合唱バカの華麗なる人生

 =なにコラ&Vineコンクール全国大会2007編=


2007.11.10(Sat)

朝5時の目覚ましで起き出す。少し朝が辛い。朝食をゆっくり取りながら、意識と体を起こしていく。今回は荷物を昨晩のうちに準備しておいたので、ばたばたすることはない。携帯電話の充電器など、最後に詰めるものを鞄に入れて、6時過ぎに出発。やや冷え込み気味の天候。地下鉄で京都駅まで行く。新幹線の切符は、最近定番のC席を取るために窓口で買う。しかし何も言わずに禁煙車にしたら4号車が出てきた。これでは意味がないので変更してもらう。6時半過ぎののぞみに乗車し、一路東京へ。

途中で楽譜を見たり、やや不足している睡眠を取ったりしているうちに、関東平野へ。NCのMLで、東京地方の気象情報が流れる。雨の上にやや冷え込むということ。一応天気予報を見て、それなりの準備はしてきた。しかし今年の長引いた夏の影響か、どうも衣服選択の感覚が時候とつながらない。そうこうしているうちに、外が雨模様になってきた。予報通りというべきか。切符は東京までだが、予定より一本早い新幹線に乗れたこともあり、乗り換えの手軽さを考えて品川で降りる。京浜東北線へ乗り換え。ホーム上では少し寒さを覚える。今回は荷物が二つあるのでちょっとやっかい。西日暮里で千代田線に乗り換える。JRから直接乗りかえる場合は、窓口で切符に無効印を押された上で、地下鉄の切符を出してくれる。北千住へ。

北千住では東口集合だが、地下鉄からは西口にしか出られない。地下道経由とあったので、さてどう行くかと見回していると、VineのO野さんに出会う。一年ぶりくらいか。とりあえずJRのほうへ向かい、地下道らしきものを探していく。東口に出てきたものの、どうもそれらしき集団がない。ここで待っていたO川さんとともに思案するが、これは多分二階だろうと見当をつけると、まさにそのとおりであった。やはり、集合場所はちゃんと指定しなければならない。出欠を確認し、練習会場へ移動。駅からは近い、学校の音楽室を借りての練習。土曜日だが授業をやっており、静かに音楽室へ。

今回は指揮者が3団体出演ということもあり、時間調整がややこしい。二人組の体操から始めて、軽く発声。アンサンブル練習を行う。今回は個人的に練習出席が極少なかったため、楽譜を見ながら確認を重ねる。とにかく本番までに歌えるようにすることが必要。適宜休憩を挟みながら練習が進む。合間にコンクールの参加章も配布されるが、今回もずいぶん安っぽいもの。もうちょっとましなものは作れないのかといつも思う。そうこうしているうちに、ここでの練習は終了。次の練習場所へと移動する。駅への途中に「10円饅頭」があったので買い込む。「買い食いはいけません」と言われたが、「食べてないからいい」と切り返す。

常磐線で上野へ移動。ここで昼食用のパンも買っておく。ホール近辺は意外に手軽な店が少ないし、休憩時間も限られているので、時間の節約。続いての練習は、東京文化会館のリハーサル室。連盟からの支給分とのことだが、こんな便利なところを使えるとは有り難いかぎり。雛壇を模したロープを張って、舞台の感覚をつかんでいく。動きがあると、どうしてもその分に時間が取られてしまう。昼食休憩を挟んで、もう少し練習。とにかく正確に覚えることに努力。

団体集合の時間に、集合場所へ。あとはいつもながらベルトコンベアーのように流れに乗る。着替え、リハーサル、そして袖待機。今回はAグループの一番目ということで、直前は休憩時間。舞台袖から舞台へのつなぎ部分には反響板がないので、袖から客席が覗ける。さすがに大きく、5階バルコニーは背が高い。しかしその分奥行きはそれほどでもないように感じる。横が少し広がっているので、京都会館第一ホールのような感じか。このホールを袖から覗いて、「このホールを鳴らしてみせる!」と闘志が沸く。

いよいよ本番。聴衆も多い。課題曲、自由曲。明らかに跳ね返りがあるわけではないが、それほど歌いにくいということもない。いちおう声が客席に抜けている感覚はある。舞台が広いためか、ステージ上の声もわりと良く聞こえている。しかし十分にホールを鳴らせたとはいえなかった。演奏終了。拍手が心地良い。

出番の後は、また流れに乗る。雨天のため、ホワイエにて写真撮影。なんでもホワイエと客席とのドアが一つしかないため、ホワイエでは静かにしていないと客席に声が抜けるのだとか。あちこちに「お静かに」のプラカードを持ったアシスタントが立っている。古いホールだから仕方ないというか、単なる設計ミスか。全体写真、パート別写真を撮ってから、更衣、そして集合場所まで戻って誘導終了。その後短く意思統一。

なにコラ組は、ここから練習へ向かう。事前に電車の時間を調査していたI東氏は、しかしどの線に乗って移動するかを把握していない。幸い時間もあるので、上野駅から京浜東北線にて川崎まで。約30分。川崎市産業振興会館のホールが練習会場。なにコラは前日当日の練習が鍵であるため、長い練習時間確保が欠かせない。多少の移動距離は犠牲となる。小雨でもあり、極近距離ではあるが川崎駅からタクシーで移動。すでに15時から練習は始まっており、17時から本練習。動きがあるため、その練習、および列並びに時間をかける。当日まで誰が乗るのか確定しない合唱団であるから、列並びは大変重要である。またパート内での音揃いなども確認していく。とにかく積み上げていく作業。コンクール的な練習では不可欠である。夕食休憩を挟んで、21時まで練習。途中でバインの結果が届き、金賞とのこと。高レベルの争いの中では大いに健闘した。練習終了後、会場の片付けなども手分けして行うが、大御所といってよいH島氏やK山氏が椅子運びなどをしているのは、どうなのか。「気づき」の心と目は、音楽をつくることにもつながっているのではないか。

帰りは川崎駅まで歩き、京浜東北線で東京へ。今回の宿泊は日本橋のアパホテル。同宿の伴奏者、N山氏、Y田氏、I原氏、さらに近場の別ホテルに泊まるA川氏とで移動。近場であるが、荷物もあったり伴奏者接待でもあるのでタクシーで行く。一昔前なら乗車拒否に遭うような距離ではある。チェックインして部屋へ荷物を置く。この時携帯メールを見ようとしていたら、操作を誤ったらしく初期化されたらしい。アドレス帳のデータなども消えており、大ショック。ともあれ、N山氏とA川氏とで誘い合わせて八重洲仲通のCELTSへ行き、景気付けに軽く一杯。以前に来たときにはテーブル会計になっていたが、今回はキャッシュオンデリバリーに。曜日によってもシステムが違うのか、よく分からない。とにかく一杯ずつ飲む。この時、どうせ使えないからと携帯の電源を切っていたが、たまたま電源を入れたらそのまま普通の設定に戻っていた。たまたま何かのエラーになっていたらしい。データも無事で、一安心。23時までにしておき、ホテルに帰る。朝も早かったから、さすがに疲れた。シャワーを浴びて、早々に就寝。

2007.11.11(Sun)

目覚ましで起きるというのは、十分に寝られていないということか。やや眠さが体に残る。7時からの朝食に時間通りに降りていったら、既に多数の先客あり。日曜なのにというか、日曜だからというか。ホテルでの朝食は洋食と決めている。品数は多くはないが、それなりに十分なもの。N山氏が先にいるテーブルに並んで座る。いくつか今日の段取りを確認しながら食事。先に済ませたN山を送り出し、デザートに移った頃に今度はY田氏が現れる。うどんが気になったので、デザートの途中ながらうどんを食べてみる。悪くない。コーヒーを飲んで、先に部屋に戻る。身支度。連泊なので、必要なもののみを衣装ケースに入れていく。ここで忘れ物があると大変なので、慎重に確認。

8時にホテルロビーで待ち合わせ、地下鉄日本橋駅へ。銀座線で上野へ。N山氏は東京駅まで行くつもりだったらしいが、銀座線なら直接上野に行ける。関西人には東京の地下鉄網は難しい。順調に上野駅へ。昨日はここからタクシーで移動を考えていたが、時間が早いこともあり、JRで移動することに切り替え。上野駅13番ホームへ。高崎線の宇都宮行きは15両、グリーン車もある。北の方ももはや東京のベッドタウンと化して久しいということか。E231系、Y田氏が運転台全面の大きさに驚いていた。確かにそうかも。隣の尾久駅までは10分ほど。歩いて、本日の練習場へ。

練習場所は荒川区のふれあい館。児童館と青少年会館を合わせたような施設らしい。練習は3階の体育館的なところ。バスケットコート版面分の広さ。ステージサイズちょうどと言った感じである。ただし体育館スタイルということで、下から冷えそうな予感。薄めの靴下を履いてきていたのは失敗。練習途中で、持ってきていた替え用の靴下を二重に履く。バスケットゴールがあるので、軽くシュート練習など。なにコラ全国大会練習には欠かせないアイテムの一つ。卓球台もあったが、こちらは時間がなくて無理。

練習開始、まずは定番のS岡体操。だんだんマンネリの感もありながら、本人もいろいろ努力をしている。笑いの中でストレッチ。続けてゆっくりと発声。なにせ体育館、よく響く。声に取っては楽だが、今日のホールに向けては微妙。少しずつ声を暖めていく。昨日に続いて立ち位置確認、動きの確認。この館には一定の時間になるとチャイムの代わりに音楽が流れ、その度に練習が中断される。しかも結構長い。笑いや突っ込みがあふれる練習が続く。

昼食は手配の弁当。しかし体育館は飲食禁止ということで、1階の狭いロビーで。空間が狭いため、床に座って食べているメンバーも。こういうところのチェックも大事。なかなかマネージというのは難しい。食後に外気を吸って気分転換。曇りで天候は冴えない。学生メンバーは外で食べていたようだ。弁当850円は、学生に取っては確かに高いか。近所にコンビニがあったのは幸い。午後も練習が続く。14時に練習終了。再び歩いて駅に向かう。上野へ。
会場についても、集合時間までは半時間もある。どこかへ行くほどの時間でもないし、団体集合場所近辺にたむろす。楽譜をチェックなど。ここで思い出して、なにコラコンクールバッジをメンバーに配布。今回のものも、それぞれ皆いろいろ解釈している。まあ解釈がいろいろできるというのはある意味面白い出来であったということか。いろいろだべっているうちに、集合時間。誘導はガイアの女性の方。ここからはまたコンベアに乗った流れ。着替え、リハーサル。リハーサルへは少し待たされる。移動時間短縮のため、二列を三列にしたり、細かい工夫をする.パートによっては意思統一をしていたりする。

本番前で袖待機。前の団体の演奏を聴きながら、こちらのモチベーションを上げていく。いよいよ本番。昨日よりも多い聴衆。心地良い緊張感からの歌い出し。ホールが響く。昨日のAよりも、やはり人数の利か。課題曲の心地良さ。自由曲の緊張感。個人的なポイントでもきっちりホールを鳴らせた。「勝った!」という気分。昨日の雪辱は果たせた。演奏終了。大きなミスはなかったし、手応えは十分。拍手もこころなしか多いように思う。後で聞けば、最後の一人まで拍手が続いていたそうだ。また移動して、ホワイエで写真撮影。パート撮影では、セカンドは伴奏者も入れて撮影。指揮者と伴奏者だけの撮影もある。その後は着替え、そして集合場所へ再び戻る。誘導終了後、意思統一。チェアマンの感動的挨拶も。「何事もなかったように次の練習を」という指揮者の声に、その通りと感ずる。

解散後は、公式打ち上げまで時間がある。審査発表のためだけにチケットを買うのもばからしいので、打ち上げに出られないM松氏のためと時間つぶしを兼ねて、プレ打ち上げを実施。O田氏とM田氏とで、駅前を下っていく。アメ横を歩いたり、いろいろ探した末に「和民」へ。まずは乾杯。いろいろと話に花を咲かせる。そのうちにメールで速報が。「一位」と。一位は予想外。この結果に、M松氏も予定を変更して公式打ち上げへ参加。打ち上げ会場へ移動。

打ち上げは「ウメ子の家」の店で。40名を超える参加。F田氏を始め聞いていた人たちの感想や、練習を支えてくれたY田氏や、また多忙な中で参加したH島氏、K山氏などの挨拶が続く。「歌える場があって嬉しい」という声。これを維持することは難しいが、やはり維持していきたい、と願った。その日のうちに関西へ帰るメンバーを送り、22時頃に打ち上げ終了。外は雨であった。しかし上野公園に移動し、西郷像の前で放歌。そして二次会へ流れる。「つぼ八」で10数名。23時半には引き上げてホテルへ。結局、24時にホテルに帰り着く。明日は休みを取ってあるので、ゆっくり休養することにしよう。

= fin =


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