これが実は初めて。「高いお金を払って、点数しか出ないものを受けても仕方がない」という考えだったもので(^^ ;)。しかし、秋の交換留学を意識して、まずは力試し。
この時期になると、毎年同志社大学では交換留学の説明会が開かれます。この時は英国の大学がいいな、と思っていました。説明会の席上で、まだ交渉中の話という前置きながら、来年度から新しく交換留学を始める大学の名前が上げられました。そのなかで、「ヘルシンキ大学」という名前が出てきました。この時に初めて、そういう大学もあったなあ、と意識しました。そこで早速インターネットで調べてみると、ホームページもあります。神学部もあって、いろいろ説明を読んでいくとなかなか良さそうな雰囲気。取り敢えず、メールでヘルシンキ大学神学部の担当者に資料を送ってくれるように頼みます。
交換留学のためには、これが最終。579とまあまあだったので良しとしましょう。しかし交換留学で考えていた英国の大学は600と厳しい…。
大学の資料も届いたので、この時期から、ヘルシンキ大学とメールで就学条件などについて交渉を始めます。こういう場面ではメールは大変便利。時差をうまく使うと、3、4時間後に返事をもらうことも出来ます。感触としては行けそうな雰囲気。TOEFLは問題なし。学部・大学院の成績表も送ります。
最終的に、同志社の交換留学ではなく、私費でヘルシンキ大学にいくことを決断します。Visiting Studentとして行くのが良さそうですが、Postgraduate (以下PG)に入るつもりなので修士論文の英文要約をメールで送って、フィンランドの修士号と同じ程度と認められるかどうかを教授に見てもらいます。また研究計画もPGの場合には必要なので、やはりメールで送ります。
担当者からのメールで、フィンランドの修士号と同等とみなす、との返事。PGに入る資格はあることになります。しかし、担当者との話では、PGのほうが割引などの学生サービスが少ないとのこと。短期間の滞在でもあるし、Graduate(フィンランドでは学部・修士一貫です)の方が何かと便利なのではないか、とのこと。もしPGに進むとしても、取った単位は認定されるという。ならば、そちらの方がいいかも。
ほぼ考えがまとまったので、書類を送ります。たまたま12月の教授会が近かったので、それに間に合うように、との担当者の指示で、取り敢えずFAXで送り、別便で本物を送ります。しばらくしてから担当者からのメールで、受け入れが認められたとのこと。書類が到着しだい、こちらから入学許可書を送る、と。ちょうどいいクリスマスプレゼント(^^ )。
この年末に、パスポートを作っておきます。また、フィンランド大使館ともビザについて連絡を取り始め、ビザ申請の書類を送ってもらいます。さらに、フィンランドの銀行Postipankkiの日本駐在事務所と連絡を取り、フィンランドに口座を作ってもらいます。
2週間くらい前にふと思い立って(笑)、フィンランドへ行って大学について見てくることにします。これが初めての海外旅行。このあたりの様子は「ヘルシンキ旅行記」で。
政府奨学金の試験を受けに大使館へ行くついでに、ビザ申請の書類も出してきます。もっと早く出しても良かったのですが、3月末に結婚したこともあったので。年末に聞いた時よりも手数料が上がっていました(^^ ;)。ちなみに奨学金試験は没(涙)。
大学から送ってもらってあった書類で、住居の手配を申し込みます。結局、これは届いていなかったらしいのですが…(^^ ;)。書留にすべきでしたか。
出発の1週間前くらいにならないとビザがおりないというような話も聞いていましたが、8/22から有効のものが7/29日付けで発行されました。またビザ申請にいると聞いていた航空券も、1年オープンのものを買いましたが、結局提示は求められませんでした。
ここ以降は、「ヘルシンキ大学留学日記」をご覧ください(^^ )。