動線を重ねる
都心に創った貴重な空間
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デザインするとは必ず制約条件がある。特に公共空間をデザインする場合は、多くの規制や条件が付加される。この難波高島屋前においては、都市計画道路である道路上に、人が集まる広場を創ることを提案。交通管理者が賛同するはずもない場所であった。そこで横断歩道とバス停留所という名前の広場（法的には交通島）を提案して完成させた。ただ将来計画道路が貫通するまでの暫定整備であることが条件であった。整備後約20年経過したが、都市のオープンスペースとして現在も立派な役割を果している。計画道路が完了した後も現在の社会情勢では残る事を願っている。
GK設計 森重和久
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