ダンスシアター105 −Rei 秋に舞う−
2004年11月5〜7日

 


《公演レポート》  
        Rei works 
                    by 山本泉@小虎
       歩'高松レポート 
       
歩'高松イラスト 
                    by 歩’

《公演チラシ》
          

《作品内容》

【芭蕉精】 演出/山本泉 振付/山田レイ 踊り/山田レイ 
衣装デザイン/山本泉・山田レイ 衣装制作/小田由仁子 映像制作/さわゆき

芭蕉精(ばしょうせい)

昔々、中国の山中に一人の僧が住んでいました。
月の夜、読経をしていると女が現れ
「わたくしはこの辺りで仏縁をいただいたものです。どうか中へ入れて
御拝聞させてください」と言うので、
訝りながらも僧は女を中に入れてやり、読経を続けると、
女は草木さえも成仏できる教えを讃え、舞を見せたのです。

     生きとし生けるもの
     この世に生を享けいのちの花を咲かせるは
     宇宙の理に適うことなり

     有情非情の隔たりなく
     一花を仏の前に捧げるごとく
     一枝、花開いては、存在の真理を顕わす

高松公演では7月に楽展にて上演されたものを練り直しダンス作品に仕上げました。
(上演時間 約17分)

【緋の記憶】 演出・振付/岡本陽子 踊り/山田レイ 
衣装/DIC

鬼が私か、私が鬼か。

見ないふりをしていたのに
気付かないふりをしていたのに

心の記憶を呼び覚ますのは誰ですか

謡曲「鉄輪」に題を得て創られた作品。
夫に捨てられた女が丑の刻参りをし「恨みの鬼となって」愛しい男を取り殺そうとする。
一度離れた心は決して還らぬとわかっていても諦めきれない女心の哀しさと情念を
描く。
(上演時間 約20分)


【白の組曲】 演出・振付/岡本陽子 踊り/山田レイ・伊藤ミカ・市原祥代・松江美佳 他
衣装/DIC

ジャック・ルーシェの「PLAY BACH」にのせて踊られる作品。
ユニゾン(群舞)の楽しさとバッハの曲の持つ静謐さ、清浄さや、心象風景をダンスで
綴っていく。
(上演時間 約25分)

【レモン哀歌】 演出・振付/岡本陽子 踊り/山田レイ 語り/福家かず枝 衣装/DIC

「智恵子抄」で有名な高村光太郎とその妻智恵子。
才気溢れた智恵子が芸術家・高村光太郎と出会い、愛を深めていく反面、光太郎に
ふさわしい妻であろうと自分を追い詰め、また、自分の才能を開花させることが出来
ないジレンマにより壊れていく様子をナレーションを交えて描く。
そんな智恵子が本当に解放されたのは、光太郎を残し、逝った後だった。

津村節子著「智恵子 飛ぶ」より題を得て創作されたDICの作品を山田レイが踊る。

■日時/2004年11月5日(金)20時00分
           11月6日(日)14時00分 / 19時30分
           11月7日(日)14時00分 / 17時30分
■場所/ダンスインキャンヴァス
      香川県高松市中新町11-12-4F
      087-835-3988
■前売/2000円 ■当日/2500円◇全自由席


《2004年11月4日(木曜日) 四国新聞の朝刊に公演情報が掲載されました。》