箱形電脳制御機と苦悩する日々


<<< ごあいさつ >>>

パソコンとつき合いだして、はや15年の歳月が経過してしまいました。
まさか、こんなにおつき合いが長くなるなんて・・・
思えば、私は君のことなんか、これっぽちも理解してあげられなかった・・・
15年を機会に君のことを少しでも理解してあげようと思いつつ・・・
自作PCの世界へ・・・
思えばこれが不幸の始まりだったのだ

と、いうわけで


実録「箱形電脳制御機と苦悩する日々」のはじまり、はじまりー!!


その1 「箱形電脳制御機様」  第一話  初めての・・・

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パソコン生活25年・・・いやいや、15年・・・
いままで、何台のマシンとおつき合いしたしただろうか?

思い起こせば、友達の「FM7」を紹介されたとき、胸にキュンと、ときめきがはしったのが始まりで、
そのあと、バイト先にあった「X1」に片思いをしつつ、
私の初めてのお相手は、中古とはいえ、かの「NEW FM7」であった。
家に連れ帰り、はじめて対面したときの感激は今でもよく覚えている。

彼女は「NEW7(ニューセブン)」と呼ばれ、多くの人々に愛されていた(はずである)。
少なくとも、なけなしの全財産をつぎ込んだ私にとっては
かけがえのない、良きパートナーであった。
昼も、夜も、晴れの日も、雨の日も、ずっと見つめ合っていたものである。
FM音源をはじめ、外付けのFDDドライブなど
私の貢げる全てを捧げたものである。
そのかいもあってか、彼女はとても従順であった。
さすがに、二日もぶっ続けで付き合わしたときは三日目の朝に
ふてくされてしまったこともあったけど・・・
それも、今思えば、楽しい思い出である。

つづく
たぶん、続けられると思う・・・ (ぜんぜん自信ないけど・・・)