鳴海邦碩:
今日の講師の方々は、 1952年から1955年生まれの方々で、 学生の皆さんから見ると、 お父さんよりちょっと若めの人ということになります。 私は1944年の生まれですから、 大分皆さんと差がありますので、 我々の年代より少し若い、 中堅の方々から、 今までの経験を皆さんに伝えていただこうと考えこのセミナーを企画しました。
今日のセミナーの担当は堀口さんにお願いしております。 堀口さんはアルパックというまちづくりコンサルタントで仕事をしておられます。 それでは、 よろしくお願いします。
堀口浩司:
今日は私も含めて4人で、 若い人向けに都市環境デザインの入り口のお話をしたいと思います。
最初にお話いただく真田さんは、 京都大学の土木の大学院を出られ、 大阪市に奉職されてからずっと土木及び環境デザインの分野を担当されています。
ついで上杉さんは、 (我々はみんなそうなんですが)オイルショックのすぐ後の就職難の時代に設計事務所に入られ、 倉敷などの伝統的な町並みの中で建築設計をされてきた方です。
稲田さんは、 大阪府立大学を卒業されてから、 シンガポールに行かれて公園局で仕事をされ、 今は日本で活躍されています。 海外経験も豊かな方ですので、 普段と違う話も聞けるかと思います。
では早々に始めたいと思います。
はじめに
このページへのご意見はJUDIへ
(C) by 都市環境デザイン会議関西ブロック JUDI Kansai
学芸出版社ホームページへ