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次へ ゆげ街道の「ごみ置き場」都市防災研究所 須谷修治 |
私の故郷、 石川県加賀温泉の山中温泉「ゆげ街道」（県道・温泉中央南線）では、 “街なか再生・目抜き通り電線地中化工事”（第1期工事 延長：約350m）を行っている。 もともと道路が狭くて車のすれ違いにも不自由していたが、 道路両側の店舗や住宅がセットバックし、 全幅員13m（両側に3mの歩道）に拡幅し、 電線類の地中化工事を行う工事である。 街並は、 滋賀県彦根市の「夢京橋」を思わせる景観に再生されつつある。 そこで、 土産物店などに来たお客用駐車場の一角に、 洒落た形の「ごみ置き場」が現れた。 数寄屋作りの「ごみ置き場」は総湯（共同湯）のデザインを思わせ、 屋根には時計が設置されている。 住民は、 格子戸を開けてごみを入れる。 温泉地らしく街の美観に配慮している。 来春に帰省する頃には、 ゆげ（お湯の湯気）街道が出来上がっていることであろう。 そんな故郷がうれしい！。
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