平等院の南門から西へ100メートルほどのところに県(あがた)神社があります。祭神は「木花開耶姫命(このはなさくやひめ)」とされ、古代に地域の守護神として創建されたと伝えられています。また、平等院の鬼門にあたることから、平等院が建立されたときにその鎮守社にされたといわれています。 境内に入って左手にある県井戸は、「都人 きてもをらなむ 蛙なく あがたのゐどの 山吹の花」(後撰集)など、古くから歌枕として和歌の中に登場しています。また、近世に入ってから盛大になった「県祭」は、毎年6月5日の深夜から6日の未明にかけて祭礼が行われます。お神興が通る間は沿道の明かりが消されて真っ暗闇になるので、「暗夜の奇祭」として知られています。

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アクセス:京阪宇治駅より徒歩約7分
       JR宇治駅より徒歩約12分

境内拝観自由