ニュータウンを超えて
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AND NOW…骨格=DECK?

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写真6左 MM21 (1993)
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写真6右 上海陸家嘴中央緑地(1997)
 先ほどの「都市骨格構造イコール デッキ」といった、複合的都市骨格構造を造りだす ための、中軸となる構造体としてのデッキへの志向性は、 今も続いています。 無論デッキがオールマイティな訳ではなく、 また批判もあることは承知していますが、 条件によっては非常に有効な解決方法であるという考えは変わっていません。

 写真6左の横浜の計画では、 デッキにせざるを得ないという事情もありました。

 計画地の隣にJRの貨物線が掘割で上がってきてグランドレベルに出てきているため、反対側の市街地や公園から分断されるし、 高架の道路ともギャップがある。 また横浜駅前の方向に行くにもレベル差があるという状態でした。 それを解消するためにデッキを導入して処理しようということで、 このプランを考えたのです。

 写真6右は上海の旧市街地の黄甫江をはさんだ向側の、テレビ塔がある甫東地区の陸家嘴というところです。 上海の友人からそこの中央緑地のプロジェクトを考えてみてくれないかと言われたのですが、 詳しく聞くと、 実は既に中国側の案が固まっている段階でしたので、 仕事としてはお断りして、 そのかわり個人的なプロジェクトとして描いたものです。

 これも一種のデッキで処理しています。 ここではデッキの構造体の中に色々な文化施設や一部商業施設を入れて、複合的な都市核を形成していこうと考えました。

 この二つの例は、 今も続く私のデッキへの志向を示したものですが、 現実には、 私が関わったプロジェクトの中で“デッキタウン”は一つも出来ておりません。

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