- エクスカーション Aコース
- 日時2007年11月10日(土曜日)AM9:50〜12:00
- ボランティアガイド 永谷さん
- 岸和田市 実森さん、岸和田市観光振興協会 武田さん
- JUDI担当 吉野さん
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(左)南海本線岸和田駅9時50分集合。
雨模様の天気予報が外れて、お蔭様で絶好のまち歩き日和に恵まれました。いざスタートです。
(右)Aコース参加者総勢22名、岸和田駅を後に下図のコースで回ります。
まち歩きコース
岸和田天神宮。
だんじりの宮参りが行われる神社です。
鳥居前の歩道ガードレールは取り外し可能。これも岸和田だんじり特別仕様でしょう。
評判の岸和田だんじりのグッズショップ。「今が一番暇な時期やんけ」とさすが元気な店主さんでした。
駅前から海側に続くアーケードの駅前通商店街、あのファッションデザイナーコシノ三姉妹のお母さん、コシノアヤコさんのショップがありました。残念ながら昨年他界されてから、閉店とのことです。土曜日の朝、泉州地区の駅前商店街(どこも寂しくなっています)としては、さすがお城のお膝元の貫禄で思った以上に賑わっていたように思います。
アーケードの屋根を取り払い、柱をそのまま街灯と電柱に再利用した中央商店街、愛称をモール整備に合わせて、旧町名の「かじやまち通り」と名づけられました。新設ではまず作れないセットバックした柱形状と柱ピッチは、街の記憶を残しています。夜の風景を見に来たくなります。
中央商店街という名前は、やはりここが紀州街道から続く中心の商店街で、昔は一番賑わっていたとのことです。
この中央商店街は、経済産業省の「ファサード整備(リノベーション補助金)事業」で、平成16年度に国の補助金を受けて整備された店舗が27軒あります。アーケードのポールを活用した照明灯は、国の補助金活用事業で実施され、撤去は組合単独事業。道路修景は、商店街舗装施設を廃止し、岸和田市の公共施設として整備されました。
(左)扉の内側に設けられた公衆トイレサイン。夜のセキュリティーを兼ねて、扉を閉じたときには見えなくなります。ちょっとしたすごいアイデア!。
(中)また、市道の舗装はアスファルトのショットブラスト仕上げ、排水溝も屋根のあったアーケードだったため、中央にスマートにデザインされたものでした。
この細やかな気遣いのデザインが、ヒューマンスケールの町並みを生み出すのではと感動しました。
(右)空き地のトタン塀に木ルーバー、鉢植え。商店街が通りのファサードをお化粧したとのことです。
ここ本徳寺にしかない明智光秀の肖像画。住職さんは、実は光秀は江戸時代まで生き残ったのでは、と推測されている。歴史は多くのロマンを抱かせてくれます。
めったに見ることのできない本物の光秀の肖像画、写真はレプリカですが、これまたすばらしいレプリカでした。そして、当日、思いがけない接待を頂きました。釜開きとのことで、お茶とお汁粉を出していただきました。歴史の風格と人の温かさを感じることのできた一時でした。ありがとうございます。