No. | 238 |
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Date: | Wed, 14 Nov 2001 15:34:41 +0900 |
Subject | 石原莞爾の中国に対する心からなる詫び状 |
ハンドルネーム: | |
Name: | (匿名) |
E-mail: | (匿名) |
発言: | 終戦から56年を経た今日まで、 日本政府は侵略した中国に対し、口先ではなく相手の魂に響く心からなるお詫びをしたであろうか、終戦後 石原莞爾は蒋介石に詫び状を送り日本が犯した大罪を謝した。 拝啓 未だ拝顔の栄を得ず、而も今次世界動乱の起因と相成候満州事変の重大責任者の身を以て一書拝呈し候非礼、平にご海容賜わり度く候。 事変を契機とし、日本の貴国に対する態度を根本的に改め、両国の公正なる提携を実現致し度く努力し、日華事変勃発後は国民より相当の支持を得るに至りしも、微力遂に破局を防止し能はざりし事、誠に慙愧の極に御座候。敗戦後は同志一同貴国を始め東亜諸民族に対し、日本の犯せる大罪を懺悔しつつ、真に正しき平和日本の建設に励め度、具体的活動を開始し、国民の大なる共鳴を獲得せしも、日本占領軍当局の理解を得る能はずして今日に及び候。 然し我等は至誠一貫目的の達成に邁進すべき所存に御座候。降伏後、主席閣下の日本に対し示されたる高き道義に徹せる寛容無比の御態度は八千万国民の感激措く能はざるところに御座候。 将来共一層の御指導御鞭撻を賜り度伏して奉悃致候。 敬白 昭和二十二年二月二十五日 石原莞爾 蒋介石主席閣下 執事 |