知らぬが仏?



憲法学者の高橋正俊氏は憲法無効論に対して

「この無効という結論は、日本国憲法の妥当性は、

明治憲法から受け取る場合にのみ生じるとの前提に立っている。

明治憲法から独立して、日本国憲法が有効になる場合があるかも知れないという点を考慮に入れていない」

という批判を行っています。

ここは憲法無効論批判の核心的部分です。

こんな当たり前の法学知識もわからない人が憲法無効論を述べています。

「日本国憲法の妥当性は、明治憲法から受け取る場合にのみ生じる」という固定観念(主観)にとらわれて、

「明治憲法から独立して、日本国憲法が有効になる場合があるかも知れない」

という客観的公平性の観点が抜け落ちているのです。

違法性のところだけは躍起になって主張するのだけど、

肝心となるこの法学の大前提のところで、固定観念の主観論にとらわれてしまっているのです。

無効論者はこのことを永久に知ることができないまま人生を終えるのでしょうか。

「知らぬが仏」とよく言いますが、これでは「知らずに仏」ですね。






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