都心は虚心 その1 高校の数学で虚数の存在を知ったときは吃驚した。 円周率など終りの無い数を無理数という。 最も論理的で、 厳密と思っていた数学に、 嘘っぱちや無理などという数字が有る、 あるいは有ることにすることで、 その数学世界が限りなく拡大していく。 この世で虚実、 無理矢理なぞ問題ではない。 都心は限りない虚心でいい。 小林郁雄(コープラン)