淡路景観園芸学校の現在と未来
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施設概要

 

斉藤

 初めまして、 景観園芸学校の斉藤です。 今日のセミナーにあたり、 まず鳴海先生はじめとする方々に篤く御礼申し上げます。

 私の肩書きをご紹介しますと「姫路工業大学 自然環境科学研究所教授 兼 兵庫県立淡路景観園芸学校主任景観園芸専門員」と非常に複雑になっています。 これについては後で述べるとして、 まずは景観園芸学校の概況についてご説明し、 それから実際の授業内容と今後の方向についてお話ししたいと思います。

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ゾーニング図
 兵庫県立淡路景観園芸学校は、 県条例に基づく教育研究機関として平成11年4月に開校しました。 淡路島北淡町、 いわゆる阪神淡路大震災の震源地に立地しています。 ある意味、 象徴的です。

 キャンパスの面積は約13.3ha、 うち1ha強の面積を研究棟や講義棟といった施設部分が占めています。 この他に24ha強の実習林もあります。

 施設で特徴的なのは、 専門課程の学生用のスタジオという個人ブースが用意されている事です。 それと全寮制で「レジデンスゾーン」と呼ばれる部分が寮になっています。

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施設全景(写真)
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キャンパス内緑地(写真)
 これがメインの施設群で、 事務管理棟、 研究棟などの施設が集中しています。 緑に囲まれていますが、 これら自体も見本園にしようということで様々な樹木を配置してあるなど、 優れた環境になっています。

 すべての施設は低層で、 緑の環境にマッチするように設計されています。

 また、 ここは日本三大瓦の産地として有名ですので、 それを屋根に使った南欧風のデザインになっています。

 キャンパス内には庭園風に流れを配置してある所もあります。 こういった場所は、 基本的にオープンキャンパスですべて公開となっており、 どなたでも自由に見学できます。

 
 
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