(38)これは日本の典型的な農村の河川の風景だと思います。 手前に、 洪水で堤防が決壊したということで、 コンクリートブロックを積んでいますが、 本来は両側に見えるような土の土手で、 しかもそこには草花があり、 魚や昆虫がそこに卵を生んだり、 育って、 蝶になりトンボになっていく。 この様な農村風景がそんな風物を育んできたわけです。 それが手前に見えるコンクリートブロックによって、 そんな風景が失われていったというわけです。 [福井県足羽川]
それが手前に見えるコンクリートブロックによって、 そんな風景が失われていったというわけです。
学芸出版社ホームページへ