ハードデザインを最小限に行い、カラー・グラフィックデザインでまとめた事例です。今後のイニシャル・ランニングコストの軽減についての評価高いようです。
パーツを重ねる
デザインで何ができるか
今津町街なみ案内板、所在地:滋賀県高島市、施主:高島市
中心市街地活性化事業において、高島市(旧今津町)の町並み景観を再生保存しその観光案内を目的としたサイン整備の事業コンペ。限られたられたよさんの中で、既製品のサインをデザインコンセプトにそって、グラフィックデザインで地域性とオリジナリティーを表現しました。照明については、既存の照明柱をリフォームしました。
千代田区町名由来板、所在地:東京都千代田区、施主:千代田区
今津町街なみ案内板の整備と異なりハードデザインとグラフィックのデザインを融合させた独創的なサイン計画です。非常にモニュメンタルな意匠であるがゆえにサイン本体の視認性・認知性は高く、意匠・色彩もコンセプトにあわせて時代背景を表現しています。サイン情報の視認性は、意匠上若干劣りますが、ヒューマンスケールでの意匠デザインにより表示面の高さ等を適切に設定し、カバーしています。ただし、ランニング費用が高くかかる為、開発のスパンが短い都市部では、情報の更新等が課題になる事が考えられます。コトブキ 山室浩一
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