今日の雑感


文字どおり、思いついた・感じたことを書き留めただけです。毎日更新とは限りません。マニアックな話題の時はスミマセン。なお曜日はなぜかフィンランド語表示です。

2005.1.31(Ma)
・「指揮というものは、教えられるものでもないし、教わるものでもない。生まれつき能力があるかないかだと思う」(ショルティ)指揮の本能のようなものか。
・中尊寺ゆつこ逝去。バブル時代の思い出が、また一つ消えた。
・靖国は官民差別の装置だ、と(なだいなだ、ちくま2月号)。 ・『国歌大観』に日記編があるとは知らなかった。
・和歌を横書きで読むのは、やはり違和感が大きい。

2005.1.30(Su)
・多数のいる場で、一部の楽しみのみにはまってしまうのはマナー違反。しかし本人は心地よさのために気付かないものだ。
・町は人がつくる。町が人をつくるのではない。ただ人が集まるだけでは町はできない。

2005.1.29(La)
・幼稚園の裏山の整備。竹切り。一般のボランティア団体「フォレスター宇治」に協力してもらう。
・山の一角に、気持ちの良い空間ができた。ただし夏場は虫のため使用不可。
・作業予定が変更になったので、予定外であったなにコラ練習に参加。
・留学日記、全て印刷したという人は時々聞くが、製本までしたという人は初めて聞いた。本人ですらしていないというのに。

2005.1.28(Pe)
・なぜか、突然和歌が読みたくなる。古本屋にて、新古今と古今を入手。新古今のほうが趣味にあっている気がしている。
・アルバイト・派遣は、現代の低層労働者階級である。
・幼稚園の卒園アルバムに、ひとこと書く。十年前には考えられなかったこと。
・次は『ご冗談でしょう、ファインマンさん』に進む。
・あてもなく返済が必要な奨学金をもらうことは、将来の自分の財産を食いつぶすことである。
・学問において今思えば、「なぜ高校生の頃はこんなことが分からなかったのだろう」と振り返ることが多い。それだけ視野が広がったということか。しかし視野が広がれば、知らないこともそれだけ増える。けだし、知ることは、知らないということに気付くことである。
・オークションに「希望落札価格」があるが、それよりも開始価格を設定するのは馬鹿げた、というより人をバカにした行為であろう。
・シベリウスの未出版の合唱作品が入手できそう。ヘルシンキ大学図書館の蔵書。

2005.1.27(To)
・回転ドア、多数撤去へと。諸外国の施設では、日本から見れば危なっかしいものが多いが、事故はほとんど聞いたことがない。単に寡聞なのか、あるいは何か社会に違いがあるのか。
・寺町通りの安売り薬局に、ビーフジャーキーTENGUがあった。
・ファインマンとNASAとのやりとりは痛快。
・「三重の牡蠣」のマウスパッドが届く。愛県心。
・Economist.comにて、日本の「愛国心教育」が話題に。さすが辛口。
・「今われわれにはインターネットはあっても理論がないから断片的なことしか集められない」(三島憲一、『ちくま』1月号)断片的な知識はいかようにも流されかねない。むやみな博識は却って危険である。
・筑摩書房のマルクス・コレクションはぜひ読んでみたい。
・「民主主義は決して良い統治形態ではない。民主主義は必然的に衆愚的な傾向を内包している」(小林和之、『ちくま』1月号)
・「就労の加害性」(斎藤環、『ちくま』1月号)働くことが、加害であると。働ける強さと、働けない弱さ。そこには大きな力の差がある、と。では、どうしたらいいのか?
・現代においては、社会は従来の7倍のスピードで進んでいき、人間は従来の7割のスピードでしか成長していない、という説があるらしい。

2005.1.26(Ke)
・ファインマンが伊勢奥津に行っていたとは驚き(『困ります、ファインマンさん』)。
・質問に端的に答える能力というのは、意外に人に備わっていないものだ。
・Economist.comでも記事が読める。週刊誌もwebの時代。
・USBメモリの値崩れもかなり激しい。いまなら1.1仕様が割安で狙い目。
・動物パソコンふれんZOO。Mac miniがあれば、動物パソコンMac版がいとも簡単に。筐体だけ売ってくれるのかどうかは知らないが。
・『英語のたくらみ、フランス語のたわむれ』。おもしろさに、一気に読み通み通す。言葉、文学を巡って重要な指摘が多数。

2005.1.25(Ti)
・オークションは、手間との戦いである。マメでなくては続けられない。
・ロンドン大学に今期もちゃんと登録されていた。今年は試験のみ。真面目に勉強しなくては。
・自分の限界を知るのは、とてもつらいことである。しかしそれを知れば、新たな世界は確実に開けるのだ。
・なにごとも、始めるときにはなにがしかの苦痛が伴う。しかしそれを乗り越えれば、幾倍もの歓びが待っている。

2005.1.24(Ma)
・そろそろ確定申告を考える季節。改正があって、負担は増えている。
・税金のことを考えずにすむのも、国家に従順な国民をつくるための重要な要素である。
・久々に古本屋を何軒か覗く。昔は毎日のように立ち寄ったものだ。
・中国語の辞書を購入。辞書としては幾言語目だろうか。
・東北大で学長選挙を廃止と。学外からの登用を容易にするとの趣旨だが、大学が一部勢力に支配される危険性も高くなる。しかしこれは内部に凝り固まってきた大学人の怠慢ゆえか。

2005.1.23(Su)
・日本語だけの文章を作るなら、やはり「一太郎」は強い味方。
・知人の紹介にて、深草のラーメン「萬福」へ。サイズを考えればリーズナブルな値段。
・日本シベリウス協会が創立20周年だとか。
・シベリウスの混声合唱曲は、いまだに全てが出版されていない。どうやって楽譜を入手したものか。

2005.1.22(La)
・始めたことをやめたくなるのは、三日・七日・40〜50日・90〜100日・一年・3年目と(中井久夫)。へえ。
・公民館の中途半端な時間貸し出しはトラブルの元。使う方ももちろんだが、会館もちゃんと管理してほしい。
・リゾ新年会。栗東にしては大きな居酒屋「いとい」。

2005.1.21(Pe)
・ホテルの朝食。なぜかフォークがない。頼めば出してくれた。いちおう一口サイズだから、基本的には不要のつもりなのだろう。
・宿泊の時には、チェックイン時に希望の新聞を告げておくこと。
・朝から会議。眠い。
・初めて丸の内オアゾに行く。丸善は思ったほど広くはない。
・Bunny Suicideの続編があったが、ハードカバー。もうじきペーパーバッグが出るはずなので、それまで我慢。
・本屋の窓側に、テーブルと椅子あり。見下ろせば東京駅。素敵な場所。
・遅ればせながら、関係各所に新年の挨拶回り。
・そば。やはり、つゆは濃くなくては。
・「協力にあたっては、自分の領域についてはエキスパートであって、自分以外の領域についてはディスカッションできるだけの知識を持っていることが必要」(ノーバート・ウィーナー)専門家が協同できない理由。

2005.1.20(To)
・定時後に東京出張。
・京都市地下鉄ホームの点字ブロック。優先座席の部分には、乗り口であることをしめすブロックがない。彼らは優先座席の対象ではないのだろうか。
・伊勢丹で寿司詰めを買う。箸がなかったが、前回の経験から鞄に入れてある…と思って新幹線に乗ってから、いつもと鞄が違うことに気付いた。結局、また手で食べる。寿司で幸い。
・宿は、三井アーバンホテル銀座。部屋に自由に使えるネット接続PCがあるのはすごい。ただし外付けドライブは使えないよう。

2005.1.19(Ke)
・『小出郷文化会館物語』は、素晴らしい記録。文化に携わるとはどういうことか、を考えさせられる。
・DDIポケットがウィルコムに。定額料金がもう少し安くなるといいのだが。
・目標のない仕事は、決して成功しない。
・総合学習が、早くも槍玉に。総合学習を活用する行政面での補助は十分であったのか。
・教科学習の時間と学力の高さが比例するとは、誰が論証したのか。
・医療・教育・宗教を「三大脅迫産業」というらしい。

2005.1.18(Ti)
・いつのまにか、辛くしたカレーにも慣れてしまった。とはいえ、幼稚園だと超甘口。
・本を買おうと思うことは易しい。実際に買うことは難しい。それを読むことはもっと難しい。そして積んドクに。
・衝動買いの前に、まず図書館の蔵書をチェック。生活の知恵。
・Keiをゲット。これは読み逃せない宣伝誌。

2005.1.17(Ma)
・一つの学界、業界のみで育った人は、基本的に井の中の蛙である。
・なにコラ配布音源用CDをひたすら量産。4倍速でしかコピーできないのが痛い。
・来年度の日程で不明な点が多いため、いろいろと思い悩む。しかし、まずはやるしかない。
・久々に神学書なども繙く。
・古いNHKラジオ講座のテキストが、意外に捨てられない。活用できるような気がして。
・机の上にPCがあるから、勉強しないのかも。とはいえ、他に置く場所もなし。

2005.1.16(Su)
・「熟練した無能」(センゲ)言い得て妙。
・今年の年賀状は、3枚が切手シート当選。
・友人にハガキを書いてみるのも、時には楽しい。
・USBメモリ、128MBが1500円。思わず買い。もう一本買っておいても良かったか。
・日曜日の図書館は大にぎわい。びっくり。
・6月の学会発表を申込む。二年ぶり。さて、テーマを決めなければ。

2005.1.15(La)
・うでが痛い。餅つきの後遺症。
・久々の、雨。
・ミスドのアメリカン、店によって値段が違うのか。189円の店舗あり。ただし紙コップ。おかわり自由だが、カップはどうするのだろう。
・ラズベリーの缶チューハイ販売中。

2005.1.14(Pe)
・幼稚園のおもちつき。
・髪を切る。最近サイクルが短くなった。
・『「査定!」論』で、数値化できない目標はない、と。確かに、まず考えてみなければならない。ヒントが満載。
・学会の案内が届く。最近は研究もとんと縁がなく。

2005.1.13(To)
・仕事において、公的な意見と私的な意見を区別できない人もいる。
・『車いすのリアル』は良い本。皆に薦めたい。
・Mac miniは、ディスプレイとキーボードのないiBookである。

2005.1.12(Ke)
・Mac mini発表。Cubeの再来を思わせる。これは、いいかも。KBマウス無しというのはWinキラーとしての役割を担っているということか。
・iPod shuffleは、どれほどの反響を得られるだろうか。「ライブラリ全部を持ち込む」という発想が浸透した今、1Gの容量に何を求めるか。結局、良く聞くものは1G程度で十分、ということかもしれない。
・これまでポピュラーでなかった外国語にも、中級参考書がぼつぼつ出てきた。
・日本語の[s]音は、かなりの割合で[sh]音に変化しつつある。NHKですら。
・寺町のナカヌキヤ閉店へ。もはや、寺町は電気の町ではなくなりつつある。
・日本語は「宣言語」であると(相原茂)。なるほど、面白い論点。対話を前提としない言語習慣がある。

2005.1.11(Ti)
・冷え込みが厳しい。寒いというより、冷たいという感覚。
・後悔は、誰のせいでもなく自分の為した結果に対してのものである。
・Thunderbirdは、添付ファイルの扱いが少々わかりにくい。本文に組み込まれてしまう。
・ネット上には、有益な情報の数百倍、数千倍無駄な情報がある。それを見抜く力が必要だが、体系的に身につけることは可能だろうか。
・大量の情報は、むしろ同じ情報に触れる人を減らす。学力差のため、誰でも使っている学習参考書、というものがなくなってきたという話。
・同僚に「うさぎめくり」という週めくりカレンダーをもらう。すばらしい。世のウサギファン必携。

2005.1.10(Ma)
・リゾ愛唱曲集編纂プロジェクト始動。
・新任牧師と懇談会。子供がやんちゃなのを心配しておられたが、やんちゃさなら愛児園児も負けていない。
・六地蔵のブックオフに立ち寄る。漫画ばかりが多くていまいち。
・地下鉄で六地蔵から三条まで帰る。
・わたせせいぞうの文庫を集めてみる。アップルハウスが、公式サイト。

2005.1.9(Su)
・実質上のCS開始。
・園児は移り気なもの。
・教会臨時総会。新任牧師を承認。宇治教会も新しい時代に進む。
・青年連と遊び。やはり仲間がいるのが嬉しい。
・とおりゃんせ。お好み焼きとまぜ焼きの違いが分からない。

2005.1.8(La)
・いちごのメロンパン、というのは何がなんだかわからない。
・リゾ初練習。最初は声の乗りが悪い。
・なにコラも初練習。新年会。

2005.1.7(Pe)
・「韓流」には「はんりゅう」と「かんりゅう」の二つの読み方がある。前者はもちろんハングル読み。
・葡萄初練習。コダーイは、やはりいい。
・ネット古本屋で900円くらいで買った本が、ブックオフで105円コーナーに並んでいた。ショック。
・鴨川沿いに続く遊歩道は、大きな通り毎に自転車であがれるスロープがついている。理論的には、七条から北山くらいまで行ける。
・葡萄初練習。年々顔ぶれが若返るような。

2005.1.6(To)
・Blogサーフィンは、たしかに面白い。様々な言語のブログに生に触れることができる。中国語、アイスランド語、アラビア語。ニュースサイトとは違う、生の言葉に触れた感じ。
・ブログのほとんどにはコメントがついていないのだろう。こうして、ゴミのようなページだけがどんどん増殖していく。いくらコメント欄があろうとも、しょせんは「言いっぱなし」なのだ。
・『吾人の任務』を読む。このところ、グロービス関係の本を読み漁っている。

2005.1.5(Ke)
・仕事始め。小雪のちらつく一日。
・お昼はカレー。中から暖まるのが嬉しい。スパイシーなら値段も安い。
・アップルから新しいハード・ソフトが出るとの予想が飛び交っている。さてどうなることやら。
・チェスやら囲碁やら。またぞろ本を読む。相変わらずPC相手では勝てない。
・インドネシア語・ブラジルポルトガル語の入門書を図書館で借りてくる。前者はCD付で嬉しい。
・たまたま見た音友に、フィンランド音楽センターの紹介記事が。

2005.1.4(Ti)
・Blogを作ってみる。本来の「ブログ」の定義に近いやり方で使ってみたい。暇な人は探してみて下さい。無料ブログサイトを利用してます。見つけた人はコメントつけて下さい。
・日帰りにて帰省。一年ぶり。
・老子は英語でLao-tzu。荘子は? 「英次郎」にも出ていないのは意外。

2005.1.3(Ma)
・外国語を身につけるには、千時間くらい触れることが必要だと言われている。音楽を身につけるにも、やはり千時間くらい触れることが必要だと思う。
・五条のブックオフを覗く。一般書の在庫がいまいち。
・たとえば同じ会社のWebsiteであっても、米国版には「スマトラ地震への援助を!」がトップになっているのに、日本版は通常通りの宣伝ページ。この違いはなんなのか。企業もまた、社会を映す鏡。
・日立が社内でのパソコンを全廃と。しばらく前に流行した「ネットパソコン」の復活。

2005.1.2(Su)
・今年初めての礼拝。CS参加者はひとり。
・1/2にも年賀状の配達。日本にもBoxing Dayが必要か。
・中井久夫のエッセイが面白い。鋭く的確な洞察。
・ブログの定義は「ネット上で見つけた面白いWEBサイト、ニュースの記事などに自分たちの考えやコメントを書き加えたもの」らしい。ならば、リンク機能が充実しているのにも納得。
・小遣い帳をつけてみることにする。出費管理。

2005.1.1(La)
・2005年。いろいろな意味で、勝負の年。 ・日本人が新年を好きなのは、そこで区切りがつくからではないか。それによって過去を水に流す。それゆえに、区切り、禊ぎといった行事が好きなのだろう。
・一年の計は元旦にあり、と。しかし一年の締めは大晦日にあり、とは聞いたことがない。


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