北原 理雄
賑わいの景観デザイン
名古屋世界都市景観会議'97ワークショップ報告
開催のお知らせポスター
都市の魅力は「にぎわい」にある。街に人が集まるとき、人と人との交流が芽生え、そのなかで情報が醸され、伝達され、個性のある文化が育つ。「にぎわい」をつくるのは人びとのアクティビティである。私たちは、名古屋世界都市景観会議'97(1997年10月開催)で「にぎわいの景観デザイン」のセッションを担当することになったのを機会に、名古屋の都心で街に「にぎわい」をはぐくむ景観デザインの実験を行った。
参加したのは、千葉大学+名古屋市立大学、デンマーク王立芸術アカデミー、名古屋大学の3チーム。私たちのチームのテーマは「風の縁日」。伝統的な縁日屋台のユニット性、仮設性を工事用単管フレームで再現、風鈴、風車、CD、タンブラーなどで「風」を演出した。また、店舗屋台では、瀬戸、常滑、美濃の焼き物作家による展示即売を行った。
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