つきあう 老舗の主人、 バーのマスターやママさん。 こうした人びととの「つきあい」をベースにして発生する市民の行動は、 前時代的に見えながら〈都市〉というものの大きな特性として切り離すことができない(高口恭行・鳴海邦碩「都心学概論・印契の空間」『デザイン』1971年8月号より)。 30年前に考えた都心論から、 日本の都心の概念は変化しているだろうか? 鳴海邦碩(大阪大学)