石原莞爾フォーラム
No.244
Date:Sun, 30 Dec 2001 23:43:43 +0900
Subject私の石原感
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Name:(匿名)
E-mail:(匿名)
発言: 私の石原の興味は今から11年前大学に入学したときに始まりました。そのとき何のために生きているのだろうという、よく受験を終えた学生が陥りがちな空虚感に支配されていた私は『石原莞爾のすべて』という本を見、急激に彼に 惹かれていきました.そこには日本史に記載されてある昭和以降の自虐史観に占領された記述とは全く正反対の壮大なビジョンが提起されてあり、50年前の人だというのに今でも立派に通用するどころかさらに先を行っているのではないかという気がしました.その後大量にある石原本及び、歴史家の書いた石原についての記述を有り余った時間で読み解くうちに神如き思い考えてた自分から幾分相対的に彼を捉えられるようになりました.ただ彼の思想及び行動が今の自分の背骨のごとく支え、パワーとなっているのは変わりません。両極端な書かれかたをされるのが多い彼ですが、侵略者ではなく、恒久平和を心底祈念した人物であるという私の確信は、岡田 益吉著の『10人の帝国陸軍?』というような本にこういう1文があります.『夢にうなされていた石原が突然ふとんをとはねあげこう叫びました「とうとうこの俺を戦争やにしてしまった.戦争なんてこの世からなくなればいいのにな」』私は彼の悲劇と無念を感じ涙がにじんできてしまうのです.  またあまり知られていないことですが、極真会館の元総裁 大山倍達も在日韓国人にして石原に師事した人間です。彼はその著書で人生の5人の師を述べ、その一人石原を述べるとき『石原は心の太陽であった』と述べています。  私が石原に惹かれた理由の一つが彼の他民族にも同様の支持があることなのです.しかし逆にそれが今までの石原理解を複雑にしていた最大の要因なのかもしれません.


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