淡路景観園芸学校の現在と未来
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教育体制

 

 次に本学校の教育体制ですが、 今のところ大きく分けて4つのコースに分かれています。

 (1)「専門課程」は大卒以上を対象に2年間受講する本学校のメインのコースです。

 (2)「園芸療法課程」は、 国家資格を有する者、 造園園芸系の短大、 大卒を条件として、 主に園芸療法学を学ぶという1年間の履修コースです。

 (3)「専門研修」は主に社会人を対象とし、 1ヶ月〜1年間の期間で自分の課題を解決してもらうというコースです。

 (4)「生涯学習コース」があり、 社会人を対象に、 年に何回かの授業を行っています。

 以上3コースが全寮制、 つまり常に学校にいる学生のコースです。

 このように多様なニーズ、 対象に合わせたコースを設けています。 各コースについてもう少し詳しくご紹介しましょう。


専門課程

 「専門課程」の入学資格は、 先ほどご紹介したように大卒以上で定員が1学年20名です。 景観園芸のプロフェッショナルを養成する事を目指しています。

 今在学中の学生は22〜62歳とかなり幅広い年齢層となっており、 また兵庫県だけでなく岩手県から熊本県まで全国各地から来て頂いています。 最近男性が増えてきましたが、 それでも全体で女性が6割、 男性が4割ほどです。

 まだ卒業生は2回しか出していませんが、 これまでの就職先は公務員が3割、 造園建設業2割、 コンサルタントが1割強、 メーカーが1割、 その他という状況になっています。


園芸療法課程

 今年から始まった「園芸療法課程」は、 全国でも初めての試みであると自負しています。 入学資格も少し違って、 医療福祉関係の国家資格を有する者、 大卒、 造園園芸関係の短大卒の方を対象に1年間、 園芸療法の指導者の養成を行うプログラムとなっています。

 定員は15人で、 1年間です。 9月に開講し半年間園芸と医療関係の勉強をして、 あとは実際に療法の現場で概ね半年間研修をします。

 まだ1期生しかいませんが、 年齢層は20歳〜57歳と広く、 また栃木県から沖縄県まで全国から来て頂いてます。 男性が7名、 女性が10名います。

 今日は園芸療法課程の学生にも来てもらっていますので、 本人からもう少し詳しい話が聞けると思います。


専門研修

 「専門研修」は社会人や関連分野の方、 造園園芸系の学生・院生を対象に1ヶ月〜1年間で自分のテーマを解決してもらうというコースです。

 ここでは特に、 例えばコンサルや設計事務所の方が何か課題を持って1ヶ月くらいでまとめたいといったときに、 寮に閉じこもって完成させるといった使い方をしてもらう場として用意したものですが、 最近は学生や院生が来て1ヶ月くらい学んでいくといったケースも増えています。 これまでに修了生34人を送り出しました。


生涯学習コース

 「生涯学習コース」はまちづくりガーデナーのリーダー養成を目的とした社会人対象のコースです。 「本科コース」「テーマコース」「体験コース」に分かれています。

 「本科コース」がメインで、 1年間を通じて1回3日間を前後期5回ずつ、 計10回30日間かけて、 かなり本格的に学ぶプログラムとなっています。 これはただのカルチャースクールの域を超えた内容と言えるでしょう。

 さらに本科コースを修了した方や何らかのテーマを持った方が1回2日間×3回の「テーマコース」に参加されます。 ビオトープ、 里山保全、 自然保護・観察、 身近な公園整備などの各テーマがあります。

 この生涯学習コースは、 1年に500人くらい、 今までに延べ1500人が修了しています。 修了生の方々がアルファ・グリーンネットというNPO法人を設立し、 兵庫県全土の緑づくりを住民サイドから支える活動をされています。

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