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土木デザインキーワード08c/土木デザインの理念
統合性3
(C) by 榊原 和彦
空間軸、 時間軸、 主体のそれぞれにおいて「統合」のデザインを
主体における統合性は、 主体の一体性を意味する。
つまり、 土木を造り上げるには、 実に多くの、 そして、 様々の主体が関わるのであるが、 主体一体の原則が貫かれなければならない。
主体の一体性と土木(京都・木津川護岸)
異なる護岸が連続している。 空間的統合の欠如であり、 より以前にできたもののデザインを継承していないと言う点では、 時間的統合の欠如である。 そして、 このような整備を許す意志決定者がいると言うこと(わざわざ以前のものとは違うものをつくることもよくあると聞く)は、 主体の一体性の欠如を意味する。
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