次に訪れる決戦戦争こそが、最終戦争である。この戦争をもって、世界が統一され、国家の対立がなくなり、戦争がなくなる。
その為には、「無着陸で世界をぐるぐる廻れるような飛行機ができ」、「一発あたると何万人もがペチャンコにやられる」ような破壊兵器が開発される必要がある。
そして将来、東亜と欧州の連合と、アメリカとソ連の連合とが対立する。究極は、東亜の王道と米州の覇道との最終戦争となる。東亜の盟主こそが天皇である。(日本が盟主なのではない。)
約30年以内に訪れる最終戦争に備える為、昭和維新を目指す。東亜連盟を結成し、20年を目標に生産能力をアメリカに匹敵するものにする。そして、東亜連盟こそが、最終戦争の勝者となり、天皇が世界の盟主となる。
更に付け加えるならば、この最終戦争の「予言」は、仏教の三時説、及び日蓮の説によって証明できる。
石原莞爾 没後47回目の8月15日(1996/8/15)記す
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