懺悔の小部屋
懺悔1
(2.13. 1997)

 先月、福井県の三国に重油とりのボランティアに行ったとき、「どんな時もギャグを忘れてはいけない」と考え、わざわざ先斗町まで出かけて「よーじや」であぶらとり紙(化粧前に脂肪分をぬぐうのに使うやつ)を買い、持っていったのは私です。悪ふざけだった気がします。懺悔!


懺悔2


 そこまでして持っていったあぶらとり紙を、結局現地で使いそびれ、持ち帰ってしまった愚か者は私です。自分が情けなく思えます。懺悔!


キーワード

「駄洒落の限界」

「油」と「脂」。
日本語では両方「あぶら」と読むが、
英語・ポルトガル語では、この二つを指す単語の読みが違う。
そのため、懺悔1と2は日本語版のみの掲載とあいなった。
誠に残念である。



懺悔3

 先日、あるパーティでのこと。
 羽子板で負けそうな日系ペルー人の小学生が一矢報いたとき、
 墨を塗るかわりに貼っていた黒いシールを
「相手のおじさんの目に貼れば、勝てるぞ」と、悪魔の作戦を教えたのは私です。
 その小学生は笑って、シールをおじさんの鼻に貼りました。
 ああ、私はなんと卑劣な人間でしょう! 懺悔!
 そして、悪魔の囁きに負けなかった小学生の未来に光あれ!


キーワード

「ずるさ」もいいことをするさ

 大人になると、人は狡猾さを覚えていく。
 悲しいことかも知れない。
 しかし、狡猾さが賢明で高貴な精神と結び付いたとき、
 悲惨な世界の現状を、
 より公正で輝かしいものに変えていく「力」になりうる。
 要はその使い方なのだ。
 劣化ウラン弾の事件も発覚。
  あらためて沖縄関連リンク集を探してね。

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