千里ニュータウンの30周年記念シンポジウムで、社会学者の上野千鶴子が「変化の可能性、微調整の可能性もすべてアーバンプランニングの中に組み込むことができるのだ、という若い計画家の発言に、なんとまあおごり高ぶっているのだろう」と言っていたが、本当はこの公園と博物館と高層マンションは、別々にデザインざれてたまたまこうなっているだけなのである。
成熟する
豊かな緑と高層住宅の調和
北摂ニュータウンは、フラワータウンに入居がはじまって今年で25年を迎える。計画しつくされたように見えるニュータウンというのは、本当は全く偶然の産物であったということを、このごろつとに感じている。北摂コミュニティ開発センター 難波健
前に 目次へ 次へ