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村落と市街化の三つの分類

 

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村落と市街化の三つの分類
 杉本さんが紹介されたのは下に示した村落包囲市街地です。 旧集落が真ん中にあって、 回りに新市街地が出来るという形です。 この形は大阪市だけでなく、 よその都市でも見られる形だと思います。 基本的にひとつの村にひとつの神社です。

 村落群市街地は、 いくつもの村がひとつの神社でお祭りをする形です。 それぞれの村からお神輿やだんじりが出てくるタイプのお祭りで、 それらが神社に集結してきます。 神社の力が強力な場合とか、 幾つかの神社がひとつにまとまったときなどにこの形のお祭りになるようです。

 ニュータウン隣接市街地はひとつの村にひとつの神社という形ですが、 隣にニュータウンの開発が起こって新しい街と古い町が対峙してしまう形になったところです。 三田市もそうなんですが、 大規模ニュータウンが開発された周辺ではよく見られる形です。

 今回私が紹介する事例は、 三田で一番古い市街地である駅前の三田天満神社の秋祭りと、 ニュータウンに隣接する集落にある貴志御霊神社のお祭りです。

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