2001年8月4日
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これは2001年8月に、とある電GO大会に飛び入り参加したときの模様をつづったものです。
・・・・・・・・ 8月頭に、とある電GO1大会のついでに開かれていた電GO新幹線の体験版試乗会に行ってきた、 という話は既にしましたが、実は、そのときの電GO1大会にちゃん首をつっこんでいました。 突っ込まないつもりだったのですが、面白そうなのでつい・・・_________
そう言えば、3の改正版が最新のこの時期に、どうして電GO1が大会の主役だったのか。 察するに、アホらしいエクセレント争いを避けるためでしょうね。電GO1なら許容範囲内なら どこ停めようとボーナスですし。今日のところはとりあえず13時の部を見物して、余裕があれば 15時の部に参加しようと思ったのですが(13時、15時、17時にそれぞれ大会を開催)、 13時の部が終了したあとに申し込んだらなんと満席。
こんなことなら最初から参加しておけばよかったかな・・・
がっかりしたけども、まあついでだから15時の部が始まるまでに電GO新幹線でもやろうと思い、 空きっ腹にコーヒーを飲みつつ、 連れと一緒に新型マスコンと100系、500系の運転を堪能してました。 この空きっ腹にコーヒーというのがあとでえらい事態を招くことになろうとは、このときは想像だにして いませんでしたが・・・・
そうこうするうちに15時の大会が始まりました。大会の前に、まずは基準点ということでJR西日本で 新幹線を実際に運転しているという運転士さんに乗務してもらってスコアを出していただいたのですが、 何故か残念ながら高槻でゲームオーバーでした。司会のおねーさんは、「あ〜、残念ながら高槻でゲーム オーバーですぅ・・・」とか何とか言ってましたが、私と連れは運転の様子を見て、
私:何かわざとらしいな・・・・・・・連れ:うん、どうも演技っぽいな・・・
とか何とか言ってました。さて、本選は13時の部と同じようにお子さまのなかにときどき鉄っぽい大人の 参加者が混じりつつ進みましたが、中には参加登録をしたにも関わらず会場にいない人が多少いたので、
「今なら参加することが出来ますので、飛び入りで参加したいという方は是非ともどうぞ!」
と司会のおねーさんのアナウンスが。よっしゃこれ幸いとばかり連れと一緒に飛び入りで参加登録をしました。
・・・・・ 状況ですが、試技は私含め3人残して最高点が85点という状況。おそらく85点を超えたら賞品がゲット 出来るはず。普通に考えて、電GO1の快速なら適当に乗務してても80点は絶対に取れる自信があったので、 私の技量でも特に問題はなかったはずでした。そう、このときまでは。__________________
しかし、電GOの大会というのは初めての経験。電GO2の予選会にすら出場しなかった私としては、 自分の番が近づくにつれて緊張の度合いは高まります。高まるどころかとどまるところを知りません。 そしてついに、あまりに緊張が高まりすぎたのでさっき空きっ腹に飲んだコーヒーが胃の中でぐるぐる 回り始めました。
「・・・う・・・・・なんか気分悪い・・・・やば・・・(ぐえ)」
緊張、空きっ腹、そこにコーヒー。 乗務時間が近づくにつれ胃の状況はどんどん悪化して行く一方。こりゃヤバイ!! うぉ〜〜〜!胃が痛い〜〜〜!!
一方、会場の方では、
「はい、最後の挑戦者は、飛び入りで参加されたNingさんです!」
司会のおねーさんがにこやかに宣言しています。こうなるともう後ろには引けません。 拍手が起こる中、今更「やめます」とも言えません。
「さあ、どのような運転を見せてくれるのでしょうか?」
顔に汗を浮かべながらも平静を保ちつつ、暴れる胃を抑えて何とか運転台へ着席。 やばい・・・こんなことならやめときゃよかった・・・・マジ吐きそう・・・・(どきどきどき)
「さあ、京都駅出発進行〜!Ningさん、大阪に向かって発車です。天気は晴れですね〜」
こっちは大阪どころじゃないって!(半泣)
緊張の度合いは既にオフ会の責任乗務の100倍はありそうな感じ。いや、失敗が(個人的に)許されない分、 100倍どころの騒ぎではありません。
どうしよう?何か画面を直視したら酔っぱらいそう・・・
ここまで来たら重症です。こうなったら速度計と残り距離だけを見て運転するしかありません。 でも露骨に速度計だけを見てたらヤバイので、顔だけは正面を向いて目だけは正面下45度という姿勢をキープ。
「おっと、信号の指差し確認も忘れてません!まるでホンモノの運転士のようですね〜〜」
・・・ちなみにこのときの状況ですが、
傍目から見た状況 :ゲームだけど本物の雰囲気を出そうと指差し確認 運転してる本人 :胃がヤバイことになってるのを紛らそうと指差し確認
こんなことしても全然胃が収まらない中、西大路駅が近づいてきました。
「さあ、西大路に停車です!果たして上手く停車出来るでしょうか?」
解説のおねーさんの声がマイクを通じて響いてきます。めっちゃプレッシャーです。けど、西大路で停車が うまくいったら気分的に落ち着いてあとは何とかなるはず、何とかして上手い具合に停車させたいところです。 ・・・それににしても、1ってこんなに画面がぎこぎこだったかな?ブレーキにしたって、常用はB6、7、 8以外は見事にスカスカ。あの当時、よくこんなブレーキと画面で運転してたもんだと、今更ながらに 感心しましたが・・・_________
「おおっと!1mオーバーしてしまいました〜〜!」
ああ、やっちゃった・・・・画面ぎこぎこだから速度のカンが全然つかめてません。特に低速域での映像のぎこぎこがつらすぎます。 意識的に残り距離を見ないようにしてたのですが、低速域でこれだけブレられたらそれも役に立ちません。
『ここでグレートあたり取っておかないと、気分的にあとにひきずるかもしれない』
いやな予感が頭をかすめますが、その予想は次の向日町で思い切り的中することに。
「ああっと!場内再加速を取られてしまいました〜!10秒減点です〜ぅ!」
やっても〜た・・・・やばい!これはやばい!完走出来るんか本当に・・・(スコアはともかく完走出来ないとシャレならん)
向日町での減点を回復するためにも、次の長岡京での停車失敗は何としても避けなければならないという 余計に追いつめられた状況にはなったものの、_________________________
「おっと!グレートです!持ち時間が加算されます!!」
ふ〜ぅ、これでやっとこさ本調子に戻せそう。こうなると胃が苦しいことより、マスコンとブレーキを 握ることから来る運転の楽しみの方が強くなってくるので、心の中で「山崎、通過。出発進行!」と 喚呼する余裕が出てきたりもします。山崎を通過して、残り1000mで残り60秒で時速108キロ。 これなら結構いい感じです。
しかし、ここでさらに新たな問題が発生
心の余裕が出てきたかと思ったら、今度は運転時分に余裕が出まくる状態。 どうしよう?高槻停車で残り120mで残り時間が40秒もある・・・・
120mからだったら20〜25秒もあれば十分です。仕方ないからゆっくりブレーキをかけてじわじわと 停止位置に寄せていると、司会のおねーさんの解説が、
「このように、ゆっくりゆっくり、確実に停止位置に寄せていきます・・・・」
と、丁寧に解説してくれました。でも、こっちとしては、 違う!違うんだ!これはいつもやってる停車操作じゃない〜〜〜!!(泣)
普段なら余裕がある区間でも多少速度を落として走ることで停車が見苦しくならないように 気をつけているのですが、1の221快速のイージーなんてやったことがないので、イージーで どれだけ余裕があるかがさっぱりわからないがために、このよ〜な不本意な停車になってしまいました。 停車操作がわかってる人から見ればあまり推奨しない停車操作なだけに、ああ、心が痛む・・・・ ____ ____ ・・・さて、ここで一旦状況を整理してみましょう。
高槻を出発した時点で、持ち時間は50秒ちょい。前半でドタバタしたおかげで思ったよりスコアは 伸びてません。体調の方はというと、長岡京、高槻で連続グレートだったこともあって、とりあえず 画面を直視出来るまでには回復、あとは何とか大阪まで腹が持ちこたえたらいいなというところ。
「さあNingさん、雨が降る中を快調に飛ばしています。次の停車駅は、茨木ですね」
雨の茨木といえば覚えてる人も多いかと思いますが、下り勾配の中に駅があるおかげで、茨木川鉄橋の手前から ブレーキをかけないとやばいという駅。でも、雨でも残り140mからB8で減速かけたら余裕ぶっこいて 停まれるという驚異的性能は頭に入ってたので、あの時代あれほどびびってた雨の茨木停車もさほど驚異的には 感じてません。まあ3年も経てば誰だってレベルアップはしますけど(笑)。
「警笛ボーナスも確実にゲットして、Ningさん、茨木に入ります!!」
ちなみに、同時に参加した私の連れは茨木で大オーバーランやらかしてゲームオーバーしました。 雨で滑りやすいとわかってただけに、あとで結構悔しがってましたが。
茨木川を渡る手前でブレーキを7にして様子を見たけど、残り200mで時速60キロ弱だったので、 ああこれなら十分停まれると踏んでそのままブレーキをちょいちょいと調節しながら停止位置に寄せてみる。 ・・・が、やはりわかってたとは言えやはり雨の茨木停車は恐ろしい。気がついたら残り50mを切った時点で 時速25キロほど、しかも残り時間が9秒。やばい!画面の処理落ちの加減をつかみながら減速しようと思えば、 この時点であと11秒はほしいところなのに。結局、滑ることを恐れすぎて停車操作が若干もたつき無念の3秒延。 ここで連続グレートは途切れてしまいました。
「時間には遅れましたが、ボーナスをゲットしたので差し引きはありません〜!」
司会のおねーさんはそう言ったけど、確かに私自身からすればそれはそれでよかったかもしれないです。
「さあここでボーナスゲームです!機関車を時間内に貨車に連結するゲームです!!」
ここでタダで10秒もらえるという実においしいイベントの登場です。スタートの合図と同時にEF66を 15キロまで加速し、あとはブレーキをかけて寄せていくだけ・・・
・・・って、あり?持ち時間がやばいぞ・・・?って、あ!!
電GO1は20キロまで加速しないと間に合わないんだっけ!!
時速15キロってのは電GO2のボーナスゲームでした。何でまたこんなときに余計なカンチガイなんか・・・
うぉあ!!持ち時間がやばい!!再加速再加速!!!ブレーキブレーキ!!しもた!手前で停まってもーた!!再加速再加速!!持ち時間があと3、2、1・・・・ガシャリ!!(連結成功の音)
「おみごと!!連結ボーナスで10秒ゲットです!!!」
司会のおねーさんの声とともに、会場からは拍手が沸き起こります。 あ・・・・あぶなかった・・・・・・(汗)。 おもっきり脱力しました。あとコンマ1秒遅かったらおそらく連結失敗に終わっていたでしょう。 それにしても、電GO1の連結ゲームって、こんな緊張感あったっけ・・・・?
「さあ、次は東海道線最長区間の茨木〜新大阪、4キロの運転です!!」
絶対失敗だと思ってた連結ゲームが成功だったのでこれでだいぶ気が楽になりましたが、考えてみれば茨木で 3秒延着してるので、ここは内側線の認可速度の110キロを+5キロぐらいで走ることにして、走りすぎた分は 吹田駅の本線進入型のポイントで90前後まで落として走ります。
「あっと、雨が上がりました!」
ちなみにこの吹田駅ですが、電GO1全盛だった当時、本線進入型ポイントに120キロで突っ込むのに 違和感を覚えて、内側線の認可速度を守りつつ新大阪定着を前提にして、どれだけ吹田駅進入で速度を落とせるか、 というのを試したことがありました。結論は90前後あたりが限界ではなかろうか、ということになりましたが・・・
・・・さて、吹田を通過してふと残り距離と残り時間を確認すると、
残り距離1000m 残り時間55秒 現在の速度は112キロ
画面がガクガクするところで停車操作に時間をとられることを考えれば、あまりいい条件ではありません。 新大阪ではグレートをとっておきたいので、多少は停車操作が乱れるのを覚悟して新大阪に進入しましたが・・・
停車操作乱れすぎ
いくら画面がぎこぎこするとはいえ、いくら時間が定刻から前後2秒以内に収めなければならないとはいえ、 ブレーキ→緩解→ブレーキ→緩解・・・のやりすぎはあまりかっこよくありません。しかもここでまた司会の おねーさんが、__________________________________________
「ゆっくりゆっくり、停止位置に寄せていきます・・・停止位置は正確さが・・・・」
などと解説するから、またしても心が痛みます。ホントならこんな停車操作はしないんですが・・・
新大阪でグレートをとったことだし、さあ、もうここまで来れば持ち時間的にも完走はほぼ確実。 あとは賞品目指してまっしぐらってとこです。_____________________
「天気も再び晴れに戻りました!Ningさん、最後の区間を大阪に向かって走ります!!」
ここでふと考えてみた。大阪駅の制限40はどこからかかったっけ・・・・・? 新大阪出発後は100キロまで加速してオフ、あとは残り750m、いや、700mだったかな?う〜ん・・・・ そうこうするうちに残り距離750m。
よし、このあたりからブレーキをかけるか
B7で減速を始めましたが、何やらイヤな気配が漂います。制限40がかかる位置が見えてきたのに、 速度は70キロ弱。
やばい!このままだと40にひっかかる!!
B7での減速をB8に切り替えます。どんどん近づく40照査地点。どんどん減っていく速度メーター。 時速40キロまで落としてブレーキを緩解したと同時に制限40標識の点滅がなくなり、横で見てた連れが 言いました。
「間一髪セーフか。危ないなオイ・・・(笑)」
いや、私もマジでびびりましたよ、ホント。 さて、何とか辛うじて40キロまで落として問題が解決したと思ったら、またしても問題が。 残り120mで残り時間が40秒もあります(泣)
・・・またですか。 また余裕時間の消化ですか。 高槻で一回やったから今度は気をつけようと思ってたのに、またですか!(泣)
う〜〜〜〜〜!!またあのみっともない時間合わせのブレーキ&緩解の連続をやらなあかんとは・・・・ 筐体に向かって露骨にしかめ面をしてる後ろで、例のごとく司会のおねーさんは、
「このように、ゆっくりゆっくり、(以下略)・・・・」
ちきしょう!!こうなったら賞品なんかど〜でもええわい!!最後ぐらいビシッとした停車操作をやってやるっ!!
残り50mで時間は25秒ほどありましたが、もう構わず通常の停車操作の態勢に入りました。 B7に持っていって減速し、せまりくる停止標識を見ながらB6、4、3と緩め・・・ ・・・よっ・・・とっ・・・・そりゃ!!(ブレーキ解除と同時に停車)
圧が抜ける音と同時に、
「お見事!0m位置に停車、ボーナスゲットです!!!」
と司会のおねーさんがマイク片手に叫びました。自分の中での目標としてた込め直しなしの緩め停車が 出来たので、とりあえずホッと一安心です。ここでふと時間を見ると、8秒早着でした。でも終点なので もう気にしません。続いて得点結果の発表ですが・・・ ________ ____ 「さあ、見事完走です。得点の方はどうでしょうか?85点以上なら優勝ですが・・・」ガシャ!ガシャ!ガシャ!ガシャ!チ〜〜〜〜〜ン!!!________ ____ 「92点っ!!飛び入りで参加したNingさん、見事優勝ですっ!!!!」
十数秒後、会場には勝利インタビューを受け、5000円分の商品券を手にして観客に手を振る私の姿がありました。 賞品を手にすることは出来ましたが、停車操作がカッコよくきまらなかったことは残念賞でした。ちなみに、結局 この日は私が出した92点が最高点だったそうで、後日さらに5000円分の商品券を貰うことが出来ました。
・・・あとで思うに、こんなことならもっと練習してから臨んだ方が、いや、それでも緊張という要素は 避けられなかったでしょうね。でも、空きっ腹にコーヒーは避けられたかなあ・・・・
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