秋月電子のキットを購入するのがてっとり早いでしょう。
秋月電子製のライターキット(5,700円)はシリアル接続ですが、パラ
レル接続のものなら、3千円以下で製作できます。下の写真は私が使ってい
る自作PICライターです。

このライターは、DOS/V機またはPC-9801/9821,EPSON98互換機などで
使用できます。書き込みソフトはWindows95用の他、MS-DOS版もあります
ので、かなり古いマシンでもPIC製作に使えます。ちなみに、私はEPSONの
PC486(486DX2/66MHz)を使っています。残念ながら、MacOS版のソフトは
いまのところ開発されていないようです。