ジーニアスコード 2026年 5月号
今回3月末の決算情報を金融機関に3段階で報告した。
電話連絡 4/1 速報レポート 4/10 決算書・申告書 4/24である。
それぞれに意味がある。赤字で、ポイントを示す。
STEP1 電話で速報
現在のところ金融機関取引は取引は中信・京信であるが、それぞれ担当者に4月1日に電話した。
その伝えたかったことは
今期も増収増益です。
この言葉、インパクトがあることを今回実感として知った。
これで、1期目は除いて3回連続
売上は、10億には届かなかったが、期初に金融機関に出していた額7.5億でピタリだった。(その後、スタッフ要請で上方修正)
決算数値は事後でもある程度は形作ることが出来る。(売掛・未払いの計上、償却)
よってこの電話は増収増益にすることの意思表示である。(増益の方)
当然、係数把握の早さもアピールしている。
STEP2 速報資料作成
ここでは速さが勝負であって下一桁まであわなくてよいということであるが、一般事業主は分かっていない。
どこが今後、変化するかもしっかり明示している。
それだけ決算をつかんでいるということである。
この資料は当然期末前から作り始めている。
信用金庫 支店 御中
NMC法人第4期 決算速報
西河 豊
第4期 概況
売上は、747百万円の83.6%増加、営業利益は10千万、経常利益は、950万となった。
なお、在庫、車両、一括償却資産は税理士事務所マターであり、未計上
EX 在庫減 368,990円 車両減価償却 89,450円、一括償却資産償却 65,349円
P/L推移 試算表段階数値 (単位:千円)

当初より、今期も増収増益を必達線とした。
B/Sの変化(単位:千円、納税前)

今期も、増加運転資金がポイントとなったが、期末に売り上げのブレでちょうど期末表面残高がへこむ時期となってしまった。現在は4700万程度あり。
ただし、債権債務整理で個人貸し付け分800万を個人側に振って清算しているので、ポケットマネー原資としてある程度はホールドしている。
概況
・5月にマル経を借りたときに出した目標売上が7.5億で結果的にジャストだった。
その後に、スタッフからの要望で10億に上乗せした。
・キャッシュフローを上げる仕組みの構築については(個人事業も併せて)間違いなかった。
・増加運転資金が必要になる。昨年6月に京都中央信用金庫に3千万借りていたのを期末に活用することとなった。
考え方として、月の回収の変動により月間売り上げ程度の調達が必要となる。
・売り上げ単価が上がるにつれてクライアントの税理士のスクリーニングで保留・長期化・取りやめになるケースが散見された。
・新事業である直販売できるソフト開発(オタスケAI)と製造業アセンブラーの仕事は実るのに1年かかり今期になった。ある程度、これは予想はしていた。よって、それで借りたマル経済は現状では溶かしている。(当社は、代理店制度の仁義を守りメインのAIサブスクソフトについては、直接販売は控えている。)
・人事採用において、半年でやめた社員が発生して、時間のみを費やした。問題社員が入ってくるのは仕方ない時世だが、まだ、4期目なので反省材料とする。
以下は、今期目標提示、決算でてからだと2月遊ぶことになる。
実際スタッフには明示している。
金融機関ではこれは期末月に早めにダッシュするということで13カ月方式と呼ぶ。
第5期 目標

当年度施策
・新施策の売上反映が第一
自社販売用ソフトのオタスケAIと製造アセンブルを売上に実らせる。
そのために日々、その戦略普及のためラジオソフトを導入して、スタッフにつ伝えている。
・それぞれの分野で専門スタッフの養成する。
外注で10人程度が当社の専業なので、徹底的に鍛え、マネタイズの早期化を図る。
・当社はスタッフともども、「1日でもマーケットでも長く生き残る」を標榜し。その継続が実績の増進になるという考え方とする。
・ビジネススキームとしてこの販売代理店システムを理解できる人が少ないので事業内容の説明に徹する。(一部、FCシステムの要素もあり)
特記事項
・前年期中に、発生主義会計に変更したが、売掛において、プライスダウン、支払時期の変更・保留・取りやめなど発生して会計担当者が混乱したので、今期から、期中は実現主義会計委戻して、3月期末のみ、売掛と買い掛けを精査する放任に変更、日々の会計上の数値と通帳残高を合わせる精査は継続する。社員は別帳票の売掛表を常に見る様にする。
・戦略の徹底のためにラジオソフト(VOICY)導入で毎日リモートのスタッフに戦略説明
借り入れ状況
これ↓は金融機関報告には毎回入れる。実際残額・利息など分かっていない経営者がほとんど

毎月、残高・利息の確認と預金との比較・個人とのな名寄せをしっかり行っていく。
ローカルベンチマーキング分析
これもここまでやっているというアピール
直近の試算表にて算出した。 左がR7.3、右が直近試算

借り入れに対して、利益力弱くEBTDAが落ちているので挽回する。
個人事業と合わせ見ているというアピール(金融機関では、これを名寄せという。)
個人事業情報 個人事業 (単位:千円)
R7 当年度(3カ月)
売上 29,100 10,686
利益 3,307 4,449
昨年度より好調の個人事業(社会保険労務士部門)が引き続き利益率高い。今から節税策を検討(社員への中小企業退職金共済・年末賞与など)すると同時に法人の1千万への増資も検討する。法人は今の売り上げ規模ならば100万資本は過少に映る。
STEP3 実際の決算書送付
ここで、速報より少し利益額を落としている、しかし、これは、税金の関係で、それは、まだ未計上ですと断っているのでおかしくない。
期末から24日で申告なので、準備して、超ハイスピードで処理している。
勘定科目明細などは2月から準備していた。

この貸借対照表のきれいな科目構成みてください。
不明な科目は一切なし。
こうするためには当然有償です。

この上に、今期、個人の資金で増資して、1000万資本金にする。




サブレポート 「マネタイズの細部2」はここ
以 上