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意見書に失望
2007.3.28 濱 裕明
意見書を熟読し大変失望いたしました。
市は今回の景観政策立案に対し
1.綿密な現状調査・分析・結果報告書の作成を全く行っていません。私はPコメント作成のため、幾度も公開請求をいたしました。(無いことを立証しています。)
2.また、「光輝く・・・答申」で指定容積率と高さ規制に乖離の地域に指定容積率ダウンゾーニングを指示しています。
実際は高さ規制によって容積率ダウンゾーニングすることになりますが、現在でもおこなわれている容積消化のための住環境悪化がますます激しくなるでしょう。何とかできる7階(31⇒20)何とかできる5階(31⇒15)(職住地区のため1階は店舗前提)階高の制限されたマンション設計で心いたんだ専門家はおられないのですか。せめて21m、16.5m制限なら・・・。
専門家集団であるJUDIの皆様は政策案の基本となる「現状調査・分析・結果報告書」を検討したいとはかんがえなかったのですか。
わたしは京都で建築設計を続けています。皆様の評価が低い(都市計画)コルビュジェが大好きです。
彼のなしえなかったアルジェの都市計画で、コルは「・・・それはアルジェ市とその周辺20地区の今後50年、あるいは100年にわたる未来を形作ろうとしていた。私の計画は10年間にわたる徹底した調査の集大成であった。・・・」
私はこの都市計画をみたい。建築家として。専門家も市民も納得できる政策それは、徹底した都市の調査によるのではないでしょうか。上記1.2.の大きな都市計画政策上の錯誤をどうして厳しく指摘されないのか理解できません。
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