イタリアでは常にどこかで修復工事が行われていることが常であり、また景観形成建築物の修復も多いことから、工事現場の足場を隠す為のシートに現建造物のファサードがプリントしてあることが多く、これによって工事中でありながらも建造物のファサードを理解することが容易にできる。これは日本でも社寺仏閣の改修工事に応用してほしいと思う。
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修復工事用足場での工夫
カジノ・ベネツィア(ベネツィア・イタリア)
最近でこそ工事現場の塀に絵を書いたりする事例などは増えているが、通常工事現場の足場は剥き出しかシートで隠してある程度であり、工事中の景観を気にしないことが日本ではまだまだ多い。京都造形芸術大学 松川 奨
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