擬宝殊(ぎぼし)
現在の擬宝殊は、保存されているものの中で最も古い寛永13年(1636年)の刻印のある擬宝殊と同じ形状と大きさになっています。擬宝殊の取り付けられている高欄は強度の高い良質のヒノキが使われています。

三の間
三の間は宇治橋特有のもので、その名前の由来は西詰から三つ目の柱間に設けられているところによるものです。三の間の一番古い記録は、永禄8年(1565年)に松永秀久が千利休らを招いた茶会で、三の間から汲み上げた水を使ったというものです。その他、豊臣秀吉が茶会の際にはこの三の間から水を汲ませたという話は有名ですが、今のような張り出しが設けられたのは江戸時代に入ってからと考えられています。

桁かくし
木橋の大きな特徴である桁かくしは、橋桁を雨水などによる腐食から守る役割があります。現在の橋はコンクリート製ですが、従来の宇治橋の形式を継承してヒノキの桁かくしが備え付けられています。

流木よけ
橋の上流側 8mの位置にある流木よけは、水理模型実験の結果、橋脚周辺の河床洗堀にも効果があることが確認されため設置されました。宇治川の伝統的漁法であった網代(あじろ)をつなぎとめる網代木(あじろぎ)をイメージしたデザインとなっています。

歩道
大判の御影石が敷かれた歩道は、散策道として観光客や地元の人に親しまれています。上流側の歩道の幅は下流側に比べて 1m広くなっています。

植樹桝
自然石を使った植樹桝には、宇治市の宝木である茶の木が植えられています。

フットライト
植樹桝の間のフットライトは、夜の宇治橋を幻想的に演出します。フットライトの前には源氏香之図がはめこまれていてます。