ジーニアスコード 6月号
事業者の本音
業績が急成長するにつれて、地獄の淵を歩くような感覚になってきた。
それは仕方ないことかもしれないし、必然なのかもしれない。
日々そういう戦いの中で生きている人も見てきた。
自分が、この年でそうなるとは思っていなかった。
*金融機関とすれ違い始めた
金融機関の本質は投資ではなく、回収であることは前職なので分かる。
しかし、もう少し支援してくれてもいいのではと疑問に思う。
様々な投資をして、これからも伸びる段階なのに、リストラを始めて安定売上に持っていけという。
増収増益に怖くなったてきたのか?
担保がないからか?
仕方ないことばかりだが、納得いくかというとそうはならない。
*新業態への不理解
これは各種の審査員も同じだが、評価する前にもう少し業態の最前線を勉強して欲しい。
最近の、苦しみを通じて、最先端で戦っていくには人の信用しかない。
そんななかでこんなうれしいこともあった・・・
こんなうれしいこと
今年2月に関東の士業事務所をM&Aした。
M&Aしたのは所員3人とそこについているお客さん(2人は女性、1人は高齢者)
彼女たちの寄るべき会社はなくなった。全員、在宅でのワーク
余分なものは全てリストラして、収入も支出もすべてクリアにした。(給与は引き継ぎ)
会社の経費は月10万以下に落ちた。
後は人の取り分だが、代表の私を一番低くした。
そして、毎月の売り上げ目標を決める際には、最低コストから逆算して、買収費用の月返済分は乗せなかった。
買収したこと、買収されたことは彼らの責任ではないとの認識だった。(これも伝えてある)
そして、2月の末にキックオフ、私は、実業は全く関与していない、100%信じて、任せた。
私は、数字のみ見て、月1回ZOOM会議するだけ(学習ツールは嫌ほど提供した)
結果、初月、次月は目標に対して、売上はちょい足らず
そして今月は、目標に対して、約2倍の実績をたたき出した・・・
これで、トータルでも+、買収費用のせても だ
当然こんなうれしいこととは
その収支のことより、私の信じる気持ちにこたえて、頑張ってくれた、気持ちに対してである。
MNCジーニアスコード7月号も2日発行
テーマ 今期 安定10億に向けての10戦略!
メインレポート
以下を五月雨式に書いていきます。
このうち、2のバーチャル人事については深く解説します。
外注革命という命名で本も出ています。
これは、伸ばしている会社は既に取り入れています。
巷ではDXバーチャル人事、DXバーチャル営業部隊という言葉で出始めています。
1 製造キュレーション事業の確立へ
→元メーカーの営業担当役員を採用
2 バーチャル人事強化
→5月シングルマザーを採用
→過去に失敗歴ある人も歓迎
DXバーチャル人事とは
DX経営のメリットは
これは「クラウドDX経営」という考え方です。
これは端的に言うと、外注や業務委託をフル活用して
組織を作り上げる経営モデルです。
以下の
ようなメリットがあります。
DXバーチャル人事のメリット)
これは「クラウドDX経営」という考え方です。
これは端的に言うと、外注や業務委託をフル活用して組織を作り上げる経営モデルです。
以下のようなメリットがあります。
・社員が担当している業務を細かく分解し、コア業務と不要業務を振り分け、不要業務はそもそもしません。
間接業務は外部に任せます。
・社員がコア業務に集中し、外注やプロ人材に任せる部分は任せます。
・組織全体の生産性が飛躍的に向上します。
・外部のプロ人材を活用することで、専門的ノウハウやスキルを必要なタイミングで導入します。
リスクを抑え、スピーディーに事業を立ち上げます。
・社会保険などの負担を抑えられますし、消費税は支払時に支払ってしまえます。
・外部リソースを駆使して新規事業に挑戦じやすくなります。
・変化適応型の組織を作り、競合優位を確立できます。
ここで、意思疎通や指揮命令系統が希薄になりがちでは?と思う方は、分かっていません。
この方が、伝達も早いし、統率性もあります。
私が出した指令があれば、即、CHATのUP、音声情報のUP、動画のUPです。
フリーランスの方が自分の生活にかかわるので情報入手に必死です。
会議も思い立ったらWORK PLACEで即実行です。決断から30分以内に事項が済んでいます。
私自身、「社員は1名+今回新規事業担当者と会計補助パートのみ」で外注・業務委託パート
ナーと連携しながら事業を拡大してきました。
この経験から、「クラウドDX経営」は実務レベルで大きな成果を出せる方法だと確信していま
す。
初めからそんなのできないと思う人は、即失格です。
私も以前はこんなこと想像すらしていませんでした。
やってみたら出来たというだけのことです。
3 金融戦略深化
→販売先にフアクタリング機能をつける(金利は
当社負担)
4 逆戦略徹底
→顧問なしを維持、外注徹底
5 勉強力強化
→グループ内での勉強ツール選定中
6 軍師制度採用
→事前伺いも稟議もなしの全責任制度
武田信玄・豊臣秀吉など、優れた武将には優れた軍師がいた。ポイントは組織の命運まで任せる。
7 他省庁支援策活用強化
→今期、農水省補助金の実績を作ることを死命にする
既に見込みはつけている。知っている人は知っていることであるが、皆が知っているような汎用性のある補助金・助成金(経済産業省・厚生労働省系列)以外は、公募開始の時点で、予算の半分以上は唾が付いている。政治家が陳情から動いている場合もあります。
農水省・文化庁など他省庁にも補助金はあります。その唾が付いている状況にあれこれいってもしかたない。当社もそれ前提で動いています。
8 係数予測力強化
→昨年は4億想定して結果はjustとなりました!前期はいろんな情報から、私の勘だけでいった。営業ブレーンからくる情報を1桁くらい落としました。
これはプロセスより結果重視、今期の予測法はどうするか?がんばるという体育会精神は、徹底排除します。
9 リモート経営力強化
→社労士事務所買収先で実証中
→これもあれこれ言わず、全てを任せる!
今回買収した社労士事務所も訪問しないリモート経営のところ。よって顧客は全国。私のこれからの経営はリモートの二乗になります。そうなるとどういうことが想定されるかというと、顧客で京都の近辺のお客さんもリモートで入ってくるということで、それも視野に入れています。訪問はしません。よくリモートをしない士業事務所で、「顔を見ながら話したい」(信頼感を向上するために?)はっきり言ってそれは甘えです。行けば何とかなるという甘え。(いや、それ以前この顧客も忙しい時代に訪問されることは望まれていない!)リモート処理する方が頭を使う。すべてを事前にシミュレーションしないといけないから
10 ウオーキング力強化(歩くこと)
→ザッカーバーグもやっている
2025新年度当社の予定
*京都AWRD(4月)申請済み 書面審査不合格 京信アワード(9月)診断士シンポ(8月)応募
*正社員採用4月、補助パート採用5月
*Bグループ・Sグループと協業
*東京にバーチャルオフイスで支店登記(6月?) 6月
*政策金融公庫のマル経借入申請(1,000万申請済み)5月実行
個人事業
*廃業する社労士時事務所をM&Aランニング開始(今後はリモート経営)単月黒字化に成功
以 上