ジーニアスコード原稿



ある事業所をM&Aする理由

2025年、ある事業所の助成金部門をM&Aすることになった。

場所は関東なので、社員はリモートになるが、そこのお客さんもリモート方式でとっている。こんな形式は醸成金ビジネスんら嫌ほどある。

買値は0円だが、事業での債務がついている。それは、返済金の100万円で来年終わる。

なぜか、話がついてから売り上げ好調で月に200〜300万上がっている。

では、なぜ、これを譲渡するか?と言うと、ここの所長にすれば、この部門が鬼っ子になってしまい、嫌で嫌で仕方ないのだろう。

私側では、助成金での労働局との調整も何も苦痛を感じないので、いい話だろう。

今売上が好調というのは、スタッフが(男 高齢者1名、女性2名)今まで失敗で痛い目にあったのを糧にして成長していたということだろう。


女性のうち一人があるコールセンターの統括責任者までやった人(結婚で退職)で、私の目から見て能力的に超優れている。

その女性が仕事内容に慣れてからは、クレームが0である。

どういう点が優れているかというと
*自分以外も含めて、誰がどの仕事のどういう段階か全部頭のフアイルに入っている。
*その現実のフアイルの上に各スタッフのマインドのレベルが直感で全て分かっている。(あの人が今落ち込んでいるなど)頭の中にグラフがイメージで来ている感じ

*職場に課題があると上司に問題点指摘するだけでなく、次にはこうしたらいいという改善提案書が回ってくる。

*クレームを抑える技術を要しており、クレーム0にする自信を持っている。
ということである。

コスト的には
*一般管理費でなんでこんな無駄なやり方しているのという点があり、今回、改善する。
*男性一人の高齢者(統括者用に雇用)45万出ており、ここでキャッシュマイナスになっていたようだが、今回、年金フルペンションになるのに連動して、10万に上げてもらい、実業から離れて、顧問的扱いにする。

この給与カットが実現すると月コスト100万を切る計算。

社労士事務所で、顧問というのもおかしいが、実際過去の経験より助成金知識はあり、労働局対応には慣れている。

もう一人の女性は普通の感じだが、声には癒しの効果はあり、お客さんにも悪くないだろう。

既に、引継ぎを兼ねたZOOMでの勉強会は始めており、その上昇したいという真摯な態度にかなり感激している。

日本電産の初期にM&Aの第一号で  初期に日本の製造業を買収して、真剣な目をした買収企業の社員の前で初めて訓辞を垂れた永守さんの気持ちがちょっと分かった。