合唱CDを買う<入門編>
前川 裕

 「合唱のCDがほしい!」と思ったとき、どこで買うことができるだろうか? 京都に住む人にとっての入手情報を伝授しよう。

 京都で手軽に買いに行けるのは、十字屋三条店(三条寺町角)である。以前は四条店にもかなりの数があったが、現在は三条店に集約する形になっている。3階のクラシックCD売り場に入ったら、一番奥まで進もう。奥の通路の、壁と反対側に並んでいる。バロックから現代まで、国別・作曲家別に並べてある。左側の棚は全て合唱もの。右側の棚の、左側には日本語の合唱曲のCDもある。この棚の右側は歌曲になっているのでお間違えなく。棚に並んでいない場合はもちろん注文も出来るが、邦版はともかく輸入盤はまず次のコア・ディスクに尋ねるべきである。

 おそらく合唱CDで日本一の在庫を誇るのは、長岡京にあるコア・ディスク(075-951-5829)である。普通の民家の中にあるので、初めて行く時はちょっと不安になる。事前に電話しておくのがベター。カタログも発行しているので、もらってくると良い。推薦盤も示してあり、参考になる。

 インターネットを使える場合には、ネット上の店舗で購入することもできる。上述のコア・ディスクもネットで購入できる(http://www.cordisc.com)。また大手ネット書店でもCD を扱っているので、主なものは買える(例えば、http://www.amazon.co.jp )。検索が容易なので、タイトルなどがよくわからない場合に探してみると便利である。ある曲について、誰の録音があるかということも分かる。

 なおいずれの場合にも、メジャーな盤の場合には邦版と輸入盤と両方を売っていることが多い。輸入盤のほうが若干安いが、当然解説などは英語になる。財布と相談しよう。


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